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リモートワークを救う“アプリ”たち

column vol.867

リモートワークするにあたり、同僚と離れていること公私の切り替えの難しさ生産性が低下してしまう部分もあると思います。

そこで今日は、リモートワークの強い味方となるアプリをご紹介したいと思います。

共同作業もお手のもの!「黒船アプリ」

リモートワーク問わず、まず触れておいた方が良いアプリと言えば「Notion(ノーション)」でしょう。

私は勝手に「黒船アプリ」と読んでいるのですが、業務作業を大きく変える存在だと感じています。

〈ビジネス+IT / 2022年12月15日〉※無料会員記事

開発したNotion社2014年に設立。

アプリは2016年にリリースされ、その利用者数は世界で2000万人を超えると言われています。

日本には、2021年10月に日本語対応のベータ版が上陸。

そして今年6月日本法人のNotion Labs Japanが設立され、11月にはついに正式版のリリースが発表されました。

Notion社によると、チームで利用するワークスペースの新規開設数前年比約3倍となり、トヨタ自動車三菱重工サイバーエージェントといった大企業への導入も拡大しているそうです。

このアプリの特徴は何と言っても「オールインワン ワークスペース」と呼ばれていること。

例えば、マイクロソフトならば、テキストはWord、プレゼンテーションシートはPowerPoint、表計算はExcelなど、作業によって使うアプリケーションが違いますよね?

一方、Notionなら、これらの作業だけではなく、スケジュール管理タスク管理関係者のレビューに至るまで、さまざまなものが一つのアプリで完結してしまうのです。

(オールインワンとはそういう意味です)

これは作業効率だけではなく、保存においてもより整理しやすくなっているということ。

そして、共同作業も従来のものに比べて、よりパワーアップしています。

例えば、共同でドキュメントを編集する際、誰かが開いていて更新できなかったり、反映に時間がかかったりと、スムーズに作業できないことがあります。

しかし、Notionであれば、同じページ上で30人以上同時に作業を行うことができるにもかかわらず、そのアクションはほぼリアルタイムで同期されます。

それでいて動作が重くなることもないので、とっても快適

さらに、作業のステップを減らせます

普通はメールでデータが来た場合、メールを読み添付資料を確認して、作業ツールを開くというステップがあります。

ところが、Notionなら必要な場所へ移動するだけ

お願いする方も、される方もステップが減ることにより、共同作業しやすいのです。

もっとNotionの魅力をより知りたい方は、ぜひ「ビジネス+IT」の記事をご覧くださいませ。

業務進行は「タイムブロッキング」がカギ!

公私の切り替えという点でも一つ、ヒントを共有させていただきます。

それが「タイムブロッキング」です。

〈lifehacker / 2022年12月15日〉

これは、スケジュールをより上手く把握して、生産性をフルに発揮できる優れた方法です。

具体的には、1日をブロック分けし、それぞれの時間枠にやるべきタスクを割り当てます

そのために最適なアプリ7つlifehackerではセレクトしています。

(1)TickTick
(2)ClickUp
(3)Clockify
(4)TimeBlocks
(5)TimeCamp
(6)Toggl Track
(7)Sunsama

例えば、「ClickUp」は単に時間管理するだけではなく、生産性を向上できることが強み。

タスクの整理プロジェクト管理がしやすく、業務を素早く効率的にこなすことができます。

また、「TimeCamp」はタスク1件に要した総時間数をひと目で確認することが可能です。

特に企画職クリエイティブな職種は、一つのタスクに対してタイムマネージメントがどんぶり勘定になってしまうことが多々あります。

心豊かな人生を送るためにも、やはり公私のメリハリが必要

…と、公私がシームレスになりがちな自分に言い聞かせたいと思います…(汗)

一人で悶々とする時は…

そして、意外と忘れがちなのが心のケアです。

オフィスワークなら、何か嫌なことがあっても、近くの人に打ち明けてスッキリできますが、リモートだとなかなかそうは上手くいきません…

誰かと共有したくても、ネガティブなことはチャットで残すのは危険ですし…、誰かに電話するのも気が引けます…

でも、悶々とした気持ちを抱えていると、やはり生産性は下がってしまう

そんな悩みを解決するやもしれない新たなサービスが誕生しました。

それが仏教対話AI「ブッダボット」です。

〈Web担当者フォーラム / 2022年12月7日〉

仕掛けたのは、京都大学発のスタートアップで仏教と情報技術を融合させたサービス事業を手掛けるテラバース

同社のブッダボットを搭載したAR(拡張現実)技術「テラ・プラットフォーム」を活用し、法人向け仏教哲学コンサルティングサービスを行うというのです。

仏教哲学に加え、会社の上司・役員の知見をもAIが学習

スマートフォンのカメラを起動すると仏像が映し出され、例えば、「キャリアについて悩んでいる」と聞くと

「“貪”(執着)、“慢”(自己過大評価)、“嫉”(嫉妬)の感情を制御しながら、目標達成に向けた道筋と方法を明確化すること」

といった実践的な教えを説いてくれるそうです。

PRTIMESに他の定型分があったので、そちらを一部共有させていただきます。

〈PRTIMES / 2022年12月6日〉

社員:「上司との関係に悩んでいます。」
回答例:「全ての人と相性が合うことはなく、相性の悪い人はいるものです。しかし、相性が悪い人と一緒に過ごさなければならない場合には、関係を改善するための努力をすることと同時に、悪い関係の中でも気楽に過ごせるようになることの両方で解決していってみてはどうでしょうか。例えば、欠点をひたすら指摘してくる上司であれば、「無料」でマイナス要素を見つけてくれるコンサルタントだと思えば、得した気分になりますね。

なるほど、人は「褒められる方が伸びる」と思いたくとも、褒められるだけでは成長できません(笑)

「いやいや、納得できない!」と思った方は、次に「仕事が辛いです。」と打ち込んでみてください。

回答例:「ブッダは、人間である限り、四苦八苦などの苦しみ・辛さは必ず生じるものだと述べています。まずは、辛さを感じること自体、人間であることの証だということを理解しましょう。その上で、その辛さがどのようなタイプの苦しみか、何を起因とする苦しみなのか、細かく分析していく必要があります。その過程を通じて、苦しみを解消するための対処法を探し、それを実行していくという形になります。但し、辛さと喜びは表裏一体のものとも言えます。辛い仕事から逃げてもまた別の辛さが襲ってきます。」

私の妻は、友人から「私、ストレスがないことがストレス」と真剣に相談されたことがあったそうです…(驚)

そう考えると、どんな人生を送っていても、辛さと上手に付き合うことが必要なのかもしれませんね……

…と、単純な私はハマりそうですが(笑)、兎にも角にもご自身に合った心のケアを見つけていただけると良いかと思います。

リモートワークとは基本的には一人でいることが多い。

一人であることのケアをどう考えるかが重要ですね。

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