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オーストラリアの想い出 パーマカルチャーサイトの冒険① オーストラリア上陸編

サッカー日本代表の試合を久しぶりに見た。
日本VSサウジアラビア。
代表戦を見るのは久しぶりだったけど、やっぱり自分は日本人。
南野のゴールにおおっ!となり、伊東の美しすぎるゴールでスカッとする。

見事な勝利。
おめでとう。

そして、次はオーストラリア・・・
オーストラリアかあ。
懐かしさがこみ上げて来る。
オーストラリアと聴くと記憶の扉が開いて、
ぼくを追想の旅へと誘う。

ぼくがまだ若い頃、20代半ばだった頃の話。

ぼくにとって念願だった。
その旅が決まった時、世界はとてもきらきらと輝いた。
ぼくは有機農業研修生をしていた時、そこにたまに出入りしていた慶応大学の大学院生Mさんからパーマカルチャーの話を初めて聴いた。
オーストラリア人のビル・モリソンが提唱した持続可能な農的暮らし。

商業的有機農業より自給的な農的な暮らしにぼくは憧れた。オーストラリアに行こう!
そう決意して、有機農業研修生を辞めて、割のいいアルバイトをし(医薬品を薬局病院に降ろす商社にて配送の仕事をした。この時、医療業界のお金の凄さを垣間見た。)お金をためた。

ワーホリというものをよく知らず、通常の3ヶ月のビザでオーストラリアへと旅立った。懐具合から半年間の滞在。ビザが一旦切れるときはバリに抜けて、2週間ウブドに滞在したあと、再びオーストラリアに戻るという計画だった。

オーストラリアでは当時からwwoof<willing warks on organic farm>というものが盛んで、wwoofersは半日(4、5時間)働き、食事とベッドを提供してもらえるというシステムだった。

その時既に、日本でも有名な(ソトコトなんかに載っていた)オーストラリア在住の日本人奥さんが2人いた。
ニューサーズウェールズ州のよーこさん、クイーンズランド州のゆかりさんだ。


2011年のよーこさん。
画像はお借りしました。


英語力に自信のなかったぼくはこのお二人に連絡を取りwwoofの予約をした。この時ゆかりさんからはパーマカルチャーのベーシックなコースを受けないかと誘いを受ける。
折角の機会だと思い応募して、その後ゆかりさん宅でwwoofをさせてもらえることになった。


ゆかりさんファミリー
今は亡きデジャーデンゆかりさん🙏


よーこさん宅は6月に二週間。
8月上旬はバリへ。
コースが8月後半。
ゆかりさん宅が9月に一ヶ月。
5月に入国なので、予約が決まっていない期間は現地にてwwoof先を決めねばならない。お金には余裕がないので極力滞在させてもらって、節約する計画だった。


インチョン空港を経由して、ブリスベン空港へと空の便はついた。(インチョン空港にて8時間も乗換便を待つという失敗!)
ブリスベンではビルを利用した巨大なゲストハウスに泊まった。色んな国の若者たちが楽しそうに会話をしている。ぼくは日常英会話についていけないので殆どコミュニケーション取れず・・・
それはさておき、目的の方をと街の売店にてwwoofリストの本をゲットする。

こちらは2014年版ですね。
ぼくが行ったのは2003年かな。。。


ブリスベンから海辺の街、バイロンベイへと南下し、初の予約を取ろうとここかなというところに電話をする。

バイロンベイではこのようなところに宿泊

英語力に自身のないぼくにとって、いきなりの最大級の試練である。
結果としてネーボーさんという方のところで2週間ほど予約が取れた。

電話の最後にネーボーさんが言った。

It will be fine!!

?????

↑ぼくの頭の中である。

ぼくは生活に困らないレベルの英会話と農作業で使いそうな英単語、環境問題を話せそうな英単語をいくらか勉強しといたのだが、電話となると全く歯がたたない。
今思えば、よく受け入れて貰えたなと思う。

余談だがバイロンベイでは三線の流しにトライ。缶からで作った三線をぼくは持っていっていた。一番大きい額で50ドル紙幣を入れてくれたお兄さんが!
この時、全くもってレベルの低かったぼくの唄三線に約5千円相当の紙幣を入れてくれるとは、なんとオーストラリア人の心の豊かな事!!しかし、その後、残念ながら超巨体のポリスマン二人がやってきて怒られたぼく。街なかでの流しは禁止だったようだ。この頃は良いこととがあると落とし穴のような悪いことが交互にやってきた。。。

ネーボーさんの奥さんにレノックスヘッドという小さな海辺の街で迎えに来てもらえることになり、さらに南下。ユース・ホステルに2日ほど泊まったが、物凄い波の音。
夜寝るときは波に包まれるようだった。
昼間は海にて生まれて初めてペリカンを見た。
海岸で群れになっているペリカン。とても大きい。


そして、ネーボーさんの家へ。

ネーボーさんと奥様とぼく

さて、これから楽しい楽しいwwoof生活の始まり!!

続きは次回にて🌟

尚、ぼくはこの数年後沖縄に移住しますが、このオーストラリアの滞在が、クイーンズランドの気候が、沖縄と近いこともあって、その決意をする事に大きく関与していました。

そんな訳で、マガジンオキナワの頃に追加させて頂きます。

ご一読、ありがとうございました🌟


🐨  🌏  🦘   🐨   🌏  🦘


あとがき

オーストラリアといえば今このコロナ禍の中、ワ クチンやマスクを強制させる強権国家へと生まれ変わってしまいました。
心豊かなゆっくりのんびり自然のリズムで生きるパーマカルチャーの人々がどうなっているか。。。
無事、自分達の信念を貫けていることを願います。


そして、3月にオーストラリアに行くサッカー日本代表。
何も話題にならないという事はみな打っているんだなあ。フィジカルの維持向上に対して物凄く詳しくてプロフェッショナルな彼らも特に大迫なんかすごいこだわりなのに打ったのかぁ、ぼくをヨガに導いた尊敬する長友もかぁ、と思いますが、彼らはわかった上での選択であると思います。
皆々のからだに、パフォーマンスに影響ありませんように。。。🙏

ナマステ✨

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