唯月希_Youduki:nONE;"zWEi"/wake

文章書いてる厨二病末期患者。 Twitter:@moonsiderror810 こちら…

唯月希_Youduki:nONE;"zWEi"/wake

文章書いてる厨二病末期患者。 Twitter:@moonsiderror810 こちらを見ていただくと大概のことがわかります。

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自分語りver.1.0.2(UpDate/14/01/2021)

今更ながら書いてみます。 の、続きになります。続き?アップデートバージョンですね。初回アップデートです。 改めて初めまして。 唯月希=ゆづき、と申します。 生まれ的には80年代。 性別的に若干微妙な拗らせ厨です。社会的には基本男子ですけど。 文章は、小学生の時から書いている(らしい)です。 ちょっと人生的アクシデントがあって記憶が鮮明ではないのが残念。 静止画としての記録はあるんですけど。 そのとき読んでいたものといえば、自分のラノベの入り口でした。 スレイヤーズとか

    • 『#ThEDPS3/Three Hundred Emotional Piece Sence_嫌いなはずのキミの言葉が好きすぎて』

       あたしは決めたはずだった。  きっとあたしに何かをもたらしてくれるであろう君のことを期待した。けど、それは、ただただ嫌いって感情を加速度的に培養するだけだった。  君のことが好きな自分が嫌い。  あたしが、壊れてった。  だから、最後の一言を放たれて玄関が閉まって、鍵がかけられて郵便受けに合鍵が入れられた音を聞いても、涙なんてもちろん、ため息も出ないし、愚痴の一つもでやしない。 「………」  無言でキッチンに行って、無言で一人分の昼食を作って、無言で食べて、無言でお昼寝して

      • AAA?

        イカ刺しモード完了。 本艦はこれよりL(ランチ)結界密度の高いリーマンが多数確認されているゴルゴダ、通称小籠包(中華料理屋)に向かう。 侵攻モードは、タイプS(サド):サディステックタコ焼きで突入。 総員第1種戦闘態勢、外敵のタイプM(マゾ):茶蕎麦には気をつけろ! いくら弾幕展開用意!対兵装は釜揚げシラスだ! 「新型が来ました!タイプR(レッド)こ、これは…!」 詳細報告! 「め、明太子です!」 やまや司令の差金ね。そっちはファミチキで対応!弾幕は照準合わせぃ! 「依然とし

        • 發露英月、鎮魂招来。

          君臨すれども 時は止まらず 願いは太陽に向け 青空を抜けとばかりに 天を目指すが 祈りを嘲笑うように 唯其処に漂う 君が願うなら空も割れると 本気で信じていたのに 灯火みたいに消えた想いは 今誰を願い 安らげ癒し 恋焦がれるのか 罵りたい気持ちはあれど 言葉は虚しく風に乗り 子守唄よろしく 鎮魂の空気を運んでくる 愛を殺すまで 幾許の時間があるのか 定まらぬけれどそれでも 待ち侘びる 葬送の歌が行軍よろしく 空の棺を運んでくるのを 魂の輪廻よ 君に幸せを 彼に幸福を 祝

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        自分語りver.1.0.2(UpDate/14/01/2021)

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          『#ThEDPS/Three Hundred Emotional Piece Sence_キミの落書き』

           言葉が欲しいと思う。紡げる人はすごい。あたしも書くけど、紡げているとは言えない。せいぜいSNSのつぶやきか、誰の目にも触れずに一定期間でクローゼットの奥にしまい込まれる日記、程度だ。紡げる人っていうのは、きっともっと他にいる。  だからあたしは、大切な人に大切なことを伝えることすら、できていないだろう。自覚があるだけ、自惚れないですむからまだそこはマシだ。  ただ誰かの目に触れた時に不意にプラス評価が来た途端に語彙力が仕事をすっぽかして崖から飛び降りてしまう。ちょっと待って

          『#ThEDPS/Three Hundred Emotional Piece Sence_キミの落書き』

          『T.h.E Daily P.S.ver.1.0_太陽が奪うキミ』

           どこであろうと関係ない。  けど、下着はつけるし、ってことを考えるとその感覚を享受できる面積は下半身の方が広い。  素肌のまま、毛布の下に潜り込んだ時の感覚。キミにも、これの真似はできない。けど、そんな毛布でもキミみたいに抱きしめることはできない。  だから隣にいないという現実は、そんな毛布のせいで寂しく感じるし、潜り込んだ毛布は自分の体温でしか暖まらないから、朝まで必死で眠りに行くんだ。  少しくらい悪い子しても許してよ?会いたいし話したいし手繋ぎたいし抱き締めたいんだも

          『T.h.E Daily P.S.ver.1.0_太陽が奪うキミ』

          色彩の権利{R/G/B/A:1.0.3}

          {R/G/B/A:1.0.3}  放課後部が、24日金曜日のクリスマスパーティ開催を決定したその翌日以降、その面々は午前中にexamのResult Review、昼からは24日の準備を押し進める日々が続いた。真燈は全体進行を仕切りつつ、明吏と奏慧が飾り付けの資材や食料などの手配班、都と更叉は手配班の準備した資材で飾り付けや小道具(?)の製作担当となり全体で準備を進めていった。時折、2年の部員である宮津家武雪も加わって、準備は特段大きなトラブルもなく、至って順調に進んだ。  

