今回は1月の読書記録をメインに語っていきたいと思います。今月は、嬉しいことに、『戦争と平和』や『地図と拳』といった大作を読むことができました。補足コメントをつけつつ、読了ツイートを一挙に紹介します。
2023年01月の読了ツイート
トルストイ『戦争と平和』新潮文庫全4巻
第1巻
『戦争と平和』の序盤、アンナ・パーヴロヴナが当時は未知であったインフルエンザに罹患するシーンから始まる。その場面を引用しておこう。
第2巻
本作の主人公を強いて挙げるとすれば、私はピエールと答えるだろう。しかし別の意見を持つ方もいらっしゃるだろう。ピエールはあくまでも一連の戦争と平和の観察者であり、ソーニャとニコライの恋愛に心動かされた方も多いかもしれない。
第3巻
第4巻
他の小説の読了ツイート
ウラジミール・ソローキン『青い脂』
ジョセフ・コンラッド『闇の奥』
梅崎春生「桜島」
今回の共通テストで梅崎春生の小説が出題されたことから、読むことになった「桜島」。梅崎春生や井伏鱒二はイデオロギー色が少なく、文体のクセもないために、試験問題には使いやすそうだと考えてしまう。
安部公房『第四間氷期』
村上春樹『村上ラヂオ』(1~3)
小川哲『地図と拳』
S.B. ディヴィヤ『マシンフッド宣言』