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世の中どうよ

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世の中、社会、不満もありましょう。憤りもありましょう。ほっとするニュースがあればいいですね。自分もその中に確かに存在する、その世の中。少しでも別の視点があれば、シェアしたいなと思…
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2022年7月の記事一覧

空白の30年間

空白の30年間

偶々テレビで、久しぶりに統一協会について語る有田芳生氏を見た。かつて社会問題化したときには、この人の命懸けの解説が、適切な判断がなされるために、貢献していたのだが、久しぶりだというのは、その後、テレビで同様に統一協会問題で解説をするという機会が、殆どなかったように見受けられるからだ。
 
つまり、そのような解説は、もはや視聴率に影響しない話題となり、マスコミが取り上げなくなったからである。だから、

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宗教についてもっと考えて戴けたら

宗教についてもっと考えて戴けたら

捜査中の事件について、憶測をするつもりはないし、ましてそれを無責任に公言して、ひとを惑わすようなことはしたくない。事実と感想とを述べるという点をご理解戴きたい。
 
どうやら、若い世代のキリスト者や牧師などの中には、統一協会なるものをご存じない人も多いらしい。再臨のキリストという信仰による教祖により、強力な組織力をもったグループである。あれほどマスコミが騒いだ「合同結婚式」も、何のことか知らないの

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悪く言うことの必要と危険

悪く言うことの必要と危険

選挙前の政党や候補者が、甘い声で、いかにもいいことをメディアで語るとする。それが結局裏切られるということを、これまでも重々経験しているはずなのに、私たち投票者は、「みんな」に合わせて行動してしまうのも不思議である。
 
いや、だから与党ではないところを支持するのだ。そう息巻く人々もいる。特にキリスト教関係者には、威勢のいい声がよく飛び交う。選挙や政治に対する考えは、宗教とは関係がないから、それはも

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本当にそれは言論の問題なのか

本当にそれは言論の問題なのか

暴力と言論について、新聞が一斉に取り上げている(新聞の立場によっては、やたらこれを強調しているところもある)。言っていること自体に大きな齟齬はない。だが、実にさまざまな暴力があり、言論という建前をとって暴力を遂行しているということもある。経済的条件をちらつかせて暴力をぶつけていることもある。水を垂れ流し、電気をふんだんに使う私自身がまた、誰かにとっては暴力をはたらいていることになるのだ。自分が暴力

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時代は一気に変わり得る

時代は一気に変わり得る

幾度か綴ったことかと思う。エスカレータで片側を空けるという「習慣」は、狭い横を慌てた人が追い抜くという危険行為を助長する。近年ようやく鉄道会社も、全面的にそれを禁止するように動き始めた。安全のためなら、と私も協力すべく、それでも空けられている右側(関西は逆であろう)に立つようにしている。
 
俺は歩かないからね、と左側に立つのは、危険な歩行を助長することになるので、責任逃れにしかならない、と私個人

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