          色彩の権利{R/G/B/A:1.0.3}

          つぶやきはじめてつかう!いつもいいねとかしてくれる皆さん、本当にありがとうございます。

          つぶやきはじめてつかう!いつもいいねとかしてくれる皆さん、本当にありがとうございます。

          色彩の権利{R/G/B/A:1.0.2}

          {R/G/B/A:1.0.2}  篠坂明吏と天崎奏慧は、中学2年に進級した時のクラス再編で初めて同じクラスになったことがきっかけで出会ったと言って差し支えないだろう。出席番号でソートされた席順で新学期が始まったのだが、当時の担任が天然なのか、特殊だったのか、はたまた馬鹿だったのかはわからないが新学期初日、担任の自己紹介の直後に「出席番号順に並ばれてると席の位置で名前覚えちゃって顔と名前一致させられないから、もう席替えしちゃうねー」と言う一言で中学2年の初日が始まり、その結果

          色彩の権利{R/G/B/A:1.0.2}

          色彩の権利{R/G/B/A:1.0.1}

          {R/G/B/A:1.0.1} 「と、いうわけで」 「いやスルーできませんって。何ですかさっきの激辛顔面パイって」 「まあ冗談よ」 「ならノートに記録しないでください怖いなぁ」 「ん?顔面パイ?」  先ほど到着したばかりの都が席について首を傾げる。 「都くん、気にしない。で、当日に向けての準備の打ち合わせなんだけど、奏慧、今日更叉ちゃんは?」 「来るって言ってたけど、さっき担任によばれてたからもしかしたらまだかかるかも」 「そっか。ふむ。じゃあ、更叉ちゃん来るまで待ちましょ

          色彩の権利{R/G/B/A:1.0.1}

          色彩の権利{R/G/B/A:1.0.0}

          {R/G/B/A:1.0.0}  その日は、東京でも寒波の可能性が予報されていた。  12月も下旬に差し掛かりつつある中での寒波の予報は、例年に比べれば少し早い。師走で天気も何かを急いでいるのだろうか。もしかするとホワイトクリスマスが訪れるかも知れない、と各局の天気予報は年末商船への演出を連日囃し立てていた。  そんな中、とある学園に属する高等部は、冬休み前の考査最終日を迎えていた。横文字の好きなその学校では通称「2nd-exam」と呼ばれているその行事は、年末の生徒たちの

          色彩の権利{R/G/B/A:1.0.0}

          色彩の権利 [-Characters-]

          Male:篠坂 明吏 / しのさか あかり Class:epsilon(1年) / 16歳 / 身長:170cm / 一人称:僕 主人公格の1人。 温厚で人当たりが良く友人関係は広いが、特に仲良い人間は絞られる性格。 基本所属は帰宅部だったが、天崎奏慧の誘いで放課後部に入部することになる。 ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ ▽▼ Female:天崎 奏慧 / あまさき かなえ Class:theta(1年) / 16歳 / 身長:150cm /一人称:

          色彩の権利 [-Characters-]

          [Synopsis]色彩の権利[あらすじ]

             それまでのなんら変哲もない日常が、突然の変化を起こすことは、人にはよく起こりうることだ。  それが外部からの要因であれ、自分の中の価値観や気持ちなどの変化であれ、人はその偶然の衝動のようなものを、いずれかの形で受け止めて、変わり、気づき、成長していく。    そこに超常現象や神が起こすような奇跡は必要ない。  慌ただしく過ぎ去っていく時間、流されるような日常が当たり前になってしまったその世界で、諦めや否定によって蔑ろにされてしまいがちな意思と想いを抱えて、選択を重ねて

          [Synopsis]色彩の権利[あらすじ]

          欠片の華-⌘3

           ゆっくりと。  それは次第に洸の意識を、命を育む温かい何かの中に浸すように。  ゆっくり、ゆっくりと。  洸の意識は現実から夢との間に揺蕩い始める。  ゆっくりと染み込むように始まる月息という精神現象は、寂しくて涙する子供を宥めるように、我が子を守るために抱きしめるように、洸の中の月息というその世界とでもいうべき精神世界は、まるで純度が極まった優しさそのものであるかのようにある種の意思を持って振る舞うかの様に展開していく。  真四角の立方体のブロックのような様々な色の物体が

          欠片の華-⌘2

           その日最後の講義を終えた後の資料室での学習は、かやのから差し入れられたチョコレートの効果だろうか、集中力が単に増していただけか、あっという間に17時半ばを過ぎた。自宅までは30分ちょっとの徒歩と電車の道のりだ。切り上げて帰宅することにした。  するとまた信号待ちとの戦いが始まる。毎度毎度、往復のそれが憂鬱で仕方ない。自宅の駅まで行って仕舞えば、もっと言えば電車に乗り込んでさえ仕舞えばあとは楽だ。自宅の最寄り駅からは、多少遠回りだが信号なしのルートを構築してある。最短距離に比

          欠片の華-⌘1

          ⌘1    駅から大学に向かうまでの間、いくつかの信号を通ることになるのだが、洸はそれが嫌いだった。ただ黙って目的地に向かって歩いていれば何かを感じることは少ない。ただ進むだけという、集中すべき行動目的が明確で、それによって集中力は乱れることがないからだ。けれど、不意に襲ってくる信号待ちの瞬間は、その集中力を半ば強制的に休ませてくる。別に意識しなければいいだけなのだろうけれども、いつの日からか、彼女はそれを積極的に無視することができなくなってしまっていて、こと高校に入学してか