鶴見哲也/一級建築士×写真家

石川県金沢市在住/石川工業高等専門学校/新潟大学・大学院/住宅設計/一級建築士/夫婦で…

鶴見哲也/一級建築士×写真家

石川県金沢市在住/石川工業高等専門学校/新潟大学・大学院/住宅設計/一級建築士/夫婦で写真スタジオLife is wonder運営/築48年の戸建てをリノベして生活/得意分野は建築写真/2019年10月webマーケティング会社へ

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本業と副業のシナジーがポイント!広告会社で働く一級建築士の仕事術

大学院を出て、今年で社会人10年目。 15歳で高専の建築学科に入学して、ずっと建築設計の道を進んでいました。 小学校から住宅まで設計に携わり、26歳で一級建築士を取得。 しかし、気付けば今では住宅関連のメディア運営をする広告会社で働いています。 そんなキャリア形成の間に、趣味で始めた写真が仕事になり、写真を教えた妻はカメラマンとして独立。 今では家業の手伝いとして、建築写真専門で撮影をしています。 設計事務所開業を夢見た学生時代には想像していなかったキャリア形成。 それでも楽

    • 人生の大事なことは、だいたいプロレスが教えてくれる

      私は、中学生ぐらいからのプロレスファン。 最初は何となくすごいという印象で、ファンだなーと自覚したのは中邑真輔選手の存在だ。 中邑真輔選手はアメリカのWWEに移籍したので、その後は内藤哲也選手を応援している。 時としてプロレスとの距離感は、近くなったり、遠くなったりだが、ずっと好きなもの。 なんとなく週刊プロレスリングを立ち読みしてみたり、インターネットで試合結果確認したり、テレ朝の新日本プロレスを録画したり、ずっと追っかけている。 最近ふと気づいたことがある。 「人生の大

      • 【撮影で応援】物々交換の撮影サービスを始めた写真家の妻

        新型コロナウイルスが流行り、社会が不安定な状態になっています。 飲食店、観光、宿泊など、多くの事業で売り上げが激減。 個人事業主として写真の仕事をしている妻も、例外なく仕事が減りました。 そこまで事業規模は大きくなく、私がサラリーマンなので、生活破綻という危機的状況ではありません。 仕事が無くなったのは同じ。 でも、我が家は生活ができている。 そんな状況で何かできないかと、連日妻は頭を悩ましていました。 そこで出た1つの答えが、物々交換の撮影サービスです。 きっかけは、自

        • 明暗差を美しく見せる建築写真の撮影、現像方法

          ある晴れた日の撮影。 直射日光が窓から射し、室内との明暗差が大きくなる時がある。 何度シャッターを切っても、目で見ている様子が全然撮れないことはないでしょうか。 外の明るさに合わせて撮ると、室内は真っ暗。 室内の明るさに合わせて撮ると、外は真っ白。 この現象は、写真業界では白飛び、黒つぶれと言います。 今回は、室内外の明暗差が大きくても、白飛びも黒つぶれもしない撮影テクニックをご紹介。 なぜ目で見た通りの写真が撮れないのか人の目と脳は、カメラよりも優秀です。 目から得た光の

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        • 本業と複業のキャリアデザイン
          20本
        • ぼくのコト
          21本
        • 建築士が撮る建築写真
          11本
        • リノベーション体験談
          17本

        記事

          夢や目標を叶える分割思考術

          人生のうちに、何度か夢や目標を持ったことはありますか。 大きな夢、日々の小さな目標、どんな大きさでも構いません。 その夢や目標は、しっかりと叶ったでしょうか。 私は、叶ったこともあれば、諦めたこともあります。 しかし、近年は叶えることができる割合が高くなっている。 なぜなら、自分なりの思考方法を手に入れたからです。 分割思考術とでも呼ぶと、しっくりくるかな。 今日から真似できる方法なので、皆さんにご紹介します。 Step1.とにかく遠い所にボールを投げるまず、紙とペンを準

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          一級建築士が広告業界へ転身!仕事が面白い話

          2019年、建築士としてずっと建築の仕事をしてきた私に、大きな転機か訪れた。 異業種であるwebマーケティング会社への転職です。 理由は、こちらの記事を読んでみて下さい。 4ヶ月の試用期間を経て、2月から正社員になりますが、とにかく仕事が面白いと感じています。 元々、知的好奇心が旺盛なタイプで、新しいこと大好き人間。 そのため、周囲からは「思い切った転職だね!」と言われますが、個人的には面白いと思う方に人生振り切っている程度にしか考えていません。 とりあえず、webの素養

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          我が家が全国紙デビュー!リノベ住宅がSUUMOから取材を受ける

          戸建てリノベーション暮らしをして1年。 我が家が、全国紙に掲載されました。 嬉しいので、見てください。 掲載されたのは、SUUMOリフォーム2020年3月号。 全国の書店で、「暮らし」とか「ライフスタイル」といったコーナーに置いてあるはずです。 表紙がこんな感じです。 私の住む金沢の書店では、平置きされていたので、すぐに見つけられました。 そして、巻頭の「保存版 リフォーム大全2020」という特集で、実例として掲載していただきました。 実は、取材依頼の連絡はSNSでした

