コーヒーと音楽 Vol.128
山村暮鳥のうた - 藤の花
今回の「コーヒーと音楽」は、山村暮鳥さんの詩にメロディーをつけて音で表現している、山村暮鳥のうた の 藤の花 です。
※記事を書いたとき貼っていたYoutubeの動画は観られなくなってしまいました。代わりに曲は違いますが「山村暮鳥のうた」のライブ映像を改めて貼っておきます。素晴らしいバンドです。機会があればライブを観ることをオススメします。
年末に近づくにつれて、今年一年を振り返ることも多くなります。その中には些細な思い出も含まれています。
僕はベランダでプランターをいじっているのですが、今年は植物がすごく生き生きしていた年です。そしてそれは山にも言えて、藤の花がいたるところで咲き誇っていました。
そしてこの曲を聴いて、詩を読み、郷愁に浸る。
↓山村暮鳥さんは群馬県は高崎出身の詩人。群馬と言うとやっぱり萩原朔太郎さん(前橋生まれ)を思い出します。ふたりが室生犀星さんとともににんぎょ詩社を設立したのも、同郷のよしみも間違いなくあったことでしょう。
↓今回の藤の花が収録されているこのアルバム全体がノスタルジアの塊のよう。
↓どれも染み込む詩とメロディー。
↓クレジットには知っている名前もちらほら。
↓山村暮鳥さんの詩は年代でいえば、大正期のもの。100年以上前の詩に動かされたものたちが曲をつくる。いいな。
↓僕はなぜか今回の曲、詩「藤の花」が好きです。
ゆらりとしてみろ
藤の花を見上げる山村暮鳥さんの心の有り様が、数少ない言葉から伝わってきます。
土曜日。ゆったりとした気持ちでコーヒーを淹れよう。
皆さん、良い1日を!
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11月27日 一休(1394 - 1481)この日死んだ室町末期の臨済宗の僧。京都、大徳寺の住持であった。書画、詩、狂歌にたくみで、諸国を漫遊し、奇行をもって世人をおしえた。
いにしえは道心をおこす人は寺にはいりしが、今はみな寺をいずるなり。見れば坊主に知識もなく、坐禅をものうく思い、工夫をなさずして道具をたしなみ、ころもは着たるとも、ただとりかえたる在家[俗人] なるべし。けさ衣を着たりとも、衣は繩となりて身をしばり、袈裟は鉄のしもく[撞木] となりて、身をうちさいなむと見えたり。
袈裟ごろも ありがたそうに 見ゆれども これも俗家の 他りき本願
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11月27日 ジミ・ヘンドリックス(1942 - 1970)この日生まれた、アメリカのギタリスト、シンガーソングライター。出生名はジョニー・アレン・ヘンドリックス(英語: Johnny Allen Hendrix)。日本では「ジミヘン」の愛称で呼ばれることがある。
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