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藤井二冠から学ぶこと

こんにちは。たつ/日本一の教育者を目指して と申します。
先日、将棋の藤井聡太二冠が高校を自主退学したと報じられました。

詳しい事情や背景は分かりませんが、このニュースから学んだことを発信したいと思います。

高校卒業まであと2ヶ月となった高校3年生の1月末に自主退学をしたということで、「もったいない」、「せめて高校だけは出ておこうよ」と思った人もいるのではないでしょうか。他方、「素晴らしい決断だ」と思った人もいるのではないでしょうか。賛否両論とはまさにこのことだと思います。

しかし、なぜ義務教育課程を経て、高校に進学する(卒業する)、大学に進学する(卒業する)ということがある種「一般的」とされているのかは立ち止まって考えるべき問題だと思います。

なぜ高校に進学するのか?なぜ大学に進学するのか?

それは世間体のためでしょうか?いい会社に入るためだからでしょうか?いえ違います。「一人ひとりの可能性を広げるため」だと思います。

学問や様々な経験を通して一人ひとりが持つ可能性を広げるためだと思います。しかし、私たちの多くは可能性を広げるために高校や大学に進学した結果、可能性を狭めるという「皮肉」ともとれる状況に陥ります。○○高校を卒業したから、偏差値○○以上の大学や短大に進学しなければならない、○○大学を卒業したから、就職ランキング○○位以上の企業に就職しなければならない、などなど。

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高校や大学に進学すれば人生の「分岐器」が増えているはずです。
研修旅行、留学、起業、自主研究、旅行、休学などなど
あらゆる選択肢、道があるはずなのに、レールは一本しかないように見えてしまうのです。

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その原因は「無知」によって生み出されているのではないでしょうか。すなわち、多くの人々が知らない(理解していない)藤井二冠なりの景色があると思うのです。それは、高校に進学するということで得られた景色なのかもしれません。「とりあえずやってみた」結果、得られた副産物的な景色なのかもしれません。

いずれにしても、レールは分岐器を通して繋がっています。レールは一本しかないわけではありません。世の中にはレールから外れる(=脱線)という概念も存在していますが、脱線したら前進することはできません。私たちは1日1日を過ごし前進しています。

多くの可能性、道を知り、吟味の上、1つ1つの決断を下していくということが重要だと思います。(とはいえ、これが一番難しい。)

兎にも角にも、「可能性を広げるための選択肢が可能性を狭めるという結果を招かないようにすべき」ということを学ぶことができました。

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