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ごご茶
2021年9月27日 06:47
お迎えの保育園。西の空に薄ら日が差して長い虹。見惚れてたら花壇の煉瓦に蹴つまずいた。君と見たくて急いでヒールを脱ぎ教室に向かう。丁度君は癇癪真っ最中。私の頭から虹はすっぽり抜け落ちた。夜、眠りに落ちる直前、虹の事を思い出したけれど、今日はもう、お休み。
2021年9月19日 20:04
子供が公園でお友達と小競り合いを始めた。止めようとする私に対し、先方のママは「えっ過保護じゃない?子供は喧嘩から学ぶって知らないの?もっとやれぃ☆」とせせら笑う。切れた私「今日だけ許す。やれ。」子供Z「本能解放!」お友達とママは宇宙の彼方に飛んで行った。
2021年3月4日 07:57
道で、母子とすれ違う。母親は泣きそうな笑顔で幼児と手を繋ぎぽつぽつ歩く。雪が降り出しそうな寒空の下、義務感に駆られ散歩に出たのだろう。それは確かに幸せな時間の筈だが、只中にいればモノクロの世界。__彼女は過去の私ではないか?振り返ると静かに雪が舞っていた。 #140字小説 #短編 #創作 #小説 #育児 #スキしてみて