当寺院の門徒さんで、明治時代に内田丹治さんという方がおられました。この方は大変篤くお念仏をいただいておられた妙好人と呼ばせていただきたい方でありまして、昭和60年…
私達のご宗旨、浄土真宗の御開山は親鸞聖人でございますが、ここで質問です。親鸞聖人の正式名称は何というでしょう? 答えは「善信坊親鸞」です。 「善信坊」というお名…
旧暦の4月7日は親鸞聖人の師であります、法然上人の誕生日です。 法然上人について、よくご質問される事があります。 それは、お名前についてです。 「法然上人と源空聖人…
宮崎県の最南端に串間市という町があります。 この串間市の中でも西側、鹿児島県志布志市との県境となる場所に私ども正國寺はあります。 この正國寺は浄土真宗の御教え、…
日本に仏教が公伝した年代は諸説ありますが、おおよそ6世紀半ばと考えられています。 そして、仏教が日本に伝わり100年ちょっとすぎた頃に現在の宮崎・鹿児島エリアに初…
新年あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願い致します。 年の初め。 年始というのは、「さあ、これから頑張るぞ」と新たな目標を立てたり、志を新たにして…
皆さんこんにちは 一気に冬本番という気温になって来ました 冬真っ盛りの12月と言えば、皆さん思い浮かぶのは・・・ そう、赤穂義士ですよね。(クリスマスではないです…
報恩講報恩講は親鸞聖人のご命日をご縁につとまる法要でございます。 私達のご宗旨、浄土真宗の中では、年中行事の中でも一番大切にされている法要であります。 親鸞聖人…
しかるに『経』に「聞」というは、衆生、仏願の生起本末を聞きて疑心あることなし、これを聞というなり。「信心」というは、すなはち本願力回向の信心なり。 浄土真宗のお…
平成30年に往生いたしました、当山正國寺前住職の英彰が昭和45年から始められ、毎年発行しております寺報に掲載の法話や詩、ご門徒様の寄稿をご紹介していきます。※内容は…
平成30年に往生いたしました、当山正國寺前住職の英彰が昭和45年から始められ、毎年発行しております寺報に掲載の法話や詩、ご門徒様の寄稿をご紹介していきます。 ※内容…
高立山正國寺
2023年1月1日 16:23
新年明けましておめでとうございます皆様方のお力添えのお陰様で、正国寺は開山416年目を迎えることができました。今年も仏法聴聞の場を共々にいただきながら、安穏な毎日を過ごして参りましょう。今年もよろしくお願い致します
2022年2月22日 13:47
当寺院の門徒さんで、明治時代に内田丹治さんという方がおられました。この方は大変篤くお念仏をいただいておられた妙好人と呼ばせていただきたい方でありまして、昭和60年にこの方の遠縁のお家のお仏壇より、丹治さんの書き残した讃仰の歌が見つかりました。明治期のご門徒中の、生活とお念仏が一つとなった生活の姿がにじみでているありがたいお歌でございますので、是非御味わいいただければと思います。・娑婆の仕事は
2021年4月14日 12:37
私達のご宗旨、浄土真宗の御開山は親鸞聖人でございますが、ここで質問です。親鸞聖人の正式名称は何というでしょう?答えは「善信坊親鸞」です。「善信坊」というお名前。意外と一般的に認知されていませんよね。「親鸞」というお名前と「善信坊」というお名前。「親鸞」というのは、仏門の僧侶としての名前。つまり、法名であり、また個人の実名(今でいうところの本名)です。そして、「善信坊」というのは、
2021年4月7日 23:14
旧暦の4月7日は親鸞聖人の師であります、法然上人の誕生日です。法然上人について、よくご質問される事があります。それは、お名前についてです。「法然上人と源空聖人と名前が出てきますがどう違うのですか?」という質問です。「法然」というお名前は、坊号と言われるものであります。坊号とは、お得度を受けた後につけられる本名とは別の名前になります。「源空」というお名前が本名であります。では、な
2021年3月6日 13:23
宮崎県の最南端に串間市という町があります。この串間市の中でも西側、鹿児島県志布志市との県境となる場所に私ども正國寺はあります。この正國寺は浄土真宗の御教え、親鸞聖人の御教えをいただいているお寺です。そして、この浄土真宗の御教えが、今日のように宮崎、鹿児島という九州南部エリアに伝わったのは果たしてどのような歴史の物語の上に今あるのでしょうか。本願寺のある京都が日本の中心であった時代、宮
2021年1月29日 15:42
日本に仏教が公伝した年代は諸説ありますが、おおよそ6世紀半ばと考えられています。そして、仏教が日本に伝わり100年ちょっとすぎた頃に現在の宮崎・鹿児島エリアに初めて僧侶が派遣されたようです。 この宮崎・鹿児島エリアに仏教が公に伝わった初出は、『日本書紀』巻第三十の「持統天皇紀」において、即位6年の年の5月(692年5月)に持統天皇が筑紫大宰(つくしのおおみことのもちのつかさ)に命じて、
2021年1月11日 10:07
