見出し画像

母の自殺から4か月[死から学ぶ人生の生き方]

母親が自殺してから4ヶ月が経つ。
2020年12月3日 母親が他界した。(享年50)
首吊り自殺だった。

あの時の父親の叫び声と兄が母の心臓マッサージをする姿がはもうこの先一生わすれられない。
俺は何が起こったのか理解出来なかった。
唖然とする事しか出来なかった。

それからの日々は圧倒的な
絶望感に襲われた。


この先の俺の未来は真っ暗で、
もう生きていける気がしなかった。

母親のいない人生なんて考えられない。
そう思った。

精神を正常に保とうとするも、
あの時乗り越えられたのは家族という存在も大きかったと思う。

何度も何度も[自殺]という言葉が
頭の中にチラついた。

22年間ずっと母親は生きる価値観であり
俺の生きる意味だった。


そんな大好きな母親が
自殺という形でこの世を去った。

この出来事は俺の人生の
ターニングポイントとなった。

そこから学んだことは、

人はいつか死ぬ。明日かもしれないし、
1年後、10年後かもしれない。
これは絶対に避けられない。


だから生きることを
もっと味わって日々に感謝して
常に死を意識して生きていかなくてはいけないと思う。

人生とは何か?

自分とは何か?

自分の人生で成し遂げたいことは何か?

誰のために、何のために生きていくのか?

幸せとは何か?

手に入れたいものは何か?

どう在りたいのか?

自分の使命は?

何に命をかけるのか?

そういった一つ一つの問いを洗い出し
自分なりの答えを導き出す。

またその言葉たちを自分で定義し、
日々を全力で生き抜く。

人生とはその積み重ねだと思う。

あの日から俺は中途半端に生きることをやめた。

それは母親が残してくれた命だから。

俺が輝くことで、
母親の人生は意味があった証明したい。


常にいかなる時もこのことを
忘れてはいけないし、忘れることもしない。


人生は挑戦するべきだ。
皆んなが言ってるかも知れないけど、
人生は一度きりだから。


自分が死ぬ時に、
「あぁ、もっと頑張れば良かった」と後悔をしたくないからだ。

人間だから後悔は絶対にする。

でも後悔を減らすことは可能だと思う。

ほとんどの人間がやりたいことを
やれずに終わっていく。


それは何故かと言うと、本気で生きてないから。
人生が一度きりだと理解してないから。
何か諦める理由を探し、行動してないから。


常に100%で生きろとは言わないけど、
自分なりの考えを持ち、日々アップデートしていく。


そうすればきっと、努力が辛くなくなるし、
楽しいものだと思えるようになる。

そこに本当の価値があると俺は思っている。


俺の人生の目的、目標は最近定まった。

それを達成させるツールが「音楽」だ。

何かと言うと
「自分と同じような思いをする人間を少しでも減らし救うこと」
「音楽で誰かの生きる今日、誰かの生きる明日を創造すること」
「人生という大海原で生きる道を示してあげること」


これが俺の人生の目標だ。

これを達成させるために
日々音楽を学び練習している。


職業的に言うと「作曲家」だ。


やりたい事の探し方というかヒントは、
自分のルーツを知ることだ。


やりたい事は「原体験」の中にある。
これは、紛れもなく答えだ。


やりたい事が見つかってない人というのは、
経験の数が少ないか、この世界をまだまだ知らないだけ。


だから自分の原体験を探すといいと思う。
そこに人生の答えはある。

俺もこの考え方に出会うまで
挑戦を始めて、4年かかった。

だからこれを極めるのは、
倍の8年くらいかかると思っている。


話は脱線したが、死から学ぶ生き方というのは、
[1日1日を本気で生き抜く事]だ。


勿論、それに方向性と覚悟は必要だ。

自分がどんな生き方なら満足するのか、
またその生き方がどれだけの人間に役に立てるのか

そう考えると良いと思う。

俺は世界で1番大切な人を失ってしまった。

けど、得られるものも凄く大きかった。
これは実際、母親からの最後の教育となった。

だから、この事を通して、
人間として成長できたと思う。

そうやって人間は悲しみを強さに変えていく。

そういうことの積み重ねが未来を作ると思う。

だから今日も音楽の練習を積み重ねて
最終的に結果を出す事は、
人を救うことだと思うから頑張れる。

だから言い訳などをしないで、生きていこう。
良い未来を想像して実践していこう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?