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コーヒーとお酒 Vol.34

白ワイン飲み比べ その22

皆さん、こんばんは。今日も天気が良く、夕空にはまぶたを閉じたような月が輝いていました。

あたたかな気候にちょっぴりひんやりした空気もあって、春と夏の合間を感じます。

こんな季節になってくるとビール、という方も多いかと思いますが僕は俄然白ワイン。

といっても元々アルコールには強くないし、最近はさらにそんなに量も飲みたいとも思わないので、ちょっと良さそうなワインを休みの日に楽しむ程度です。

さて、今回は白ワイン飲み比べコーナー。早速今回飲み比べた5本、そしてその中で特に気に入った2本を選びます。

<1位通過>

ヤルデン・マウント・ヘルモン・ホワイト (2020) イスラエル

はじめてのイスラエル産のワイン。ヘブライ語表記なのがまた良い。

ただの興味本位で買ってみたのですが、これおいしい!

青リンゴのようなアロマに滑らかさがあります。とっても気に入りました。

そしてカラーリングも含めてボトルデザインが秀逸です。

これを機にイスラエルワインも発掘したくなりました。

この取引先の会社も日本語ラベルを極力シンプルに主張しないように配慮しているのが伺えます。
このあたりも好感が持てます。
コルクのデザインがまたかわいい。そしてカラーリングとマッチしています。
ゴラン高原。
ワインの楽しさのひとつは、いつか習った地理を楽しく復習できること。
うわー、ヘブライ語わからん(笑)。
それがまた最高です。
世界は複雑。それが良い。

<2位通過>

パスカル・ジョリヴェ ソーヴィニヨン・ブラン・アティテュード (2020) フランス

やっぱり自分はソーヴィニヨン・ブランが好きなんだなぁと再認識させてくれるワインでした。

これもおいしい。すごくマイルドで爽やかです。幸せな気持ちになれます。

<その他>

クラレンドル・ブラン (2020) フランス

いや〜このワインもおいしかったのですが、前者2本の印象が強くて今回は「その他」扱いさせていただきました。

以前の飲み比べであればスーパーの安めのワインの中からの選出。そこにこのワインがあれば選ばれてもおかしくないクオリティーです。

最近の飲み比べているワインはどれもクオリティーが高いので、その中から選ぶのはとても難しいです。

イエルマン・シャルドネ(2020) イタリア

このワインもおいしい。選ぶのに困ってしまいます。

青リンゴやレモンのような香りを感じます。

実は今回飲み比べた白ワインの中ではこれだけ価格が4000円を超えています。

ただ正直なところ、僕には他の2500円前後のワインよりも、このワインの価格の期待値を上回らなかった感があったこともあって「その他」としました。

ヴィリー・ギッセルブレヒト ピノ・グリ(2015)フランス

地元の酒屋さんで買ったピノグリ。いや〜ちょっとこれはいただけませんでした。

なんだろうなぁ、あえていうならば薄い梅酒のような感じ。

前にウクライナ産のピノグリージョを飲んだ時とってもおいしかったので期待してしまったのですが。残念。

以上となります。

白ワインもそろそろ自分の中の定番を持っておきたいところです。

価格帯が2500円前後のものであれば安心できる白ワインが多いイメージ。

安心しておいしく飲める。コーヒーもこれが一番重要です。

水曜日。夢の中でゆっくりしましょう。

皆さん、おやすみなさい!


<今日の誕生日> 5月4日 ロン・カーター(1937年 - )この日生まれた、アメリカ合衆国出身の黒人ジャズ・ベース奏者。


<カレンダー日本の天気> 5月4日 北国の春  

北国の春はおそく、短く、すぐ夏になる。サクラが咲くのは五月になってからであり、ウメも同じ頃咲き、遠くから見ると区別がつかない。本州ではウメはサクラよりもひと月からふた月早く咲くので、東京育ちのものにはちょっと異様に感じられる。雪が解けてからの草ののびの早いのにも驚かされる。  北国の北海道はスイスによく似ている。ボプらあり、ライラックあり、ナナカマドあり、なんとなくエキゾチックである。  リラの窓開けて修女のタイプ打つ というのがあるが、リラは東京では気候が違うためか、うまく育たない。

髙橋浩一郎「カレンダー日本の天気」

※この本が出版された1982年の記述です。


<一日一言> 5月4日 洪自誠 (16-17世紀) *明末の儒者。老荘の説と禅学をまなび、1602年に「菜根譚」を発表した。  

人の悪を攻めるのに、ひどくきびしくしてはならない。その人が受け取って背負うことができるていどにするように、考える必要がある。人に善をおしえるのに、ひどく高い理想を示してはいけない。それ人がきっと実行できるように、と考えであげるべきだ。幸福は求めて得られるものでない。きげんよくくらして福をまねくもととするほかない。わざわいはさけられない。他人を害する心をなくして、わざわいに遠ざかる法とするほかない。(菜根譚)

桑原武夫 「一日一言」(岩波新書)

※この本が出版された1956年の記述です。


<一日一文> 5月4日 北原白秋

銀笛のごとも単調ひとふしに過ぎもゆきにし夢なりしかな いやはてに鬱金うこんざくらのかなしみのちりそめぬれば五月さつきはきたる かくまでも黒くかなしき色やあるわが思ふひとの春のまなざし (「銀笛哀慕調」)『桐の花』(『北原白秋全集』高野公彦編、岩波文庫、1999年

木田元 編 一日一文 英知のことば(2018)岩波文庫より

<今日の英語> 

There were a myriad of famous names at the high society wedding.

その上流社会の結婚式には、ものすごい数の著名人が出席していた。

英検1級 でる順パス単

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