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シン映画日記『AIR/エア』

ユナイテッドシネマ浦和にてベン・アフレック監督・製作・出演、マット・デイモン主演・製作作品『AIR/エア』を見てきた。

ナイキを代表する人気バスケシューズ「エアジョーダン」の誕生秘話、というか潰れかけたナイキのバスケシューズ部門の再生とサクセスストーリーな映画。いわゆるアメリカン・ドリームを描いた映画である。

ナイキは新作のバスケシューズのイメージ選手としてNBAの有名選手をリストアップする中で、シカゴ・ブルズの新人マイケル・ジョーダンに目をつけるが、契約に難航する。

映画の大半は
このマイケル・ジョーダンとの契約劇になるんだけど、
まさしくナイキの社運をかけた契約で、
ナイキのその後の繁栄と
マイケル・ジョーダンのその後の活躍があっての話、という気がするけど、ロマンがめちゃくちゃある。
さらに契約交渉はマイケル・ジョーダン側はほとんどマイケル・ジョーダンの母、デロリア・ジョーダンが交渉を行い、契約に関してはマイケル・ジョーダンとはほとんど話をしてない。なので、マイケル・ジョーダンが絡む映画ながらマイケル・ジョーダン役の人はほんの少し出るだけである。 

こうした中でデロリアはある契約方法を提案するが、当時では画期的な方法だけど、
アメリカのプロレス興行や大物アーティストのレコード会社との契約がそういう感じというのは聞いたことがあったし、その事自体は80年代よりも以前からあったけど、
企業タイアップやグッズとかではそれまでにはなかった発想かも。
そこにもアメリカン・ドリームがあったかな。

脚本がベン・アフレック&マット・デイモンではなかったから正直、途中中だるみを感じたけど、
概ね悪くはなかったかな。

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