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#177 前に進もうとする背中にかける言葉はない

さて、今日のテーマは「前に進もうとする背中にかける言葉はない」です。

先日、同僚が集中して本を熟読している姿に出会いました。

彼が何かに打ち込んでいる姿を見たのは久々だったので、声をかけようと思ったんですが、「余計なことだな」と思ってそのままにしました。

何かに打ち込んでいる姿が全てを物語っています。

「背中で語るとはこのことだな」と思ったので、何かに打ち込むことについて考えていきたいと思います。

よかったらお付き合いください。


自己紹介です


お題の話の前に、自己紹介します。

僕は、リハビリテーション病院で働く作業療法士兼、中堅管理職です。

日々のリハビリテーションの実践はもちろんですが、中堅管理職として管理と現場の間をつなぐ役割を担っています。 

このアカウントでは以下のことについてを書いていきます。

・病院での働き方
・日常生活での健康の考え方
・ストレスマネジメント
・作業療法のもろもろ
・相談を受けたこと
・臨床で考えたこと
・日々、感じたこと

これらのことについて、僕なりに解釈して記録として残していきたいと思います。

それでは本題に入っていきましょう。

「背中で語る」とはどういうことか


集中
決意
生き方
生き様
自信
必死  など

背中で語る人たちを表す言葉は色々思いつきますが、どれも様相としては当てはまっていると思います。

「背中で語る」状況というのは、「その人の価値や生き方」を表すものだと思います。

言葉にせずとも、その行動を見ていれば、その人自身の価値と、そこを認めて進もうとする姿が伝わるということです。

僕たちは、何かあればすぐに言葉で説明しようとします。

言葉はとても大事ですが、それ故に、言葉一つ一つの意味を深読みしてしまい、余計に混乱したり、前に進めないことってあります。

以前も記事に書きましたが、「目の前の言葉に意味はない」という状況は度々あります。

大事なのはその言葉ではなく、その裏にある、その人の生き方や思考過程です。

僕たちは言葉を交わす中で、その言語をそのまま受け止めているわけではありません。

相手の性格、表現、普段の姿、接し方など、さまざまな情報を統合して、その言葉を解釈しており、意外と大事なのは言葉よりも、言葉にならない背景にあると考えています。

つまり、言葉はアウトプットされた結果であって、それ以前のことに目を向けることでもっと本質的なものが見えてきます。

「背中で語る」はまさに言葉を使わないノンバンバールなコミュニケーションです。

語りかけているつもりはなくても、それは空気のように伝わります。

その人自身の生き様や決意のようなものが伝わってくる。

だからこそ、言葉で語るよりも、もっと抽象的に伝わってくる。

言葉で取り繕って説明するよりも、この抽象的に感じる行動から伝わる表現の力はとても強いです。

何かを成すということは簡単なことではないです。

でも、そこに向かおうとする姿勢が見えれば、それで十分です。

行動をやめない限り、進み続ける限り、そこにはいつも成長した自分がいるからです。

成果につながるかはその次の問題です。

まずは、自分の課題と向き合い、そこに立ち向かうことが必要なんだと思います。

今日は以上になります。


頑張るあなたを応援しています。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
読んでいただいた方のヒントになれば幸いです。

よろしかったら、スキ&フォローをよろしくお願いします。

ではまた。


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