“新しい地図”の楽しみ方
column vol.828
金曜日は当社は休みだったこともあり、昨日まで4連休をいただきました。
たっぷり休んだその後は…
やはり、マジメに
次の休みのことを頭に浮かべてしまいます〜(笑)
11月は行楽シーズン真っ只中。
旅にでも行きたいなぁと思いが込み上げてくると、先週見た「地図」に関するユニークな記事を思い出します。
ととさんという、Twitter上で鉄道やバスの情報発信するSNSクリエイターさんをご存知でしょうか?
〈ととさんTwitterアカウント〉
東京駅から一回の乗り換えで全国各地に
ととさんのこんなツイートが話題になっています。
東京駅から乗換1回すれば、全国どこでも行ける説を2022年度で検証してみました!!!西九州新幹線開業で長崎へは乗換2回となりました...
〈まいどなニュース / 2022年11月3日〉
ととさんTwitterより
おおお…!まさに天才的…素晴らしい着眼点です。
〈ととさんTwitter / 東京駅から乗換1回すれば全国どこにでも行ける説〉
駅単位では昨年度に比べ到達できなくなった場所がいくつかあったそうですが、それでも沖縄県以外の46都道府県に到達可能ということ。
日本の鉄道網の凄さを改めて感じますね。
ととさんは最初、「東京駅から乗換なしでどこまで行けるのか」という検証から始まり、その検証結果をみて「乗換1回すれば全国どこでも行けるのでは?」と思ったそうです。
他にも面白い検証を行っています。
個人的に好きなのは「東京からJR禁止で○○へ」シリーズ。
特に熱海編が好きです。
〈ととさんTwitter / 東京からJR禁止で○○へ ②熱海編〉
JRに加えて、高速バス、特急列車を除いて行くルートが以下の通りです。
(千代田線)大手町〜代々木上原(小田急線線)〜小田原(箱根登山鉄道)〜箱根湯本(箱根登山バス)〜元箱根(伊豆箱根バス)〜熱海
東京から熱海は普通は東海道線ですが、この別ルートには冒険が詰まっています。
約20年ほど前、毎週立川に行く仕事があり、オフィスがある渋谷までさまざまなルートで帰ってみるというちょっとした遊びをしたことを思い出しました。
旅は旅先ばかり考えてしまいますが、道中にもさまざまな楽しみ方があるはずです。
旅行業界も「一日で行ける“最遠回り”ルート」など、マニアックな道中の楽しみ方開発をしていくと、もっと面白いかもしれませんね。
「メルカトル図法」の裏の“隠れた真実”
そして地図といえば、私たちが普段目にする「メルカトル図法」についての興味深い話がありました。
まずはこちらの地図をご覧くださいませ。
にゃんこそば@データ可視化さん(@ShinagawaJP)
随分、ロシアやカナダが小さく見えませんか?
この地図を作成したにゃんこそばさんよると、メルカトル図法を実際の面積に直したものとのこと…(汗)
〈デイリー / 2022年9月5日〉
メルカトル図法で描かれた地図は本来球形である地球を平面に投影するため、高緯度に向かうにつれ距離や面積が拡大されてしまうそうです。
ですので、高緯度に位置するロシアやカナダは、私たちがメルカトル図法で認識しているサイズ感よりもずっと小さい。
ちなみに日本でもメルカトル図法において、北海道は九州よりも面積比で35%も「誇張」されているのこと…(驚)
もちろん、メルカトル図法は
出発地と目的地を直線で結び、コンパスでずっとその方角に進んでいくことで目的地に到着できる
という大航海時代に発明された由緒正しき図法。
便宜上必要な地図であることは間違いないのですが、この「便宜上」という点を抜かしてしまうと、世の中の真実を見失ってしまいます。
実は私たちは「正しい」と思っていることの中にエクスキューズを知らずに間違った認識を持っていることが他にもあるのではないかと感じています。
「絶対に正しい」と思うことこそ疑いの目を。
そんな教訓を学ぶことができた面白い事例でした。
欧州の「リスンブール」をご存じですか?
メルカトル図法の話に引き続き、「ウソか真か」という地図にまつわる話をご紹介したいと思います。
突然ですが、ヨーロッパにある「リスンブール」という国をご存じですか?
ちなみに場所は赤い矢印が差しているところです。
@gaspardooo-Twitter
はい(笑)、そうです。
こんな国はありません〜。
@gaspardoooさんというTwitterユーザーが冗談で投稿した架空の国なのですが、この冗談に世界中の人々が乗っかって、大喜利状態になっているのです。
〈Pen / 2022年11月5日〉
〈@gaspardoooさん / Twitterアカウント〉
Twitterユーザーはこんな感じで乗っかっています。
リスンブールの美しさを堪能
まるで旅してきたかのような投稿です。
漫画のワンピース、リスンブールで1億冊を売り上げる歴史的快挙達成
日本の人気マンガがリスンブールで記録的ヒットを上げています(笑)
ルイ14世嫌いだったリスンブールの王、リスン15世
ツイートを読むと、もともと「太陽王」と呼ばれていたリスン15世と、後から「太陽王」と名乗ったルイ14世が激突している歴史が書かれています(笑)
一体全体この大喜利合戦のオチがどのようになるのか、今後の展開を楽しみにしたいと思います〜。
最後に、ご存知の方も多いと思いますが、やはり「地図(ガイド)」ということでここ最近の秀逸作は、地球の歩き方のコラボシリーズでしょう。
個人的には「ムー(異世界ワールド)」と「ジョジョの奇妙な冒険」が非常に面白かったです。
やはり遊び心は大切ですね〜
最近、日本のビジネス(社会)にはもっと遊び心があっても良いのではと思っていたところに、とても面白い企画を提示してくださいました。
ということで、地図にまつわるトピックスはいかがだったでしょうか?
私は旅に出かけたい想いは胸にそっとしまい、今週からまた元気に働いていきたいと思います!
noteも引き続き、毎日投稿していきますので、よろしくお願いいたします!!
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