自分への"ご褒美インフレ"で人間は衰えていく | ストイックのすゝめ
こんにちは@tateshina_lifeです。
今日はストイックになることと楽しさは相反しないということについて書いてみます。
僕がSNSなどでロードバイクのレースやトレーニングについて投稿すると、”僕みたいにストイックにはなれないけど…”といったようなコメントをいただくことが少なからずあります。
僕は毎日の運動と食事、体組成について全て記録をとり、レース日程に合わせて強度を調整したトレーニングを継続していますが、確かにこの内容だけを見ると”苦しさ”だけを感じる方が多くいらっしゃるのも無理ないかもしれません。
僕の書き方が悪かったのだと思いますが、こういった日々の取り組みは過程です。過程は結果で必ず報われます。そして、とても重要なことですがその結果はレースなどの大会という大きな区切りだけではないのです。
日々のトレーニングはやるまでは確かに億劫です。しかし、やり終わるのを待つまでもなくやり始めると充実感で満たされてきます。脳からドーパミンが放出される快感があるのです。
食事についても身体が必要とするカロリーや栄養素を必要十分にとっているだけで減らしているわけではありません。確かに糖質や脂質などをふんだんにとってはいないので、甘みがもたらす物質的な快楽は減少します。
一方、こういった生活を続けていると、あっさりした食事からでも十分な甘みや旨味を感じることができるようになります。不思議なもので今では糖質や脂質が多かったり、化学的な物質が入っている食事をとると身体への直接的なダメージを感じるようになりました。
僕の主観ですが、ストイックに物事に向き合っている人たちは眼がとても強く、表情も豊かです。肌のハリも良く、実年齢よりも遥かに若く見えます。僕も初対面の人に年齢を言うと驚かれます(高齢者からは「大学生かと思った」と言われることもわります)。
それはそれで嬉しいものです。
負荷とご褒美をセットで小さいサイクルで回す。かつそれぞれがアンバランスにならないようにしっかりと定量化しておく。それを継続する。
これだけです。
継続することを目的とせずにそこから得られるご褒美=快楽を過度にならない程度に小さくクルクルと回転させて日々を送るのです。
こちら側の世界でお待ちしております。
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