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スキ10以上集

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スキが10以上あるものを集めてみました。 良かったら見てってください~
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#多様性を考える

人生コント説

人生コント説

僕らは”人生”というコントを生きている。
脚本も筋書きも、きっとない。

ただしかし、一つだけ存在するものがある。
それは役割だ。

この世の全ての人はそれぞれ何かしらの役割を演じている。
この”note”というコントでは、僕は「ノルウェーで留学をしている東大院生」という役割になる。
”家族”というコントでは「24になってもまだ親のすねを齧り続ける愚息」という役割かもしれない。
”ノルウェー”とい

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“私”を見てという儚い願い

“私”を見てという儚い願い

この時代、属性ではなく「私」という個人を見てほしい。
そういった儚い願いが数多く見受けられる。
夫婦だったり性別だったりのジェンダーロールではなく、個人として見てほしい。とかね。
学歴関係なく見てほしい。とかも。
だけどそれって無理だよねって話。

似たような話を「性自認は浸透するのか」で書いたが、
人はカテゴライズすることで理解する。
名前も性別も年齢も職業も性格さえもすべてカテゴリーに分類され

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「定義づける」文化

「定義づける」文化

初投稿ではあるけど最初から自分の考えについてつらつらと書いてみようと思う。

昨今何かと話題な“LGBTQ”について。
元来、レズビアン・ゲイを中心とする同性婚を認めようとする動きに起因していたが、今やトランスジェンダーやクィアなども加わり、同性婚の範囲ではなく、“性自認”というかなり抽象的なトピックへと変わってきている。
多様性の謳われる現代、様々な性別を認めようという動きがあるが、私はこれに対

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性自認の強要

性自認の強要

さて、先ほど「定義づける文化」という文章を書いたが、この性自認で僕が密かに恐怖を覚えていることがある。
それはタイトルにあるように「性自認の強要」である。
多くの人の理解が進めば進むほど、誰しもが一度は自身の性自認を気軽に考えることができてしまう。
これの何が怖いのか。

この恐怖感はネットの病気診断に通ずるものがある。
つまり自分に当てはまる、都合の良いものを切り取って「自分は〇〇である」と自称

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同性婚を認める弊害

同性婚を認める弊害

先ほどあげた文の中に、同性婚反対派の意見に「少子化に拍車がかかる」といった意見がある。
そんな馬鹿げた意見は置いておいて、真剣に社会のシステムとして同性婚を認めづらい理由を論じてみようと思う。

初めて僕も盲信的に同性婚賛成派だったのだが、反対派の意見を真剣に考えてみたときに一つ大きな障壁があると気付いた。
それは同性婚を認めるということはすなわち、「婚姻は子供を作るため」といった前提が崩れるとい

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