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ひねくれ大学院生の日常

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世の中を少しうがった目で見てしまう、ひねくれ大学院生の考えていることをつらつらと。
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#大学院生

カズオ・イシグロの歌詞を和訳してみた

カズオ・イシグロの歌詞を和訳してみた

思い出してしまう今日この頃

梅雨明けも間近、夏がやってくる予感がする

でも、今年は遠出はできないだろうな

過去の旅行の写真や動画を見返すと

ノスタルジックな気持ちになってしまう



レンタカーで煌めく地中海沿いをドライブしたニース

星を眺め、波音に消え入るように眠りについたジープ島

朝日と夕日と人の優しさに心奪われた南インド



”また旅に行けたらいいのに” が溢れる歌詞たち女

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“雨エンタメ”~家にいたら雨が好きになったという予想できなかった自粛の産物~

“雨エンタメ”~家にいたら雨が好きになったという予想できなかった自粛の産物~

大学では徐々に研究が再開してきたものの、相変わらず週の8割は自宅作業が続いている。

多少の外出もするようにはなったが、外は雨。
7月にもなり、後梅雨に突入している

***

家にいたら雨が好きになった昨年までの23年間、梅雨が苦手であった

理由を箇条書きにしてみる

・外出すると靴や靴下が濡れて、果てしなく不快感を感じる
・よって外出する気にもならない
・散歩もできないし、気軽に遊びに行けな

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自宅で感じる熱量とノスタルジーの夏 〜ザ50回転ズ 11時55分をテーマに~

自宅で感じる熱量とノスタルジーの夏 〜ザ50回転ズ 11時55分をテーマに~

”あの娘にキスを今 できるのは風だけ” 

          ザ50回転ズ "11時55分"

***

未だに研究室は完全再開とはいかず、自宅での作業が続いている。

関東地方はいつの間にか梅雨入り、雨粒が家の天井を打ち付ける音、夏の足音がきこえてくる。

***

23歳にとっての夏とはなんだろう

男女で海で騒いだり、花火をしたり、ちょっとしたドキドキがあったり

男子校出身の筆者は、そう

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群像劇的視点で生活をつなぐ~Modern Love・逆ソクラテス~

群像劇的視点で生活をつなぐ~Modern Love・逆ソクラテス~

コロナ禍で大学はなお封鎖状態、自宅での研究を強いられること早2か月
大学に登校することもなく、いつの間にか修士2年という肩書を得ていた

すっかり自宅に引きこもり活動をしているわけだが、十分な時間が与えられると、なにかを他人に発信して共感を得たい、という気持ちは発現しない性格らしい

図らずも用意されてしまった二か月という膨大な時間を使って、研究の傍ら、映画や小説といったエンタメの教養を身に着けて

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気持ちのグラフ化から心のレジームシフトを検出する~心のマイワシとカタクチイワシ~

気持ちのグラフ化から心のレジームシフトを検出する~心のマイワシとカタクチイワシ~

さて、まずはこれを読んでもらうことから始めよう。

この論文は日本の水産有用種のレジームシフトを検出する、という内容である。

さて、誰がついてこれているのだろうか。
難しい内容ではないので、あと少しだけ、アカデミックに辛抱してほしい。

ここでいうレジームシフトとは、下記を意味する。

「大気・海洋・海洋生態系から構成される地球表層システムの基本構造(レジーム)が. 数十年間隔で転換(シフト

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Streakという単語の意味

Streakという単語の意味

南インド一人旅の小話を一つ。

日本を経つ前から、あるアーティストをよく聴いていた。

Matt Quentinという、サンフランシスコを拠点に活動しているギタリストである。
Apple Musicで見つけ、ギターアドリブを中心とした、美しくChillな音楽が琴線にふれた。

中でも、Westbound というアルバムに収録されている
Find a Way という曲が気に入っていた。
題名のごとく

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“止まれ”に物思う26時の23歳たち

“止まれ”に物思う26時の23歳たち

大学院生の筆者は、物心ついたときから良い住宅街に住んでいる。
一行目から、かなり嫌味な話である。
地元の幼稚園・小学校に通い、中学受験を経てそこまで遠くない中高に進学し、大学もそこまで遠くない。
このように、地元からあまり離れない生活を十数年送ってきた弊害が、最近発生している。

本来、一般社会人になっているはずの23歳という年齢においては、新宿や銀座等、大人な金銭感覚で気になる店に出向く楽しみを

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ミルクボーイANNでかかった、桑田佳祐”祭りのあと”に想うこと

ミルクボーイANNでかかった、桑田佳祐”祭りのあと”に想うこと

2020年1月6日、26時30分、今年の初泣きを記録した。俗に言う、泣き初め(なきぞめ)である。
正確に書けば、23歳の大学院生・男性が、2020年に入って一週間足らずに、深夜に一人ベッドの上で号泣したということだ。

文章におこすと、少々気持ちが悪い。だが、そこには、だれもが一度は体験したことがあるであろう、星や海を見て遠くに想いをはせるような、そんな時間が流れていたのだ。

実際に、この夜に何

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ひねくれ学生が一度は罹患する、旅先マウンティングという病について

ひねくれ学生が一度は罹患する、旅先マウンティングという病について

学生にとって、旅先(たびさき)、というのは常に悩ましい問題である。

大学生になるとバイトでお金を貯め、海外旅行を計画できるようになる。
はじめは、憧れの観光地に行きたいという気持ちからスタートするが、
徐々に旅に慣れてきて、友人と旅の話をするようになったりでもすれば、話が変わってくる。
周りの人がまだ行っていないところに行きたい、面白い話をもってきたい、という気持ちが、純な旅への好奇心を蝕んでい

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