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FXエバンジェリスト遠藤寿保のマーケット解説

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前日のドル円動向をわかりやすく解説 相場観や本日の戦略を紹介
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#FX

ドル円、9月米PPI(卸売物価指数)予想上振れで149円台回復。

ドル円、9月米PPI(卸売物価指数)予想上振れで149円台回復。


【10/11相場概況】東京時間、ドル円は、時間外の米10年債利回りの低下を受け148.42円まで下落となるが、その後、本邦実需勢の買いが断続的に観測され、日経平均や中国・香港株などの上昇もあり148.97円まで上昇。欧州時間、「中東情勢を巡る地政学リスクの高まりから、米国債にリスク回避目的の買いが観測された」との報道もあり、米10年債利回りが低下すると、ドル円は148.57円まで下落。NY時間、

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ドル円、FRB高官によるハト派的発言で上値が重い。

ドル円、FRB高官によるハト派的発言で上値が重い。


【10/10相場概況】東京時間、ドル円は、時間外の米10年債利回りの低下を受け、一時148.16円まで下落。その後は、連休明け5・10日(ゴトー日)の仲値で本邦実需勢による買い観測や日経平均の大幅上昇などを受け、ドル円は148.92円まで上昇。欧州時間、「日銀は23年度の物価上昇率を3%近くに上方修正へ」との一部報道で、日銀による金融政策修正への思惑から148.53円付近まで下落となったが、長続

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中東情勢懸念でリスク回避の円買い先行、ドル円は148円台へ。

中東情勢懸念でリスク回避の円買い先行、ドル円は148円台へ。


【10/9相場概況】東京時間、ドル円は、日本が祝日の為、動意薄で149円台前半中心に小動き。欧州時間、イスラエルとパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスの衝突を受け、中東の地政学リスクにより、リスク回避の円買いが先行。ドル円は149円を割り込むと148.51円まで下落。NY時間、ローガン米ダラス連銀総裁が「米長期債利回りの急上昇は金融当局による追加利上げの必要性を減らす可能性がある

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ドル円147.37円と年初来高値更新後、弱米経済指標で急落。

ドル円147.37円と年初来高値更新後、弱米経済指標で急落。


【8/29相場概況】【8/30相場観】米経済指標発表前に、円安が先行。クロス円が上昇となり、ドル円は昨年11月以来約9カ月半ぶりの高値147.37円まで上昇。そこに、事前予想が前月比マイナスではあったJOLTSが予想を大幅下振れ、FRBによる利上げの成果ともいえる数値で、9月FOMCでの利上げ観測が後退し、ドル円は145.66円まで急落。私見だが、若干下げ過ぎの動きとなった。ただ、結果として上髭

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米雇用統計NFP予想下振れ、ドル円は141円台へ続落。

米雇用統計NFP予想下振れ、ドル円は141円台へ続落。


【8/4相場概況】東京時間、ドル円は仲値に本邦実需の買い観測などで142.88円まで上昇となるが、時間外の米10年債利回りが低下すると142円台前半へ失速。欧州時間、米雇用統計を控えドル円は142円台半ばで小動き。NY時間、7月米雇用統計ではNFP(非農業部門雇用者数)が18.7万人増と予想の20.0万人増を下回った。また、失業率は3.5%、平均時給は前月比0.4%/前年比4.4%と予想より強い

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