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消費(費やして消える)ではなく、購買でもなく、利用へ。『サーキュラーエコノミー実践』(安居昭博さん)学芸出版社

えしかる屋(鎌倉市雪ノ下3-9-5-1)で販売をはじめた『サーキュラーエコノミー実践』(安居昭博さん)。インスタライブで軽くブックレビューをしてみました。

サーキュラーエコノミーが広がった背景、実際のサービスや製品、日本での展開と可能性などがわかりやすく書かれています。

とりあえず再生素材を使っただけのウォッシュ商品が乱立し、タレントがこぞってサステナブルブランドを出すので2020年代の竹下通りかと皮肉も言いたくなる昨今、特に重要となる「Re think」について。

『エクセス・マテリアルス・エクスチェンジ』という廃棄物のマッチングサービスの、廃棄物が資源的価値を得るにはニーズの異なる他者とのマッチングという視点の納得性について。

リペアして長く使える高品質な製品を作ることは、働く人の意欲を高める。すぐ壊れる低品質な物を作らされれば、そりゃ人はやる気なくすよな・・ということ。

「education」+「entertainment」でエドゥテイメントという切り口。

そしてなにより、

”消費(費やして消える)”ではなく、”購買”でもなく、”利用”する循環型社会へ

ということが印象的でした。

えしかる屋で販売していますので、ぜひ遊びにいらしてください。



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