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コーヒーと音楽 Vol.138

Judee Sill - Jesus Was A Cross Maker

追記:貼り付けていた動画+歌詞は削除しました(2022/08/21)

コーヒーを飲みながらちょっと一曲。今回の「コーヒーと音楽」で取り上げるのは、Judee SillJesus Was A Cross Maker

僕の中には自分で勝手に決めた名曲リストがあります。この曲もそのうちの一つ。非の打ち所のない完璧な曲です。

↓この曲の素晴らしさの裏には、Judeeの過酷な人生があります。Judeeは曲を作ることで光を産み出し、そして見出していたんだろうな。

商業的ヒットには恵まれませんでしたが、多くのアーティストに大きな影響を与えました。

この曲の中にある悲しみ、それに向き合うJudeeを想います。凛とした部分と弱さ。それでも自分の中にある大切なものを信じて生きゆく精神を感じられるからこそ、僕はこの曲が大好きなんだろうと思います。


いつも参考にしているsongmeanings.comのコメント欄には、Judeeがこの曲について言及した言葉がありました(引用先は不明)。

Judeeはこの曲を作るか、さもなくば死ぬかぐらいまで追い詰められていたようです。様々な苦悩を抱えて生きていたJudeeのことだから恐らく本当でしょう。

苦しみがあるからこその美しさ。完璧な曲。

この曲のプロデューサーであるグラハム・ナッシュが在籍していたバンド、The Holliesもカヴァー。このバージョンがキャメロン・クロウ監督のエリザベス・タウンで使用されていました。このカヴァーも大好きです。コーラスが素晴らしい。

Mama CassことCass Elliotもカヴァーしています。そのキャッチーさから批判する人もいますが、僕は断然好きです。このバージョンにはこのバージョンの良さがある。

ふっと頭の中に流れてきたJudee Sill の Jesus Was A Cross Maker。クリスマスシーズンというのもあるからなのかな。

ハートに火をつける音楽もあれば、心のロウソクにそっと火を灯すような音楽もあります。今回は後者ですね。

火曜日。寒い。でも、だからこそロウソクの灯の温かさを感じられる。

皆さん、おやすみなさい。

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12月20日 岸田劉生(1891 - 1929)この日死んだ近代日本の独創的画家。文学の「白樺」派と呼応して大きな影響をあたえた。令嬢麗子の肖像をたくさん描いた。

桑原武夫 「一日一言」(岩波新書)より

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12月20日 タイガー立石(タイガー たていし、1941年12月20日 - 1998年4月17日)は、日本の画家、漫画家、絵本作家、陶芸家。本名、立石紘一(たていし こういち)。

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