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好反応(リアクション)でも意識した相槌の時点で不快になる
こんばんは、経営者のこうたです。
初対面の人との会話で神経をすり減らしている人は少なくないと思います。
相槌やリアクションに気をつけている人ほど注意が必要です。
今回の内容は、仕事もプライベートも関係ありません。
悪癖として身についてしまい、厄介なのは本人が気づけないこと。
ネットの情報に左右されている人もやらかしている可能性大です。
1.リアクションは意識した時点でマイナス印象となる
仕事上では若い男性と女性に多く、
プライベートでは男女の会話でよく見られます。
リアクションを意識するという行為が何を示すのか?
それはつまり、相手の話に興味がないことを示しています。
ネットで会話のコツを調べると、『質問力』と『聞く力』に絞ってアドバイスが書かれています。
しかし質問力があればそもそも会話のコツなんて調べませんし、わざわざネットで調べなくても質問の仕方なんて分かっているはずです。
でも難しいから調べる。
そうなると、受け身の方向にシフトしてしまうのが人間です。
つまりは『聞く力』に走ってしまう。
・相槌を打つ
・相手の言葉を繰り返す
・語尾を高める
これ、意識している人は今すぐ忘れてください。
特に、「相槌を打つ」を意識している人は今すぐやめたほうがいいです。
相槌を打つこと自体は会話に大切なことなのですが、意識してしまうと口癖に変わってしまいます。
「なるほど」
「なるほどですね」
「間違いない」
「へえ!」
「そうなんですね」
「そうなんですか!」
いわゆるテンプレートな相槌になってしまい、短い会話の中で何度も連用してしまいがちです。
言っているほうは気づきませんが、聞いている側は違和感ありまくり。
何度も繰り返されると思うのです。
「ああ、俺の話に興味がないんだな」と。
だってよく考えてみてください。
本当に面白い話を聞いたら笑ってしまいますし、心から尊敬できる出来事を聞いたら「すごっ!」と思うはず。
そのリアクションを意識してやろうと思った時点で、興味がない証拠です。
2.男を持ち上げるのがうまい女性はなぜ不快にならないのか?
言葉が悪くて申し訳ないですが、見た目がいいだけで言動が不快でしかない女性もいます。
私はその手のタイプを見抜くのが得意ゆえ、絶対に引っかかりません。
やはり下手な人は、テンプレ相槌を連発します。
別に私から雑談を振ったわけじゃなく、質問されたから答えたのに、適当な反応をされるとだいぶイラッときますね。
しかし、そんな私でも楽しい気分にさせられてしまう女性はいます。
それは、
⑴相手の会話に興味を持とうという姿勢がある
⑵会話という行為そのものを楽しもうとしている
⑴相手の会話に興味を持とうという姿勢がある
プライベートは当然として、仕事上でも雑談を交わすことはよくあります。
実際、本題に入る前の雑談でその人のタイプが分かってしまい、「あ、この人とは合わないな」と思うこともしばしば。
相手の話が単なる自慢話なら適当にスルーしますけど、経験談や仕事に関わる会話、自分の知らない分野なら私は興味を持とうと意識します。
というより、たいていは面白いです。
笑い話ではなくとも、自分の知らないことを知れるのは純粋に面白い。
そしたら質問も自然と出てきますし、リアクションを意識しなくても困りません。
ただ、この姿勢は及第点で、会話という行為のみでより良い関係値を築くポイントにはなりません。
⑵会話という行為そのものを楽しもうとしている
話す時も楽しそうに、聞く時も楽しそうに。
会話の内容にも興味を持っていますが、それ以上に「あなたと話すことが楽しい」という感情が強い。
仕事で、元キャバ嬢No1の女性と一緒になったことがあります。
彼女は本当にすごかった。
私は仕事スイッチが入っている時なら、相手がどれだけの美少女でも緊張せずに話すことができます。
ですがその子は、強制的にコミュ障な私−−−−−−つまりは素の私を引き出したのです。
数年後に結婚したことを聞いて、ショックを受けたのを覚えています。
キャバクラに行ったことはないですけど、ハマってしまう気持ちがよく分かりました。
3.不快なリズムと不快なタイミング
もしも今、「自分は不快なリアクションをしてしまっているかも」と思っているのなら、『2つの不快』に気をつけてください。
・不快なリズム
先ほどから繰り返しお伝えしている相槌も当てはまりますが、リアクションのタイミングが一定のリズムで行われている人がいます。
相手の会話に対するリアクションは、相手の会話に合わせてするのであって、自分のタイミングですることではありません。
相手の会話を集中して聞いていないからなのだと思います。
たとえ雑談と言えど、仕事の中での会話ならしっかりとしましょう。
・不快なタイミング
これはリズムに比べたら少ない割合です。
言い方を変えるのであれば、リズムが合わないのです。
相槌のタイミングが食い気味になったり、ワンテンポ遅れて言ったり。
そしてふと相手を見ると、こちらを見ていないんですね。
仕事中に出会うことは滅多にないタイプで、おそらく興味のない態度の究極系なのだと思います。
4.あくまで仕事でマイナス印象を与えないために
今回は、「相手の話がつまらなくても悪印象を与えないようにするために」という内容です。
つまり、ビジネスマンとして気をつけようという話。
コミュニケーションをとるのも仕事の1つだし、話がつまらなくても仕事ができれば友好関係は築けます。
ただ、プライベートでは優先順位が下がります。
不快にさせないのは必要ですが、そもそも相手がそういう反応をするのは話がつまらないからです。
プライベートなら、話がつまらないほうに問題があると言えましょう。
聞く力を磨く前に、質問力や雑談力、鉄板トークを磨くことを優先してください。
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