串間の妙好人 内田丹治さん
当寺院の門徒さんで、明治時代に内田丹治さんという方がおられました。この方は大変篤くお念仏をいただいておられた妙好人と呼ばせていただきたい方でありまして、昭和60年にこの方の遠縁のお家のお仏壇より、丹治さんの書き残した讃仰の歌が見つかりました。
明治期のご門徒中の、生活とお念仏が一つとなった生活の姿がにじみでているありがたいお歌でございますので、是非御味わいいただければと思います。
・娑婆の仕事はみな置き土産 信をえたのが大仕事
・姿形は貧乏すれど 胸に六字の小判を持つぞ
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