見出し画像

#331 ”リーダーの自覚”はどうすれば生まれるか

さて、今日のテーマは「リーダーの自覚はどうすれば生まれるか」です。

先日ある本を読みました。

こちらの本では「すべての人にリーダーシップが必要」と述べられています。

では、そのリーダーシップはどうやったら生まれるのか。

僕なりの考えについてまとめていきたいと思います。


自己紹介とお知らせ


僕は、某リハビリテーション病院で作業療法士の中堅管理職として働いています。対象者の課題と向き合うことはもちろんですが、スタッフのストレスやチームの運営にも日々向き合っています。

このnoteでは、仕事の考え方や医療者としての働き方、コミュニケーションや人間関係、ストレスマネジメント、作業療法に関するさまざまなテーマを取り上げ、日々の感じたことを自らの解釈として記録しています。

読んだ方の何かお役に立てれば幸いです。

以下お知らせ。

◾️第28回福岡県作業療法学会
来年行われる福岡県作業療法学会の学会長を行うことなりました!これから1年間準備行っていきます。noteでも「学会長の奮闘記」を定期的に書いていこうと思います。マガジンでまとめてますので、よかったらスキを押して応援よろしくお願いします!


それでは本題に入っていきましょう。


リーダーの自覚


リーダーと言ってもその基準は人によってさまざまだと多います。

指示を出す人
指示を受ける人
答えを出す人
課題を作る人
分析する人
判断する人 
成果を出す人
プロセスを作る など

どれもリーダーとして必要なスキルであると思いますが、それぞれの人によってその重要度や優先度は変わってきます。

それは、「リーダーというものがなぜ存在するのか」という基準が人によって異なるからだと思います。

上記で挙げたものの中から、一番リーダーにとって重要だと思うものは人によって違います。

先ほど挙げた書籍では、

「目標を掲げる」「先頭を走る」「決める」「伝える」をリーダーが成すべきタスクであると述べています。

「課題を決めて、率先して動きながらも、判断し、それを共有すること」

確かにリーダーにとって、これらの成立させることが必要だと思います。

個人的に重要だと思うのは「成果を出すこと」です。

これは、誰しも持つ課題であるとは思うのですが、

成果というは、「自分の意図を持って、自己で決めて判断しながら、その責任を背負うという」だと思います。

なので、成果を出すのは誰か?と聞かれた時に「私だ」と言えることがリーダーにとっては大事なことだと言えます。

これはタイトルにもある「リーダーの自覚」という意味です。

「覚悟」と言ってしまえば分かりやすかもしれませんが、自分自身が理解する必要があるという意味では「自覚」の方がしっくりきます。

漫然とリーダーの役割を遂行するのではなく、しっかりとした意図をもって、成果を示すことが、リーダーには求められているんだと思います。


自覚はどうすれば生まれるか


では、リーダーの自覚を持つためにはどうしたら良いか。

いくつか思いつくものを箇条書きにしてみますね。


チームを率いる

まずは自分が所属するとチームを明確にし、そのチームに対して、自分視点で提案します。できればチームのリーダーとして、そのチーム全体のマネジメントを意識してみましょう。チームの単位は、大小は関係なく、係でも、役員でもなんでも大丈夫です。

失敗を経験する

色々試したみた結果、失敗をしっかりと経験しておいた方が良いと思います。正しいことばかり見ても、その正しさの意味は理解できません。対極を知るからこそ、今の正しさを知ることができるわけですね。恐れず失敗しましょう。


視点をずらす

今ある視点だけでは、たいてい多くを考えることは難しいです。リーダーは広い視野を持つことが必要になりますので、できるだけ自分の視点以外のものの見方も理解するように努めましょう。


インプットする

常に情報をアップデートすることが必要になります。新しい視点を受け入れつつ、それに対してどれくらいチームが行動できるかを試しながら、微調整していくことが必要になります。


本質を見る

目の前の事象に一喜一憂しないようにしましょう。目の前で起こっている問題の本質的なところはもっと深いところにあります。それを察知して、本質的な問題は何か?を常に問いを立てる癖をつけるようにしましょう。


成果を明確にする

これはリーダーとして一番重要なところです。一体誰の何のための成果を求めているのかを考え、目指すべき点を明確にするようにしましょう。それが達成されるかどうかがリーダーとしての自覚を生んでくれます。


行動する

何よりも行動力があることに越したことはありません。自分で決めたことを自分が行動するからこそ、チームとしても動いてみたくなるものです。自分が動いてみると、その課題も見えてきます。そしてそれはあなたのアイディアにつながっていくのです。


今日は以上になります。

頑張るあなたを応援しています。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
読んでいただいた方のヒントになれば幸いです。

ではまた。

◾️質問箱
質問箱をGoogle formで作りました。仕事や生活などでの悩み(それ以外でも)があれがご記入ください。いただいた質問は、記事にして返信したいと思います。


関連記事


この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?