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全員「佐藤」になる日
vol.84
2531年、日本人は全員「佐藤姓」になる……!?
「TABI LABO」の記事のタイトルに目が釘付けになります。
〈TABI LABO / 2024年4月4日〉
つまり、約500年後、みんなが「佐藤」になるわけです…(汗)
こちらは夫婦別姓を考えるきっかけをつくる「Think Name Project」が行った試算で、以下の仮説から行われました。
★毎年およそ50万組が結婚し、夫婦同姓により毎年50万の名字がなくなっている。
→明治時代以来、日本にはおよそ13万種類の名字があるが、すでに5万種類が5軒以下の「絶滅危機」にある
そこで、人口問題の専門家である東北大学経済学研究科/高齢経済社会研究センターの吉田浩教授に独自の調査を依頼。
2023年時点で、国民全体の1.529%を占める日本で最も多い名字「佐藤」姓の増加率、および人口動態から分析を実施したそうです。
その結果がこちらです。
![](https://assets.st-note.com/img/1712451021919-wOuKiUu6eG.png?width=800)
夫婦同姓だと佐藤姓は毎年1.0083倍の伸び率で増加をするので
![](https://assets.st-note.com/img/1712451125927-qWaAYw6Ssj.png?width=800)
「2531年には、日本人は全員「佐藤姓」になる」
というわけです。
…なるほど、…なるほど…
夫婦別姓については様々な意見もありますし、もちろん不確定要素も多々ありますが
改めて数学が持つ客観性は、説得力が強いと感じさせてくれます。
と、同時にnote仲間のスギオカカズキさんの記事を思い出しました。
28代さかのぼると、ご先祖さまは1億人になるのだとか……
「1億人に対する感謝」って、日本人全員に感謝するような感じですね。
今回の佐藤姓の話と重ねて、改めて「人類みな兄弟」ということを、感じざるをえません。
![](https://assets.st-note.com/img/1712452488198-tdr9NUJo3G.jpg?width=800)
ということで、今回の試算を拡大解釈すれば、「世界平和」を考えるきっかけにもなるような気がしてきました。
2024年は私の中で「数学強化年間」とし、さまざまな数学本を読み、改めてビジネスや生活の中で生かせる知恵を取り入れていたのですが、改めて数学の持つ力を感じることができました。
そういえば、ノーベル経済学賞を受賞したプリンストン大学のアンガス・ディートン教授が
年収が800万円を超えると、そこからは年収が上がっても幸福度はあまり増えない。
ということを明らかにし、世の中の人々に「お金だけでは人は幸せになれない」という価値観を一気に広げたことがありました。
そう考えると、もしかしたら、いつか天才数学者が「世界平和」に導くための数式を編み出すかもしれません🤔
…いやいや、そんな話は夢物語ではありますが…、数学の持つ可能性に改めて期待したくなる、今回の事例でした。
ということで、明日からまたウィークデーが始まりますね。
まずは、月曜日の憂鬱を消し去ってくれる数式が生まれて欲しいかもしれません〜
それでは、また明日。
豊かな日曜日の夜をお過ごしくださいませ!
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