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「SNS」移民が増加中??
column vol.844
連日メディアを賑わせているTwitter社ですが、昨日、イーロン・マスクさんのある発言が話題になりました。
Twitterは日本中心
そのように社内会議で言及されたそうです。
〈日本経済新聞 / 2022年11月23日〉
日本はアメリカの約2倍!?
米ネットメディア「ザ・バージ」によると、マスクさんの発言はこのようなものだったそうです。
Twitterはアメリカ中心であるかのように見えるかもしれないが、どちらかと言えば日本中心だ。
その言葉を裏付けるように、人口に占めるユーザーの割合について日本はアメリカの約2倍にのぼるそうです。
ちなみに、Twitterの国別ユーザー数がこちらです。
![](https://assets.st-note.com/img/1669191044167-kk55iaapO6.png?width=1200)
ドイツの調査会社スタティスタによると、2022年1月時点のツイッターの国別ユーザー数はアメリカが7690万人で首位。
そして2位が日本で5895万人。
しかし、マスクさんが
日本の人口はアメリカの約3分の1であるにもかかわらず、日本にはアメリカとほぼ同じ数のデイリーアクティブユーザー(1日当たりの利用者数)がいる。
と説明している通り、人口に占めるユーザーの割合はアメリカが23%であるのに対し、日本は47%と約2倍の水準となっているのです。
マスクさんは日本でのTwitterの利用率の高さを理想的な姿であると指摘した上で、「例外なく全ての国で目指すべきだ」と強調。
ユーザー数が多い日本やインド、インドネシア、ブラジルなどにエンジニアリングチームを分散させ、英語圏以外のサービス開発に力を入れる考えも示しています。
「日本」では国産SNSに移民が増加中
と、マスクさんに褒められた(?)日本ですが、どうやらTwitter社の望まない傾向が見られています。
認証マークの有料化発表など、大鉈を振るう改革が進行している状況に動揺をし、日本のTwitterユーザーの中には日本企業が開発した「オタク向け国産SNS」に避難する人も多いとのこと。
〈よろず〜 / 2022年11月18日〉
新規利用登録者が急増したのは、Webブラウザ版を試験提供中で昨年に現行バージョンを公開した会員制交流サイト「くるっぷ」。
今月上旬にTwitter有料の話題が上がると、同SNS上では
「(Twitterから)移住します」
「避難先の1つとして考えてる」
「みんなが行くなら私も行く」
と、趣味を共有する人たちが「くるっぷ」へ移動する流れが生まれたのです。
「くるっぷ」を運営する株式会社Anokumaの代表・中村清夏さんによると8日夜から新規登録者が増え始めたようで、特に9~11日頃は、1日あたりの登録者数が従来の約100倍である約2万人に急増したとのこと。
中村さんはこの現象に対して
Twitterだとコンテンツ的な制限があるので、もっと自由にやれるところを探していたりとか、オタクの人たちにとってTwitterに代わるようなサービスは潜在的にニーズがあるのかもしれない。
と分析。
今後も日本のTwitter民がさまざまな国産SNSに移民として流れていく可能性もあるかもしれません。
非常に注目が集まるニュースですね。
我らnoteの最新ニュース
国産SNSと言えば、我らnoteもそうですね。
ということで、最近noteに関するニュースは無いかな?と探ってみたところ、何とドンピシャ!本日、note社の加藤貞顕CEOのインタビュー記事が上がっていました〜
〈東洋経済オンライン / 2022年11月23日〉
この記事では、法人の情報発信、コミュニケーションづくりにnoteが最適だという話なのですが、法人のアカウント数は年々増加しており、その数は何と1万2000件に達しているのですね…!(驚)
加藤さんは法人がnote利用するベネフィットをこのように語っていらっしゃいます。
アメリカのアップル社などを見ていると、企業はそもそもクリエーターだと思う。みんな機能性だけでなく、世界観やメッセージに共感するから(製品を)買って、コミュニティーの一員になる。一部のブランドは昔からそうだけど、モノが行き渡っている今、クリエーターとして活動できている会社こそうまくいく傾向は強まっていると思う。
確かに、ステークホルダー経営やファンマーケティングに代表されるように、法人はいかに人格を持ってユーザーとコミュニティをつくっていくかということが重要になります。
クリエーターって、詰まるところ価値観や趣味趣向を形として見える化する人。
これだけモノが溢れている社会において、いかに法人も価値観などを源泉として商品展開していくかが問われてくると思います。
これは個人的な感覚かもしれませんが、noteの世界って非常にフラットで濃い関係がつくりやすい土壌をもっているのではないかと感じています。
加藤さんが「ランキング」などの差をつける機能を実装しないという想いともリンクするような気がします。
法人アカウントと個人アカウントが、ますます活発にコミュニケーションをとるようになると良いですね。
また、個人的にはいつか法人アカウントのアドバイス的なことができたら面白いなと思いました。
noterとしての経験と、マーケターとしての経験を活かせるからです。
そんなことを夢見ながら、今後も「毎日note」を続けます!
本日も最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
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