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低次退社のススメ〜3つの基本動作〜


定時退社


なんと麗しい言葉だろうか。”宇宙旅行”に匹敵するほど、人類の夢と希望が詰まっている。


終業のチャイムと共にオフィスを颯爽と去る。ワークライフバランスを重要視する人々の座右の銘といっても過言ではない。


しかし、それ以上におすすめの退社方法がある。低次退社だ。



低次退社:程度の低い、次元の低い退社のこと。


①「お先に失礼します」ではなく、「仕事が終わってない人バイバイキーン」と言ってオフィスを去る。


ビジネスマナー以前に人として挨拶は基本である。「お先に失礼します」は、いわばビジネスにおける挨拶「さようなら」のようなものだ。


その真っ当な人の道を外れ、ませた幼稚園児の如く「仕事が終わってない人バイバイキーン」で去る。残された者達は耳を疑い、そしてあなたの人間性を疑うだろう。


歳を重ねていればいるほど、そのギャップが次元の低さにひと味もふた味もスパイスを加えてくれる。低次退社の極みに近づくには歳をとることも必要なのである。


②その日に提出が必須の資料を、全て”文字化け”させて提出して去る。


低次退社を極める者は、仕事をしない。当然である。低次元なのだから。


その日が締め切りの資料は全て「afanナたかやfa#&;@;@afは090@あじゃ***」で埋め尽くして提出する。そしてオフィスを颯爽と去るのだ。


次の日に資料データを開いた上司は「文字化けしてるぞ」と思うはずだ。

そして「あれ?文字化けしてるよ」と多分あなたに言ってくる。

そこであなたは白々しくこう言う。「え、文字化けですか……?」と。


ええ、、一生懸命やったのに、、と言って涙の一粒でも流しておけば完全優勝だ。


文字化けを機械に頼らず、自らで生み出す。低次退社のプロになれる日は近い。



③昼過ぎぐらいに替え玉を呼んで自分は帰る。

午前中ずっとトイレに隠れていた替え玉とお昼後に入れ替わって自分は退社する。

鼻の下にあるホクロがランチ後に突然なくなったぐらいで周りは気づかない。

パスタと一緒に食べちゃったのかな、で済むはずだ。


あれ?ランチタイムに髪切ったの?と言われたら、「時間の使い方は人それぞれですから」と替え玉が答える。


あれ、メガネかけてるとこ見たことないけど、と言われても「遺伝が30年遅れて突然やってきました、両親とも視力0.02なんです」と替え玉が言う。


え、でも眉毛がいつの間に繋がってるよ?と言われたら、「通り魔に毛生え薬をかけられまして」と替え玉はすまして答える。嘘のクオリティが低い?全然問題ない。低次退社のプロは替え玉のクオリティも低次でなければならないのだ。

もちろん替え玉には次の日の朝まで残業させて残業代はがっぽりだ。


ちなみに、最初から替え玉に出勤させずお昼から入れ替わった理由は、あくまでも”退社”したいという低次退社のプロ意識に他ならない。働かないのが目的ではなく、低次元に退社するのが目的なのだ。手段にこだわり、Whyを見失っては行けない。


以上が低次退社の方法になる。


明日から実践して見てください、責任は金輪際取りません。


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