岡安トモキ

妄想と現実を行き来する、主に片手間で読めるようないい意味で無益な記事を書いたりします。

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最近の記事

恵方巻きは世界を変えるソリューション

私は今恵方巻を口に突っ込みながらこの文章を書いている。 今日は2月2日、節分の日だ。 毎年2月3日が節分だが何かしらの理由で124年振りに2日が節分らしい。恥ずかしながら、本日Google先生で検索するまで明日だと思っていた。あぶない。 私は革新的でイノベーションな一面も持ち合わせる一方で、日本のそういった古来から伝わる風習を大事に守っていきたいタイプの人間でもあるので、恵方巻を先ほどコンビニで購入して現在進行形で食している。 「今年の恵方は南南東」とご丁寧に恵方巻の

    • 「人はなぜ箱根駅伝を観るのか?」についての考察と提案

      昔から甚だ疑問に思っていることがある。 人は何故、箱根駅伝をみるのか。 人類誕生から何百万年の長い歴史の中で未だかつて、普段は駅伝に1ミリも興味がない人間までもがリビングに集い、わざわざ正月という1年で最もおめでたい日に、皆でテレビにくぎ付けになるということがあっただろうか。 いや、無い。ホモ・サピエンスまで遡っても無い。 何が悲しくておめでたい日に興味もない駅伝をみているのか。日本人はおめでたい時に辛そうな顔で走っている人間をみて興奮するタイプのアブノーマルな民族な

      • パンツに穴があったら入りたい。

        パンツと靴下に穴が空いていた。 いつ穴が空いたのかは分からないが、各々にぽっかりと丸い穴が出来ていた。 偶然が生み出した穴はアートである。 どの穴空きパンツや靴下を比べても一つとして同じ穴はない。同じような使い方をしているのに、全く同じ穴が空かないのは趣がある。 日常のほんの些細な”ズレ”が積み重なって様々な穴が生み出され、世界に一つだけの穴が下着にプリントされる。たしかSMAPもそんな曲を歌っていた気がする。 突然のカミングアウトになって恐縮だが、私は穴が好きだ。

        • モテる目元に関する考察と妄想。

          昔、電車の中吊り広告で「いま、モテる目元はメタルな感じ」という見出しを見かけた。ダンディなおじさま向けのファッション誌の広告だった気がする。 目元がメタルな感じ、とはどういうことなのだろうか。目元に鉄板を張りつけている状態のことを言うのだろうか。如何せんファッション方面に疎いので当時の私には皆目見当がつかなかった。 それから数年たち、論理的思考力と妄想力の著しい成長を遂げた今の私が、持てる限りの知力を駆使して、目元がメタルな感じとはどういうことなのかを推測してみようじゃな

          低次退社のススメ〜3つの基本動作〜

          定時退社 なんと麗しい言葉だろうか。”宇宙旅行”に匹敵するほど、人類の夢と希望が詰まっている。 終業のチャイムと共にオフィスを颯爽と去る。ワークライフバランスを重要視する人々の座右の銘といっても過言ではない。 しかし、それ以上におすすめの退社方法がある。低次退社だ。 低次退社:程度の低い、次元の低い退社のこと。 ①「お先に失礼します」ではなく、「仕事が終わってない人バイバイキーン」と言ってオフィスを去る。 ビジネスマナー以前に人として挨拶は基本である。「お先に失礼

          低次退社のススメ〜3つの基本動作〜

          「全米が泣いた」場合の涙の総水量に関する考察

          全米が泣いた。 全俺が泣いた、全私が泣いたなどの派生語も生んでいる、昔からある擦りに擦られまくられたキャッチコピーである。 元ネタを明らかにすべく過去の映画ヒストリーを漁り、迷路に迷い込んでいった人も後を絶たない。 ところで、皆さんは全米が泣いた場合の総水量を考えたことがあるだろうか。 最近自分自身、歳を重ねて涙腺が緩くなり、人の涙の量を舐めないほうがいいということを痛感している。弁を失った涙腺は永遠に涙を垂れ流すことができるのだ。ウミガメの産卵シーンでボロ泣きできる

          「全米が泣いた」場合の涙の総水量に関する考察

          「登場人物が全て古代ギリシア人だったらストーリーが全く頭に入ってこない説」を唱えたい。

          アナクサゴラス、アナクシマンドロス、アナクシメネス、アンティステネス、アリストテレス、デモクリトス、ディオゲネス、ヘロドトス、ヘーシオドス、ホメーロス、ルキアノス、メナンドロス、ピンダロス、坂上田村麻呂、エンペドクレス、レウキッポス、ゴルギアス、バルメニデス、アイスキュロス、アイソーポス、アリストパネス、エウリピデス、メナンドロス、トゥキディデス、プルタルコス、デモステネス、テミストクレス 暇なので古代ギリシアの有名人たちの名前を列挙してみた。 どうだろう。目がチカチカし

          「登場人物が全て古代ギリシア人だったらストーリーが全く頭に入ってこない説」を唱えたい。

          それは”脱毛”という名の希望の方舟

          2年前の正月早々、私のスマホ画面の下の方にとある広告が現れた。 「メンズ脱毛!なんと!!いまなら500円!!!」 正しい文面は記憶にないが、テンションと内容はこんな感じであった気がする。お年玉が貰えない正月の存在意義に苦悩していた私は、気を紛らわせるために500円ならまあいいんじゃねという軽い気持ちで鼻毛を抜きながら申し込んだ。 決して髭にコンプレックスがあるわけではない。単純なる好奇心である。 脱毛がもたらす悦びを疑似体験できればいいかな、そのような軽い気持ちで私は

