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コーヒーと考察 Vol.18
文喫
![](https://assets.st-note.com/img/1653910689562-MIjVC40hJC.jpg?width=800)
皆さん、こんばんは。
この間、平日に時間が取れたので、ずっと気になっていた六本木の文喫に行ってきました。
文喫は入場料(平日1650円)を払って利用する本屋さんです。
何で文喫を知ったのかは覚えていませんが、面白いサービスだなと思っていました。
六本木なんてまず行くことのない土地。こういう土地だとGoogle Mapを見ていても方向感覚がおかしくなります。
なんとなくフラフラしていたらたどり着きました。想像していたのとは違う建物(もっと大きなビル1棟のイメージを勝手に抱いていました)。
受付を済ませて入場してみます。
ちょうどランチどき。店舗内にある飲食スペースで、定番だというハヤシライスを注文。普通においしい。
そして、コーヒーはお代わり自由です(普通においしい)。
![](https://assets.st-note.com/img/1653910689770-DCm64BZ3Du.jpg?width=800)
この文喫の特徴は、図書館のようなスペースで飲食ができること。そして入場料を支払うというサービスなので、客層、客数をコントロールしている点。
入場料を支払っても本屋に行くことに抵抗のない人、入場料を支払ってもメリットを享受できる人しか利用しないないわけです。
空間的には余裕があります。各々が設置されているソファーでくつろぎながら読書したり、寝転がって本を読むスペースもありました。また、商談するようなスペースもあります。Wifi利用もできます。
ここは時間潰しにはもってこい。
本が置いてあるカフェで何時間もいる自分は今は想像できませんが(昔は喫茶店に入り浸るようなこともあったのになぁ)、この空間であれば1日とは言わないまでも半日はいられそうです。
ちょうど雨が降る日に行ったのですが、まさに雨天時オプションとして最適。
これでもっと大きなスペースに図書館並みの品揃えの本があって、ソファや椅子などのバリエーションも増えたらすごく良い。
そうに考えていると、まだまだこの形態のサービスはポテンシャルがある気がします。
文喫は本屋なので、置いてある本は図書館とは違って購入できます。
となってくれば同じような考えで、置いてあるソファーや椅子などもインテリア系会社と提携して販売することもできる。カフェで使っている食器やカトラリーを売ることもできる。
なぁんて妄想はするのですが、そうなってくると本業の「本」に集中することができなくなるから、結局今の形態がベストなのでしょうね。
本屋さんで買った本、図書館で借りた本をお気に入りのカフェで読むという選択肢。
文喫のようにカフェと図書館、カフェと本屋が合体したような空間を入場料を支払って利用する選択肢。
気分、状況に応じて利用できるオプションがあるって良いです。
まだ、文喫に行ったことがない方。美術館に行くような感覚でその空間に訪れてみてはどうでしょうか。
それにしても実際に手に取るという行為はやっぱり貴重だなぁと感じます。本も然り、レコードも然り。そこにはネット上にはない出会いがあります。
何日間かかけて、ゆっくり書店巡り、カフェ巡りでもしたいな。
火曜日。今日で5月も終わりですね。もう梅雨のような天気です。ゆっくり過ごしましょう。
皆さん、良い夕べをお過ごしください。
<今日の誕生日> 5月31日 ヘンリー・レヴィー(1926 - 2006)この日生まれた、アメリカのレコーディング・エンジニア、音楽プロデューサー。ジョニ・ミッチェルの代表作を数多く手がけた。
<カレンダー日本の天気> 5月31日 熱圏(温度圏)
上空数百キロのところは、地上とは全く違った世界である。大気はあるがごく薄く、太陽の光や微粒子流(プロトン(陽子)やエレクトロン(電子))のため空気は電離しており、オーロラなども現われる。気温は1000度以上という高温で、”熱圏”または”温度圏”と呼ばれている。
そんなところにいったら、人間も焼け死んでしまうだろうと思う人も多いだろうが、その心配はいらない。気温は高くとも、密度がごく小さいので、熱量としては問題にならない。ここにおかれたものの温度は、太陽の光と、そのものから出ていく熱放射のバランスできまり、そんな高温にはならない。
※この本が出版された1982年の記述です。
<一日一文> 5月31日 ホイットマン
見知らぬひとよ、もし通りすがりにきみがわたしに会って、
わたしに話しかけたいのなら、どうしてきみがわたしに話しかけてはいけないのだ?
そして、どうしてわたしがきみに話しかけてはいけないのだ?
(「きみに」)
『対訳 ホイットマン詩集』木島始編、岩波文庫、1997年
<今日の英語>
One of the advantages of the proposal was that the costs involved were negligible.
その提案の利点の1つは、含まれる費用がごくわずかということだった。
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