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#映画レビュー
これが宮崎駿の世界 〜「君たちはどう生きるか」感想文〜
例によって遅ればせながら「君たちはどう生きるか」を観た。熊本局の隣にはシネコンがあって便利。
難解とか言う声もあったけど、僕にはシンプルに面白かった。理解できない?そうかな。むしろ理解しなくていいから楽、みたいな感じ。
わかった事がある。それは、宮崎駿の頭の中にはああいう化け物や異界への扉が「存在する」ということ。
モノノケ姫や千と千尋とかの物語の為に、異世界や化け物を生み出したのではなく、
「アダマン号」の乗り方
ベルリン国際映画祭で最高賞をとった映画「アダマン号に乗って」
今週、NHKのニュース「ゆう5時」で企画を作りました。来週月曜までNHKプラスで見られるからぜひ。
(下のリンクで、企画の冒頭から見られます)
企画を作るくらいだから、もちろん多くの人に見てほしいんだけど、この映画はちょっと変わった映画。ドキュメンタリーだけど説明はほとんどない。ナレーションも名前のテロップも。
基本的に、何も「事件」
「モリコーネ 映画が恋した音楽家」
スラムダンクでも見るかなと思ったのですが、あまりに皆が絶賛するから、まぁいいかなと思ってしまうのは「E.T.」の頃からの、ひねくれ根性。
映画音楽の巨匠のドキュメンタリーを「ニューシネマパラダイス」の監督が撮ったと気になっていた「モリコーネ」を観る事に。いや「ニューシネマパラダイス」も同じ理由で見てないのですが笑。
157分という長さもあり、ちょっと賭けだなぁと思いましたが、超良かったです。
沸点の先にあったのは?映画「ボイリング・ポイント」
「私は最悪」を見に行ったヒューマントラスト有楽町で上映していて、TBSのクルーが見た人にインタビューとかしてたから、ちょっと気になっていた。
およそ90分を1カットで撮影した映画。舞台は一流レストランの戦場のような厨房。面白そう、あるいは「元は取れそう」だと考えた。何か番組作りのヒントになりそうな気もするしね。
主人公は人間味あふれる表情が印象的な中年シェフ。多忙でヘロヘロなのに家族サービスを
私は私のままでいい 〜映画「私は最悪」〜
仕事が出先で早く終わったから映画でも見ようかなと、有楽町へ。
「私は最悪」
映画ポスターは主演の女性が微妙な笑顔で走ってる写真。
なんかポジティブなようで、それだけではないような微妙な味わいが気になって見に行きました。
観客はほぼ女性。でも50歳男でも楽しめました。
主人公は30歳。それなりに知性と才能に恵まれながら、どこか中途半端な人生を送っている感じ。
漫画家の歳上の男性と付き合って、彼が