見出し画像

認知を広げるための「入口戦略」

vol.1

先日、1000回目の投稿の時に宣言させていただきましたが

日曜日は新たな挑戦にトライするため、いつもよりもライトな記事をお届けいたします。

その名も「発想の画鋲」

新しい時代の気配を感じた記事をピックアップし、画鋲で留めるように記事に留めておこうという企画。

新しい着眼を共有させていただくコーナーです。

第1回は、ニュージーランド政府が行っている「Love Better」です。

〈TABI LABO / 2023年4月15日〉

こちらは、「#OWNTHEFEELS(自分の感情を大切に)」というキャッチフレーズを掲げ、失恋に苦しむ若者の立ち直りを支援する取り組み。

えっ…、えええ…???

国が若者の失恋に寄り添う施策、、、?

日本じゃ考えられないユニークな一手ですね…(汗)

このプログラムの発端は、同国が先進国の中で家庭内暴力性暴力報告率が最も高い国の1つにあること。

そこで、社会開発省(MSD)が若年層を支援するオークランドの慈善団体「Youthline」の支援を受けながら運営し、テキスト電話メールなどで若者と連絡を取り、アドバイスの提供などを行っているのです。

個人の恋愛に政府が介入。

と言うと、確かに違和感でしかありませんが…、暴力を撲滅し、心のケアを強化していくというと非常に素晴らしい政策に感じますね。

日本でも、昨年の小中高生の自殺者数が514人で、1980年に統計を開始して以来、過去最多と報道。

(厚生労働省と警察庁が発表)

より一層の心のケアが必要であると感じました。

…ただ、国が行っている施策が十分に伝わっていないという状況の中で、「より一層心のケアします」と発信しても、情報過多の時代では埋没しそうです…

一方、今回の「Love Better」のように「恋愛」という良い意味でのキャッチーな入口をつくることにより、世間の関心も高くなる

そうした「入口」戦略は、さまざまな場面でヒントになりそうです。

このように、発想の画鋲では良いと思った「着眼点」をピックアップさせていただきます。

さまざまな施策のヒントにぜひご活用くださいませ😊

この記事が参加している募集

マーケティングの仕事

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?