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コーヒーとお酒 Vol.25

白ワイン飲み比べ その20

昨年の1月からふと思い立って、白ワインを飲みはじめました。それまでは白ワインを飲むことなど皆無だった自分です。なぜに白ワインにハマったのか自分でもよくわかっていませんが、人生はそういうことの連続です。

飲みはじめてみるとコーヒーと同じで、それぞれのワインに個性があり、自分にとって大当たりのワインもあれば、う〜む残念というようなワインもあってすごく楽しめます。

赤ワインだとどこか気持ちに余裕がないと飲めないイメージがあるのですが、その点白ワインは気軽に飲めるイメージだったのが飲むきっかけとしては大きかったです。

キッチンで白ワインを飲みながら料理すると幸せな気分にもなれますしね。

そんな白ワインの飲み比べをし始めて、やっと20回目。毎回5本ずつ飲んだらレビューしてきたので、これで白ワインを飲みはじめて通算100本となりました。

お酒に強くない僕がよくもまぁ飽きずに飲んできたなと思います。それだけ自分と相性が良く、魅力のあるお酒です。

それでは結果を見てみましょう。

<一位通過>

ドメーヌ・ガングランジェ / アルザス ゲヴェルツトラミネール(2020)フランス

はじめて飲むゲヴェルツトラミネール(ぶどうの品種)のワインです。いや〜これはおいしい!微発泡な感じと、ライチのようなフレッシュな香り。辛口表記ですが、強くて痛いような辛さは全くなくて、どちらかといえばまろやかさを感じます。これは完全に好みです。

俄然、ゲヴェルツトラミネールの白ワインに興味を持ちました。


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<二位通過>

ブルゴーニュ オート・コート・ド・ボーヌ・ブラン エレベーション 382(2019)フランス

これまた複雑な味わいの白ワインです。この複雑さは前にベリンジャー・プライベート・リザーブ・シャルドネを飲んだ時に感じたものに近い印象を受けました。初日に飲んだ時は、独特のキツさを少し感じてしまったのですが、2日目はカドが取れて僕好みの味わいに変化していたのが嬉しかったです。

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<その他>

ボデガ・ノートン シャルドネ・レゼルヴァ(2020)アルゼンチン

↓おそらく初めてのアルゼンチン白ワイン。結構辛口です。ほのかな良い香りがあります。個人的にはもう少し口当たりマイルドなのが好みかな。

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<その他>

シュフマン ムツヴァネ(2019)ジョージア

↓はじめてのジョージア(国)の白ワインだったので楽しみにしていたのですが、このワインはちょっと辛すぎて楽しめませんでした。

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<その他>

ランゲ・アルネイス(2020)イタリア

このワインも僕にはちょっと辛すぎました。少し時間が経つと辛めのレモン水のような印象を受けました。

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コーヒーと同じで白ワインが好きと公言していると良いことがあります。今回の一位通過のゲヴェルツトラミネールのワインも、僕が白ワインにハマっているのを知った方から特別に頂いてしまいました。

なんでもそうですが、興味を持って首を突っ込んでいると何かが回り始めます。その感覚がとても自分にとっては貴重です。

ここのところ落ち込むこともあって、ずっと塞ぎ込んでいる部分もあるのですが自分の好きなものに救われています。

こんなときを大切にしたいと思います。

月曜日。夜空を見上げて深呼吸して寝よう。

皆さん、おやすみなさい。

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2月21日 サッポオ(B.C. 610頃)*古代ギリシアの女流詩人。レスボス島の少女に歌や舞を教え、アプロディテの祭りをつかどった。プラトンに影響をあたう。

 さながらに 紅のりんごの 色づいて みづ枝に高く いと高い こずえに高く。 つむ人の はて見おとしか いや見落せばこそ かいなとどかぬ その紅りんご。
 死ぬのはわるいこと 神さまたちも そうきめて いらっしゃる さもなくばみんな 死なれたろうはず。

桑原武夫 「一日一言」(岩波新書)より

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2月21日 ニーナ・シモン(1933 - 2003)この日生まれたアメリカ合衆国のジャズ歌手、フォーク、ブルース、R&B、ゴスペル歌手、ピアニスト、公民権活動家、市民運動家。

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