BTS【シュチタ】EP.9 ナムさん×Agust 【슈취타】
シュチッタ!シュチッター!
神コンテンツ揃いであるBANGTANTVチャンネル再生リストの中でも、人気上位を争うと思われるSUGAのトーク番組「シュチタ(슈취타)」。
BTSメンバーの分だけ集めた補完版プレイリストを作りましたので、よろしければどうぞ!
今回はその中から、Agust D回の話をお送りいたします。
映画『D-DAY』見に行く前にアップしたくて、謎の焦燥感に駆られました……!
だって、見ちゃったら何か色々込み上げて吐き出すまで記事を出せなくなる予感がしたんだもん~。
EP.9 ナムさん×Agust D
アルバム『D-DAY』が出たので、今回はSUGAがゲスト。代わりにホスト代役を務めるのは、栄えある第一回目のゲストだったナムさんです。
大事な自分の看板番組を任せられる相手としてナムさんを選んだ、その信頼感にグッと来ますね!
というわけで、「R-CHEITA(RMと酔うタイム)」開始。
「アルチッタ!アルチッター!」って浮かれた歌声から始まりますw
今回は過去の話より現在や未来を語りましょう、と最初に宣言するAgust D。いやーでもバンタン、基本昔話めちゃめちゃ好きですからね、どうなるかな?
冒頭から情報量が超多いので、まとめさせてください( ;∀;)
記事書いてて思うんですが、SUGAやナムさんは、ホント言語化する能力に長けてますね。
作詞家かつラッパーで、更に配信やMCを重ねて鍛えられているから、話し言葉と書き言葉の差が少ない。言葉の密度がやたら高いです。
おかげで二人が気合入れて話し出すと、内容が濃すぎて消化できないという問題が……全然要約できない( ;∀;)
同時通訳しづらいから先に原稿くださいって言われるタイプのスピーカーですね。ほんとナムさんがいてくれて良かった。
スランプ
『花様年華』シリーズの頃スランプに陥った、という話。
これっていつ頃なんでしょう。すみません、すぐピンと来ない新規で……!
アルバムやツアーの日付と、著作権者登録曲の公開日推移で何か分かるか、見てみましょう。ってすみません、いつも展開が唐突で……!
最初話を聞いた時は、『Agust D』発表後にスランプになったのかなと思ってましたが、時系列的に見ると『花様年華』シリーズの最後に『Agust D』を発表してるから、タイミングが逆ですね。
いつ作曲していつ出すかの時差があると思うので、実際のスランプ時期に関しては、ライブ配信などでの発言を追った方が詳しく分かるかもしれないなーと思いました。
収録曲の話
ナムさんが『해금(Haegeum/解禁)』初試聴。
『해금(Haegeum/解禁)』は、『대취타(Daechwita/大吹打)』収録時に収集した韓国伝統楽器のソースから「奚琴(ヘグム)」を、そして幼い頃好きだったリズムゲーの解禁曲(アンロック曲=一定の条件を満たしたらプレイできるようになる曲)から「解禁(ヘグム)」のヒントを得て作られたそうです。
何のリズムゲーやってたのかを秘かに気にするゲーム系オタク=私。SUGAの小学生時代ならもうビーマニ、ダンレボ、ポップンが出揃ってますよね。どれ系統かな~。太鼓の達人だったら笑うなw
トラック3の『Huh?』は、絶対にやりたかった「ドリルラップ」で挑んだという話。ホビとフィーチャリングした曲ですね。好きです!
私はラップやHIPHOPに関しては完全に門外漢なので、SUGAが入り口になって勉強してる部分が多分にあるのですが、毎回新しい知識が出てきて驚きます。
ラッパーSUGAとしても、Prod.SUGAとしても、色んな方向にアンテナ伸ばしてますね。
さすが大衆向けの音楽やる人はジャンル選んじゃだめだよ、って言ってた人だけあるし、この業界で生きていくっていう決意を感じる。
今回ボーカル曲がわりと多い、と紹介するSUGA。
山ごもりの話
アルバムの準備はかなり進んでいたのに、メイン含む3曲がなかなか出来上がらず、山籠もりをした話。
初日は思いきり寝たものの、2日目はいきなり『Polar Night』の歌詞が浮かび、「俺天才じゃね?」モードに入るSUGA。勢いのままに曲の方も作り上げ、ソウルに凱旋。
しかし聞き直したらいまいち……。「夜書いたラブレターを朝読み直すと死にたくなる」現象にハマったんでしょうか。
結局リリース日を延期して、1か月ほど塩漬け。その後入院💦
ダメだと思っていた曲を病院で改めて聞き直したら、いいと感じられたそうで、その後無事リリースへ。病院で働きすぎw
アルバム発売にかける意気込み
アルバム発売後は精力的に活動する予定のSUGAに対し、ジミンちゃん回の「シュチタ」で披露していた『可愛くてごめん』チャレンジを期待しているナムさん。
「きっとたくさんリクエストされるから練習しておいてくださいね。猫耳もつけて!」と、ありがたいことこの上ないエールを飛ばしております。
バンタンは基本仲間ペンだから、ARMY目線に回った時のアドバイスが的確過ぎて……さすが『Pide Piper』出してくるアイドルは違う。ファン心理を知り尽くしてる( ;∀;)
「たくさんトレーニングをして行く予定です」「シュチタのMCとして負けるわけにはいかない」と、こちらも意欲を見せるSUGA。後者はちょっとよくわからない。
この謎の意気込み、どっかで見ましたね……。
この後、目の前で『可愛くてごめん』チャレンジ見せつけられたナムさんが、「わあ、確かになんかムカつくね」って口走って、いい笑顔で流してた姿がツボりましたw(17:08~)
皆、ほんとヒョンに対して遠慮ないよね。いいよいいよー!
