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アート独り言。(余白と、はかなさと、心強さと)

のんびりな休日。

最近は体調管理をかなり慎重にしていて、無理しない、楽しい事する、がテーマ。


ちょうど今日から始まる友人の写真展へ行くことに。
自分が使用した中古のパネルを活用してもらうことにした。
しかし、中古を使用し、それを更に再利用は少し心配だったのでオープンと同時に「喫茶星時」さんへ。

キラキラ女子があふれる店内。
友人の素敵な写真と、パネルの仕上げの美しさに感動してほっこり。心配ご無用でした。
写真を1枚いただいた。
生命力あふれる美しい写真。
撮影場所を聞いたら「東尋坊」だった。

そのまま、美術館に移動して所蔵展を物凄く時間かけて観た。

時間かけて観たら面白かったなあ。
こんな大きいの絵なのになんで隅っこにしか描いてないんだろ?やっぱり高い絵の具だから?
と、一人心の中で会話。

かなり満足だった。そのまま再びアトリエのアーティストインミュージアムの三輪さんの所へ。

前は公開制作中でしたが、今回は展示。
前回のAIMでお世話になった学芸員さんが入り口にいて、私を映像作家だと紹介してくれた。
すると、

「前来てくださいましたよね」
と、覚えていてくれて嬉しい。


真っ白な空間に余白たっぷりの展示。
きえゆくもの、はかなさが表現されている。
一体どうやったらこの白を出せるのか?
聞いたら白はとても難しく、半年かけて白を塗り重ねているとの事だった。
はかなさを表現するための微調整など、かなりのこだわりだった。

気付いたら1時間近く話し込んでいた。
なんだかカウンセリングを受けてるような感覚。

今大変な時だけど、私の周りにはポジティブな方が多く、今がチャンスだと言わんばかりに制作に励んでいる。私も沢山映像制作してるんですよ、と話すとニコニコと笑って聞いてくれた。

衣装や小道具はアナログだけど、映像はデジタルでなんでも出来てしまう。
編集で修正したり、ないものを作ることだって出来る。

企画展で観た絵画も、どれも長期に渡り制作した事が伺える。もう一度原点にもどり、色んな事に挑戦しようと思った。

↑「それぞれの空間表現展」

三輪さんと窓の外をぼんやり眺め、鳥が沢山いますね、木の影が美しいですねって、なんてことない会話が本当に心にしみた。

三輪さんのHP
http://www.inoha.achoo.jp/

三輪さんのAIMは3/22まで。

美術館はイベント自粛の関係で様々なプログラムが中止となっている。
なかでも、森山未來さんなどが振り付けで参加されたベートーヴェン交響曲第5番の「運命」全楽章を踊るが中止はとても残念。

期間限定で今日から映像配信されています。
https://youtu.be/zAp6qbzHYy4

以前撮影したdancado思い出すなあ。
多目的ホール、神秘的なんです。
ミケランジェロのピエタ(キリスト&聖母マリア)やモーゼの模刻があるんです。

dancado撮影の記事はこちら。

撮影こぼれ話。(ダンサーと美術館)
https://note.com/teramaki/n/n562646d312d9




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