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          2020年に向けた建築士の変化

          note更新がご無沙汰になりました。 理由は、自分のブログを持ったからです。 2019年9月に8年半、2社で経験してきた建築設計の仕事を辞めました。 10月から地域でフリーペーパー発行を中心に、デザイン、マーケティング、プロモーションといった広告業を営む企業に転職。 現在は、住宅会社の情報をメインに扱うwebマーケティング部門で、建築の専門家としてサービス監修やアドバイザーのような役割を担っています。 一級建築士を異業種で必要としている所に運よく出会い、利害関係が一致しての

          2020年に向けた建築士の変化

          32歳最後の日に、1年を振り返る

          今日は12月1日。 師走で慌ただしくなったり、急に冷え込み朝が寒くなったり、季節の移ろいを感じる。 そして明日12月2日で33歳の誕生日を迎える。 30歳を超えてから、毎年変化が大きい人生のように感じる。 さて、誕生日前日に32歳の1年を振り返ってみよう。 変化1:リノベした家で暮らし始めたこのnoteでもリノベーション体験談として紹介していますが、築48年の戸建て住宅をリノベーションして住み始めた。 一級建築士なので、もちろん自分で設計。 設計士として小学校から注文住宅

          32歳最後の日に、1年を振り返る

          多様化する新しい働き方と暮らし方

          多様化する新しい働き方や暮らし方に適応しているからか、最近の私は「今っぽいよね!」と周囲から言われることがあります。 転職、複業、新築ではなくリノベ暮らしという要素がそうさせているのかもしれません。 ・社会人歴9年目で転職を繰り返して3社目。 ・複業家(パラレルワーカー)として建築写真を撮影。 ・住まいは築48年の木造住宅をリノベーションして住んでいる。 なぜ今っぽい働き方、暮らし方になったのか、その価値観をどう築いてきたのかご紹介します。 1.今っぽさってなに今っぽい

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          購買心理を動かす建築写真の基礎とは

          一級建築士として建築設計の仕事からwebマーケティング会社に転職し、複業で建築写真専門の写真家をしている鶴見です。 一級建築士がなぜwebマーケティング会社!?という疑問があるとは思いますが、それは別のnoteでご確認ください。 今まで設計の仕事で作り手の気持ちを理解しながら、写真家としてその意図を表現する写真を撮っていました。 そしてwebマーケティング会社に転職した今、それを的確に伝えるPR手法について日々考えています。 大切なのは、購買心理を動かす建築写真になっている

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          一級建築士がwebマーケティング会社に転職して1ヶ月で感じたこと

          前回のnoteに書いた通り、大学院を出てから8年半ずっと建築設計の仕事に携わってきた私が、ひょんなことからwebマーケティング会社に転職しました。 2社目の住宅会社で設計業務のかたわらで広報業務を兼任し、メディアの力を使えば住宅業界を何か良い方向に変えられるかもしれないと思ったのが転職のきっかけです。 転職をして1ヶ月が過ぎた今、異業種に行って感じたことをまとめておきたいと思います。 1.職場環境が若いwebや出版など事業ごとに会社を分けており、グループで70名程の社員がい

          一級建築士がwebマーケティング会社に転職して1ヶ月で感じたこと

          一級建築士がwebマーケティング会社に転職した理由

          大学院を卒業して、公共建築を扱う設計事務所に4年、設計施工の住宅会社に4年勤めた私が、2019年10月からwebマーケティング会社に転職しました。 建築設計の仕事しか経験せず、一級建築士の資格も取得していましたが、急な方向転換に周囲は驚いていました。 なぜそんな唐突な方向転換をしたのか、ご紹介したいと思います。 1.転職先は住宅情報を扱うwebマーケティング会社転職先は業種で言えばwebマーケティング会社ですが、サービスの一つに県内の住宅会社が登録されたプラットフォームの運

          一級建築士がwebマーケティング会社に転職した理由

          1ヶ月連続投稿に挑戦した結果

          10月1日から3社目の会社に勤め始めた鶴見です。 設計事務所、住宅会社ときて、今回異業種のwebマーケティング会社に挑戦しています。 webマーケティング会社とはいえ、建築士だからこそ雇用していただいたので、建築や家づくりのマーケティング等を頑張っていけたらと思っています。 さて、転職間近の9月は引き継ぎ業務で比較的手隙の状態だったので、1ヶ月noteをガチってみようという挑戦をしていました。 結果的には、21日連続投稿で止まり、合計23記事の更新となりました。 その結果や

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          リノベーションEXPO JAPAN 金沢に登壇!話してほしいトークテーマ募集します

          2018年5月、妻と思い立って「戸建てに住みたくない!?」という軽いノリで始めた家づくり。 要望や予算などの条件の多くを叶えられるのが中古住宅を購入して行うリノベーションでした。 せっかく建築士である私がリノベーションするのだから、家づくりをする人の刺激になって欲しいと、工事期間中にイベントを開催し、完成後はnoteを始めとしたSNSで情報発信をしていました。 そして先月突然のオファーをいただいたのが「リノベーションEXPO JAPAN 金沢」への登壇依頼です。 「古民家買

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          地方都市、技術職でも年収をアップさせる方法

          誰しも「年収をアップさせたい」と考えたことがあると思います。 年収が上がれば生活が楽になったり、今まで手にできなかったものに手が届いたり、将来への不安が解消されたり、良いイメージが満載です。 年収アップという目的に対して、積極的に行動し、成功した人の体験談はインターネット上に沢山ありますが、その多くは給与水準の高い首都圏の話が多く、水準が低いとされている地方都市の話は少ない印象です。 ここで本当に地方都市は首都圏よりも給与水準が低いのか調べてみました。 厚生労働省の「賃金構

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