ワークライフバランスとメンバー愛
ワークライフバランスを重視するナムさんからすると、仕事にかなり重点を置いて生活しているように見えるSUGAヒョン。
SUGAは「元々忙しい中で曲作りをしてきたので、それが自分のワークライフバランスだと思う。高校生の頃から仕事に集中してきたが、年齢を重ねるにつれて、仕事以外の時間も必要なんだなと感じるようになった(要約)」と述べています。
仕事以外の時間について、ナムさんが質問。
このやり取り、個人の希望を問われているのに、「BTS」としての企画を提出してしまっているSUGAが愛しいです。
「あなたが一番かっこよかったステージは?」と聞かれて、結局「僕たち」の思い出を選んだジミンちゃんと一緒よ……!
『Road to D-DAY』と『D-DAY』ツアー
BTSメンバーのソロ活動で初のツアーに出るSUGAを、メンバーも心配している様子(特に健康面)。
1週間に3回のペースで1か月間公演を行う、というのは多いのかわからず、日程を検索してみました。ああ、国内外の移動と会場変更があるんですね。それは忙しい……!
SUGA自身は、暇だと自分を追い込んでしまうから、忙しい方がいいそう。知ってたけど、この人ほんとワーカホリックですね……!
ツアー準備は大変だけど、BTS公演ではできないことを試せるのを楽しんでいるSUGA。その分決めることも責任も多くなるけど、全部背負おうと決めている様子が潔くてかっこいいです。
メンバーがソロツアーをしたいと思った時に助言してくれる人がいないという現状を踏まえ、自らがソロツアーを行うことで、メンバーに話してあげられることが増えると考えた、と語るSUGA。
SUGAがソロツアーを行い、コロナ禍で会えなくなったARMYの元へ直接出向くことで、待つための原動力を作ってくれる、とナムさんが感謝と尊敬の念を捧げます。
皆で一緒にできたらいいけれどそれができない状況だからこそ、自分だけでも一人で走ってみようと決意した、と語るSUGAの気概が尊いですね。
いつも、自身が与えられる最大のものをBTSに還元しようとしているように見え、その愛の深さに打たれます……!
「SUGA/BTS/Agust D」3つの名前ですべて1億回以上のストリーミング曲を持つ初の韓国人アーティスト・SUGA。
ナムさんにそれを知らされた本人、浮足立って弟の言葉を全く聞いておりません。かわいいw
スランプの話 Pt.2
5~6年前、SUGAがすごく深い泥沼にハマっていた話。
2~3年の周期でスランプが来るらしいけど、話すほど深みに行くようでSUGAとの会話が大変だったそう。
しかし、最近のSUGAはチーム内で一番明るい話をするようになり、仕事に対する姿勢も能動的になった感じがして、喜んでいるとのこと。
ほぼ毎日一緒に過ごしている関係であることを差し引いても、めっちゃよく見てますね。
この人たち、すごいとこまで深堀りしてくるの歌詞だけじゃなかったわ……と震えながら聞いている私。
このトーク番組、内容がめちゃめちゃヘビーじゃないですか? 37分と思えない濃さです。そろそろブラックホールが生まれそうな密度なんですが。
こういう話できるのメンバーだけだよ、家族みたいなもんですからね、ってやり取りがありましたが、いや、家族や恋人でもそこまで行くかなあ……?
SUGAは、過去の過ちや未来への不安ばかり考えていたけど、最近は現在に集中することを心がけるようになったとのこと。
不安を覚える自分の感受性を宿命と受け止め、どうポジティブに捉えていくかをすごく考えたそう。
何気にナムさんが「僕と同じですね」と相槌を打っていて、内省派の二人の共通点が垣間見えます。
ナムさんも最近少し楽になった感じがする、と言うSUGA。
最近は「何とかなるさ」と楽観的に考えられるようになったから、と答えるナムさんに向ける眼差しに優しさが溢れてます。
色んな事を乗り越えながら、先にいつも希望を描いてくれるバンタン。そんな彼らの姿が大好きです。時々震えさせられるけど( ;∀;)
テテ「Chapter2は、露出とは関係ありません」
弟たちのソロ活動の話題。
過去と未来と叶えたい夢
過去に戻れるとしたら、と問われて「練習生の頃(18歳)」と答えるSUGA。「当時の熱をもう一度感じてみたい」そう。
SUGAの叶えたい夢はこれ。
最後はホストとゲストが入れ替わって、ナムさんの「叶えたい夢」。
過去も未来も「現在」から生まれるものだから、今に集中して生きたい。そうすれば、どんな選択をしても後悔はないと思う、と信念を語るナムさん。
僕たちはBTSとして生きてきたけど、いつも「現在」の話をしてたねと、最後まで主語が「We」になりがちなSUGAが愛おしかったです。
最後に「シュチタ」で締めるか「アルチッタ」で締めるか、奪い合う二人w
いい話も深い話もたくさんしてるけど、騒がしさも忘れずミックスされていて、もうお腹いっぱいです……!
さて、これアップしたら映画行ってきます。待ってて、ユンギ!
シリーズ記事
コーヒー一杯奢ってください( *´艸`)