会社組織の中で自由に生きるための方法
こんにちは@tateshina_lifeです。
今日は組織の中で自由を手に入れるための方法について書いてみます。
日本では法律上、労働者が過剰に守られています。
会社は労働者との雇用契約を打ち切る手段を持ちえません。労働者側も会社との雇用契約をわざわざ打ち切るということは選択肢として上がりにくいでしょう。
雇用に関する法律上不平等契約を結ばれている企業は、打ち切ることができない従業員を最大限に活かして利益を最大化しようとします。それでも活用できない従業員については、自ら出ていってもらうように仕向けるでしょう。
世で言うところのブラック企業の誕生です。
不平等条約を結ばれた相手が非合法の手段で対応するということは歴史の中で繰り返されてきたことです。もちろんブラック企業が行っていることを肯定することはできませんが、力学的には自然な流れです。
対等な関係の中でこそお互いにとってフェアな自由と責任が発生するのです。守られているはずの労働者は対等ではないが故に歪んだ関係を当たり前として受け取り、客観的な自己評価ができず、相手と交渉をして場合によってはそこから離れるという選択肢を持つことが難しくなります。
僕の話をすると、個人事業主として独立し、法人成りをしてひとりの経営者になって強く思うことがあります。プレッシャーは強いけれど自由である、ということです。
僕にとって社会とは、フェアな契約をする対象です。そのために客観的な自己評価を行い、価値の研鑽を続け、相手とフェアな交換ができているのかを常に意識します。場合によっては、相手との契約を断ることも選択することになります。
企業の中ではこういったことがそもそも分業化されていたり、雇用が守られることと引き換えに本人がやらなくても良いケースがほとんどだと思います。
絶え間ない自己評価、研鑽、相手とのフェアな交換への努力をしないと社会に対する当人の価値は本人が気づかない中で落ちていきます。結果としてより会社にしがみつく悪循環に繋がるのです。
日本における雇用にまつわる法律が今日明日で変わるとは思えません。お国柄、文化・風土のようなものですから。結果、大多数の人々は企業の中で仕事をし続けていくことになるでしょう。
だからこそ意識して行動し続けることが大切です。
個人は会社や組織に対して不平等契約を結んでいる強い立場にいるということを理解する
それにともない会社・組織は個人に対して不条理で無理なことを通そうとする圧力がかかっているということを理解する
個人は当人の状況と会社・組織の要求とを見比べてフェアな価値交換ができるように交渉をする
個人は交渉の材料として会社・組織を離脱する選択肢を持っておく
離脱したところで命の危険はないということを強く思う
人生は社会との交渉の連続です。
勝たなくて良いのです。
お互いがほどよく妥協すれば良いのです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?