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ドル円、日経平均先物や欧州株の堅調を受け146円台で強含み。


【9/4相場概況】

東京時間、ドル円は146円台前半でもみ合い。欧州時間、日経平均先物や欧州株相場の上昇を背景に円売りが先行。ドル円は146.49円まで上昇。NY時間は、米国がレイバーデーで祝日のため、動意なく146.46円でクローズをむかえた。
 

【9/5相場観】

先週末の米雇用統計後の乱高下後に米国の連休ということで、ほぼ休憩という感じである。ただ、その中でドル円が146円台をキープしている事を考えると、まだ天井を付けた後の動きではないと思われる。今週は大きく注目される経済指標の発表はなく、来週9/13(水)の米国消費者物価指数(CPI)に注目が集まる。9/19-20のFOMCにおいてFRBの最終判断材料となりそうだ。
 
日足一目均衡表では、「三役好転」継続。転換線と基準線の乖離が、じわじわと縮小。9/13の雲のネジレが、米国CPIの発表と被る。雲の層が薄いので、引き続き上下のブレに警戒。
 
フィボナッチで上昇目途を計測。計測値を変更(Cを追加)し、A=127.21-137.91-129.63・B=129.63-145.07-137.23・C=137.23-147.37-144.43で上値拡張を計測。C波形での38.2%が148.30円・61.8%が150.69円・100%が154.57円。天井が近いと認識しながら、上昇の流れについていきたい。
情報・目標値段など、随時X(旧Twitter)で公開。
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20230905執筆 FXエバンジェリスト遠藤寿保


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