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#106 いろんな視点がある人が結局強い

さて、今日のテーマは「いろんな視点がある人が結局強い」です。

仕事の悩みやトラブルなどで行き詰まったとき、どうしますか。

トラブルが起こってもうまくこなせる人と、そうでない人は何が違うんでしょうか。

それは「いろんな視点を持っているか」が大事になります。

悩みやトラブルは認知的な負荷も高いため、人の視野を極端に狭めます。

そういう自分を理解して、他の視点から物事を見れると、意外な解決策が見えてくることもあります。

悩んでいる人の何かヒントになれば幸いです。




自己紹介です



お題の話の前に、自己紹介します。

僕は、リハビリテーション病院で働く作業療法士兼、中堅管理職です。

日々のリハビリテーションの実践はもちろんですが、中堅管理職として管理と現場の間をつなぐ役割を担っています。 

ありがたいことに、管理の視点や、現場の視点から様々な相談を受けることが多くなりました。
また、最近は個人での発信も行いながら自分の将来について考えています。

このアカウントでは以下のことについてを書いていきます。

・病院での働き方
・日常生活での健康の考え方
・ストレスマネジメント
・作業療法のもろもろ
・相談を受けたこと
・臨床で考えこと
・日々、感じたこと
これらのことについて、僕なりに解釈して記録として残していきたいと思います。

それでは本題に入っていきましょう。


いろんな視点が必要な理由


悩みはトラブルはいつ起こるか分かりません。

大体こういう問題は、自分の想定している斜め上からやってきます。

そして、自分が経験してないことが多いので、どのように対応したら良いか悩みますよね。

こういうときには、職場の同僚に聞いたり、上司に相談することが妥当だと思いますが、言われた通りに行ってその問題が解決したとしても、またトラブルや悩みは降ってきます。

いつまでの人の言う通りにしてるわけにもいかないですし、自分で困難を乗り越える力はあるに越したことありません。


悩みやトラブルが起こった時の人間の視点は驚くほど狭いです。

悩みという塊が目の前にずっとあるような感覚。

その塊があまりにも目の前にあるから、そこから目が離せなくなっている状況だと思います。

この状況が長く続くと、こちらも神経をすり減らしますし、他の仕事や生活にも悪影響が出る可能性もあります。


大事なのはその「悩みの塊」の見方を変えることです。

目の前にある塊からはなかなか目が離せない状況であると認識し、その問題を別の視点から見てみるように努めることです。

上から見たらどうなのか
下から見たらどうなのか
斜めから見るとどうなのか
遠くから見たらどうなのか

そうやって多面的に見ていくことで、その悩みの塊の見方も変わってくるものです。

そして、新しい対策の方法が見えてくることもあります。


いろんな視点を身につけるには


では、そのような多面的な視点はどのように身につけることができるんでしょうか。

いくつか箇条書きにしたので良かったら参考にされてください。


異文化を学ぶ

自分が今までやってきたこと以外に目を向けることです。ずっと今の環境や状況にとどまていたとすると、そこから抜け出すことが難しくなります。壁の向こうには新しい視点ややってみたいことが常に動いています。その壁を破って、外に出ることで、今の自分を客観的に見るとができると思います。

他者と話す

この手の話題は毎回提供していますが、悩んだときは他人と話をすることが重要です。自分の中だけに問題をお留めておくと、その悩みの塊は体内をぐるぐる回って、結局自分の疲労感やきつさにも繋がっていきます。おすすめは「壁打ち」と言って、明確な回答を返さずに自分自身と対話するように人と会話することです。それで視点が開けることもあるるかもしれません。


現実を受け止める

今の自分にとってどのような課題があるかについて再度、自分自身の興味なども含めて問い直してみるといいと思います。そうすることで自分の視野が狭くなっていることに気がつき、新しい方法を試すことにつながると思います。自分という個体はあくまで自分のコントロールの中で動いているものなので、道筋がわかればあとは進むだけです。まずは自分のことを知り、立ち位置を確認するように努めましょう。


頑張るあなたを応援しています。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
読んでいただいた方の何かのヒントになれば幸いです。

よろしかったら、スキ&フォローをよろしくお願いします。

ではまた。


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