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コーヒーと音楽 Vol.130

The Decemberists - Of Angels and Angles

追記:貼り付けていた動画+歌詞は削除しました(2022/08/21)

今回の「コーヒーと音楽」では、The DecemberistsOf Angels and Anglesを取り上げます。

↓日本ではカタカナだと「ザ・ディセンバリスツ」。ちょっとこれは。いや、しょうがないのか。

でも僕の持つThe Decemberistsのイメージが崩れるような。。

↓バンド名の「The Decemberists」の名前の由来は、The December Revolt、ロシアのデカブリストの乱から取られたそうです。

そして、Decemberという月が持つ"drama and melancholy"(ドラマ性や哀愁)のイメージも入っているそうな。

そんな彼らの作る曲はバンド名のイメージそのものです。

幸運なことに、2004年あたりに彼らのライブを観ることができました。大所帯バンドでものすごく勢いがあるのを実感した記憶があります。

その後は全米チャートで1位を取るぐらいまで人気のあるバンドに成長しました。

今回紹介する曲 Of Angels and Angles は、2005年リリースのアルバム Picaresqueのラストに収録されています。

彼らの歌詞は背景知識がないと理解できないものが多く含まれています。調べてみないとわからないことだらけです。

それがゆえに、すごく勉強させてもらえるアーティスト。

Of Angels and Anglesは、グレゴリウス1世が市場で見かけたアングル人の子どもたちを「エンジェルのようだ」とNon Angli, sed Angeli ("Not Angles, but Angels")と語ったことにかけているそうです。言葉遊びですね。

また、ソウル・アリンスキーの言葉 "....is a world not of angels, but of angles where men speak of moral principles but act on power principles" に関連があるのではともWikipediaには書いてありました。

調べはじめると難しいことだらけになりますが、単純に寒さを纏った12月にふさわしいこの曲に聴き入るだけで満たされるものがあります。

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The Decemberistsの曲はやっぱり12月にぴったり。

木曜日。もう12月。実感のない12月。来月はもう新年になるなんて。

皆さんが体調崩しませんように。良い1日を!

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12月2日 韓退之(768 - 824)この日昌黎県(河北省通州の東)に生まれた。唐宋八大家の一人。唐代の代表的な文学者。前代の技巧派の宿弊を打破し、古文の復興に努力した。

 真理を伝え、学を授け、疑を解くもの、それが師である。人間は生まれながらに知るものではないから、師につくことが絶対に必要である。その場合、問題は真理にあって、年齢や身分に関係しない。工人たちはたがいに師とし合うことを恥じないのに、士大夫たちは、年齢がどうの、学業がどうの、といって、師である弟子であるといえば、みなが笑う。相手の官位が低いと、かっこうが悪いと思い、高ければ高いで、へつらっているように思う。君子は工人たちを眼中においていないけれども、現状では、その智はかえって工人に及ばない。奇妙なことである。(師説)

 桑原武夫 「一日一言」(岩波新書)より

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12月2日 山﨑 努(1936 - )この日生まれた日本の俳優。妻は元宝塚歌劇団星組出身の黛ひかる。娘は山崎直子。

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