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サイトマップと自己アピールと。その1
こんにちは、朝日みうです。
いつも読んでいただき、ありがとうございます!
今回はいわゆるサイトマップで、今まで書いた記事をまとめようと思います。
(また数ヶ月したら記事も増えて内容も変わってくるかと思うので、ひとまずその1としています)
ついでに、これから書きたいなと思っていることも自己アピールも兼ねて少しだけ紹介します。
朝日みうとは何者ぞ?簡単に私自身のことをまとめてみますと、
·椎橋寛
『君の不幸が消えないならば、世界をひっくり返すまで。』第19話
第19話「鍵」
時は、少し前に遡る。
ふらつく小夜を支えながら、木々を避けて歩いた先で、小緑は火に包まれた朝霧の屋敷を見た。
「!!」
以前見た時と同じく、たくさんの風車が回っているのが見える。
その周りを蠢く、悍ましい黒い影も。
カラカラカラ。
まだ距離があるのに、風車が風を受けて回る音が聞こえたような気がして、小緑はぞっとした。
そこで気づく。
(……風?)
おかしい。今夜はあまり風がない
『君の不幸が消えないならば、世界をひっくり返すまで。』第18話
第18話「炎」
満月のおかげで、山中でも前方が見やすい。
せめて供の者をつけてください、と泣く女性たちに「言いつけを破るのは私たちだけで充分です」と言って、小夜は小緑を連れ、朝霧の屋敷へと向かって走っていた。
二人には見えていないので知る由もないだろうが、勿論、あやめもついて来ている。
「これだけ明るい光があるのは、私たちにはありがたいことだけれど……、」
走りながら、小夜が不安そうに眉を寄せた
『君の不幸が消えないならば、世界をひっくり返すまで。』第17話(改訂版)
第17話「本心」
「”風車の歌”で、朝霧の呪いを解けるかもしれないってこと!?」
ぱあっ、と顔を輝かせる小緑とは対照的に、小夜の表情は暗かった。
「……ねえさま?」
小緑がそっと声をかけると、小夜は苦しげに口を開く。
「……その可能性は、大いにあるわ。それはわかっているの。
私も微力ながら霊力を持つ身として何か、感じるものがあるから……。
……でも、もしそうなら、これからあなたは、呪いを解きに朝
『君の不幸が消えないならば、世界をひっくり返すまで。』第16話(改訂版)
第16話「光明」
(血みたいなものがついた……!?)
何それ、めちゃくちゃ怖い。
想像しただけで、血が大の苦手なあやめは身震いしてしまった。
ひやりとした何かが背後に立ったような気さえしてくる。
そんなものを、たとえ夢の中であれ見てしまった小緑は、どれだけ恐ろしかっただろうか。
小夜も想像したのか、表情がやや青白い。
それでもその手は、夢を思い出して震える小緑の背中を優しく撫でていた。
「ごめん
『君の不幸が消えないならば、世界をひっくり返すまで。』第15話(改訂版)
第15話「手掛かり」
がさがさと獣道をかき分けながら、道案内役の青年を先頭に、小夜や小緑をはじめとした女子どもが歩いていく。
それに人知れず付いて行きながら、あやめは先ほどの出来事を思い出していた。
それは、次郎丸が出て行って、暫くした頃だった。
泣きじゃくる小緑の横で、小夜が魂が抜けたような表情で、ぽつりと呟いたのだ。
「……私……、次郎丸さんを見殺しにしたようなものだわ……」
その言葉に、
『君の不幸が消えないならば、世界をひっくり返すまで。』第14話(改訂版)
第14話「この命」
す、と背筋が冷たくなっていくのを、あやめは感じた。
絶望が、小屋の中に満ちていく。
愕然とした表情になった小緑を、ぎゅうと抱き寄せながら、小夜は震える声を絞るようにして紡いだ。
「……どうして、急にそんな……」
次郎丸は、すっ、と目線をそらし、少し考えて……、
やがて、「隠してもしょうがねぇな」と呟いて、口を開いた。
「……兄者が、朝霧に殺された」
「えっ……」
これにはあ
【お知らせあり】創作大賞、追い込みかけます!
いよいよ締め切りまであと3日の創作大賞。
昨日外出先で執筆が捗ることにようやく気づいた、朝日みうです。
カフェでの執筆は憧れるけど出費が……と思っていましたが、そうも言っていられなくなってきました。
ということで、これから追い込みをかけます。
そこで、いつも読んでくださっている皆さんへのお知らせとして、この記事を書きました。
小説の一部改変について
現在書いている長編小説『君の不幸が消えない
(こう見えても短歌集)推しがたり9ですっ!!!その9〜推し活1から9まで〜
いよいよこちらのシリーズも最後になりました。
私の推しが最新9巻の表紙であってほしい!!という思いから始まったこの短歌集。
更新の間が空いてしまうこともありましたが、なんとかここまでこれました!
読んでくださった皆さん、ありがとうございました!!
さて、今回はタイトル通り、「1から9まで」です。
声に出してみるとわかるかもしれない仕掛けを入れました。
まさに、1から9までですよ!
(これまでのシ
『君の不幸が消えないならば、世界をひっくり返すまで。』第17話
第17話「黒い風」
前々から小緑には、特別な力があると思っていた。
あの子の直感はよく当たる。そして元々頭が良いのだろう、小夜が術について教えるとすぐに覚えるし、その直感を使って、小夜が思い付かなかったことを教えてくれることもよくあった。
だからこそ、小緑を追って山中を走り抜けながら、小夜は思う。
(この有事に、私たちに黙って出ていくのには、何か理由がある)
いなくなったということは、恐らく次郎
『君の不幸が消えないならば、世界をひっくり返すまで。』第16話
第16話「まんまる」
時は、あやめが洞窟の前に飛ばされる、少し前に遡る。
小緑は年長者として、幼子たちを落ち着かせ、寝かしつけていた。
つい先ほどようやく、自分の父親のことを心配してぐずっていた子が、すうすうと穏やかな寝息を立て始めたところだ。
(……あたしにできることなんて、こういう手伝いくらいだもんな……)
静かな殺気を振り撒いて出発した、次郎丸率いる男衆。
彼らの無事を、今もひたすらに祈る
良いことわらしべ長者~note毎日投稿のおかげ~
嫌だな…と思った出来事の後、良いことが目白押しで起きた話です☺
先日の出来事。
私は、とあるヨガスタジオを訪れていました。
引っ越したので住所変更し、数ヶ月できていなかったヨガをまた始めるためです。
でも……、受付兼トレーナーさんの対応が少し良くなくて。
多分他の方なら気付かないくらいかもしれないことなのですが。
私がぽっちゃりしているのを見て……、「なんでこんなにこの人太ってるんだろう」と
(こう見えても短歌集)推しがたり9ですっ!!!その8〜いろいろあるけど、それでもやっぱり推し活は楽しいんです!!!〜
短歌ではお久しぶりの更新です。
もうアップする短歌は全部できているのに、長編小説に気を取られておりました💦
推し活中にもいろんなことがありますね。
推し活そのものでの楽しい変化、私生活での忙しさや辛いこと……。
それでも、推しがいるから頑張れることって、いづぱいあると思います。
今回はそんな気持ちを集めました。
ぜひご覧ください!
(その1からはこちらにまとめてあります。)
その8〜いろ