          それは”脱毛”という名の希望の方舟

          喋り始めの口癖が「ンフンフ」

          私には喋り始めに「えっ、」と言ってしまう口癖がある。 人見知りだが別にコミュニケーションが苦手な訳ではない。無意識に出てしまうのだ。 「えっ、それってこういうことですかね。」とか、「えっ、まじっすかそれ。」みたいな感じ。 「えっ、」を言ってしまうことで発言にワンクッション置けるため、その後はスムーズに話すことができるのは良いのだが、余りに連発すると相手を不快な気分にさせてしまうのではないかと思ってしまう。 まあ、「えっ、」を言わないように意識すればいいだけの話なのだが

          喋り始めの口癖が「ンフンフ」

          ニトリと長谷川と荻江。

          あなたはニトリで買い物をした際に、見本の商品をレジに持っていってしまったことはあるだろうか? 基本的にニトリの販売商品は箱に入って陳列されているのだが、それとは別に売り物ではない見本商品も展示されている。 当時、私は人生初めてのニトリでの買い物で浮き足立っていた。箱に入っていない上に”見本品”とデカデカと書かれたタグが付いている見本商品を盛大な勢いでカゴにぶち込み続ける男。一時的に視力を失っていた可能性も否定できない状態だった。思い出すだけでも顔から火が出るような愚行。

          ニトリと長谷川と荻江。

          サイゼリヤという名のサンクチュアリ

            皆様は”サイゼリヤ”をご存知だろうか。   失礼、愚問だったかもしれない。 衆知の事実ではあると思うが、サイゼリヤとは日本が誇るイタリアンファミリーレストランチェーンである。 ちなみにサイゼリアではなくて、ザイゼリヤである。この間違いはサイゼリヤ信者の目の前で神を侮辱し、聖書を破り捨てる行為に等しいので細心の注意を払ってほしい。   私も昔サイゼリヤが大好きだった。まず、あの雰囲気がいい。 中高生でも気軽に入れるような雰囲気である一方、真実の口を模したモニ

          サイゼリヤという名のサンクチュアリ

          最終面接は圧倒的な熱意があれば合格できる。

          今回はタイトルの通り、最終面接の圧倒的攻略方法について伝授したい。 そもそも、最終面接とはそれまでの面接で人事や一般社員が「こいつとなら働いてもいい」という判断を下した人しか残っていない。つまり、役員による最終面接に残っている時点でかなりの自信を持って良い。是非、最終面接の部屋に入る直前までドヤ顔でいて欲しい。 では、果たしてどういう人が最終面接に合格するのか。 数々の最終面接に落ちてきたベテランの私から言わせてもらうと、 それは”圧倒的な熱意がある人”だ。 最終面

          最終面接は圧倒的な熱意があれば合格できる。

          「行けたら行くわ」の人だけで合コンを組んだ場合の悲劇的な結末についての考察

          「行けたら行くわ」 人をイラつかせる魔法の言葉である。 「まあ、ほんとはいきたくないしいけるかわかんないし、体裁的な問題もあるし、まあ結局行かないけど~」みたいな魂胆がここまで見え隠れするどころか、丸見えのフレーズは珍しい。 100%行けるのならば、「ぜったい!ぜったいにいく!」と思っていた以上に食い気味に言ってくるはずである。 「いけたら行くわ」のコイツこねえだろ感は確かに異常ではあるが、人によって来る打率は変わってくるので、人数にカウントしないわけにはいかない。ま

          「行けたら行くわ」の人だけで合コンを組んだ場合の悲劇的な結末についての考察

          大袈裟にピクルスを抜きたがる人

          「すみません、チーズバーガー1つ。あと、これは真剣なお願いなんですけど、ピクルスを抜いてもらってもいいですか」 昼下がりのマックに入店してきた男はそう言うと、唐突に額を床に擦り付けた。 「お客様???如何されました?」 男の突然の奇行に驚く店員を尻目に、男は声を震わせながら繰り返す。 「どうかピクルスを抜いて欲しいんです。ピクルスを抜いてくれれば話は早いんです。」 店員は目を白黒させている。 「お客様、、とりあえず一旦立ちましょうか、、」 「ピクルスを抜いて欲

          大袈裟にピクルスを抜きたがる人

          タイムマシンとわらしべ増殖おじさん

          「タイムマシンをつくろう!」という本をご存知だろうか。 もちろん、最初に断っておくがこの本を買っただけでタイムマシンを作れるわけがない。 おうちでつくろう!簡単イタリアン、とかベランダでつくろう!無農薬野菜と同じテンションで購入されては困るので予め忠告しておく。 簡単にいうと、有名な物理学者が現実的なタイムマシンの作り方を分かり易く説明するという内容の本だ。なかなかに知的好奇心が刺激される本であったので興味があれば是非とも読んで頂きたい。 この本の中で気になる一節があ

          タイムマシンとわらしべ増殖おじさん

          人間の男性にツノを生やすべき4つの理由。

          ツノとは、動物をはじめとする生物の頭から出ている突起状の構造のことをいう。 長年疑問だったのだが、何故シカやカブトムシにツノがあって、我々人間にはないのか。あったら絶対カッコいいのに。気軽に天井にぶっ刺さることもできるのに進化上必要とされなかったのだろうか。 私は日に日に増す人間のツノの有無に対する疑問に対して思考を巡らせることを諦め、検索することにした。 無い。 延々とページをスクロールしても、次のページにいっても、pornhubや厚生労働省のサイトもくまなく探した

          人間の男性にツノを生やすべき4つの理由。