新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。年の初め。年始というのは、「さあ、これから頑張るぞ」と新たな目標を立てたり、志を新たにしていく一つの節目であると思います。皆さんこれから訪れる2021年がどうなるのか、期待と不安を持って未来に目を向けている時ではないでしょうか。ですが、そんな未来の希望に満ち溢れている時に、ついついおろそかになってしまうのが「今」という
2020年12月16日 21:23
皆さんこんにちは一気に冬本番という気温になって来ました冬真っ盛りの12月と言えば、皆さん思い浮かぶのは・・・そう、赤穂義士ですよね。(クリスマスではないですよ。)アナログテレビの時代は、赤穂義士の時代劇ドラマがこの討ち入りの14日~15日に放映されているのを見ておりましたが、今は時代劇自体がなくなっていて、なかなか見る機会がなくなってしまいました。忠臣蔵の吉良上野介の布団に手を入
2020年11月25日 22:02
報恩講報恩講は親鸞聖人のご命日をご縁につとまる法要でございます。私達のご宗旨、浄土真宗の中では、年中行事の中でも一番大切にされている法要であります。親鸞聖人がお亡くなりになられてから、33回忌の折に、親鸞聖人のひ孫にあたります、覚如上人という方から始まっております。覚如さんは浄土真宗教団の祖と言われているお方ですけれども、その御方が「報恩講私記」という御書物を書かれて、親鸞聖人の祥月命日
2020年11月6日 16:18
しかるに『経』に「聞」というは、衆生、仏願の生起本末を聞きて疑心あることなし、これを聞というなり。「信心」というは、すなはち本願力回向の信心なり。浄土真宗のお寺でよく聞く言葉「お聴聞」浄土真宗のお寺でよく聞く言葉に「お聴聞」という言葉があります。普段の生活では、あまり耳にすることのない言葉ですね。浄土真宗というご宗旨の中で、お聴聞するということは、ご法話などを聞いていくことですけれども、浄土真
2020年6月9日 10:51
平成30年に往生いたしました、当山正國寺前住職の英彰が昭和45年から始められ、毎年発行しております寺報に掲載の法話や詩、ご門徒様の寄稿をご紹介していきます。※内容は適宜、修正し掲載している場合があります。【昭和47年掲載 ご門徒様の投稿】3人の飛行士の乗ったアポロ16号は月の世界まで無事に行ってきて世界の人々をますます驚かせています。世は全く科学万能の時代となりました。ことごとく科学の進歩
2020年5月27日 09:17
平成30年に往生いたしました、当山正國寺前住職の英彰が昭和45年から始められ、毎年発行しております寺報に掲載の法話や詩、ご門徒様の寄稿をご紹介していきます。※内容は適宜、修正し掲載している場合があります。【昭和46年掲載 前住職英彰の一口法話】『美しく飾られし玉の車も朽つ我等が肉体も又ついに老ゆ、されどよき人の法は滅ぶことなし、人より人へと語り伝えて』火葬場での収骨のおつとめの時、腰骨のあ
2020年5月21日 11:44
平成30年に往生いたしました、当山正國寺前住職の英彰が昭和45年から始められ、毎年発行しております寺報に掲載の法話や詩、ご門徒様の寄稿をご紹介していきます。※内容は適宜、修正し掲載している場合があります。 【昭和45年掲載~あるご門徒様の寄稿~ 『長男を亡くして』】元来、私は浄土真宗の家に生れ、妻もまた浄土真宗の家に生れたのでお寺さんとは縁のあることは知って居たのですが、その頃はまだお寺さん
2020年5月18日 12:05
平成30年に往生いたしました、当山正國寺前住職の英彰が昭和45年から始められ、毎年発行しております寺報に掲載の法話や詩、ご門徒様の寄稿をご紹介していきます。※内容は適宜、修正し掲載している場合があります。【昭和45年掲載 前住職英彰の一口法話】㈠コツコツ小金をためても、荒金をにぎって一財産つくっても助からぬ。 ためたものはなくなる。無理をしてとったものは早くなくなる。 身についたものしか
2020年5月16日 09:14
平成30年に往生いたしました、当山正國寺前住職の英彰が昭和45年から始められ、毎年発行しております寺報に掲載の法話や詩、ご門徒様の寄稿をご紹介していきます。※内容は適宜、修正し掲載している場合があります。【昭和45年掲載 前住職英彰の一口法話】㈠ 裸一つで生まれたから、真っ裸でいかねばならぬ。覚悟はよいか、、、 覚悟の出来ぬままでよいぞ。**【若院のあじわい】**『仏説無量寿経』(註
2020年5月14日 07:36
平成30年に往生いたしました、当山正國寺前住職の英彰が昭和45年から始められ、毎年発行しております寺報に掲載の法話や詩、ご門徒様の寄稿をご紹介していきます。※内容は適宜、修正し掲載している場合があります。【昭和45年寺報掲載 前住職英彰一口法話】㈠ 生の関門から人生に入るのでなくて、死の門より入れ。**【若院のあじわい】**なかなかシンプルで前住職らしいこの詩をいただいて、生(しょう)