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ルアーの自作工程を公開します。
以下のようなコンテンツで書いていければいいなと思います。
備忘録も兼ねているので、順不同です。
その日作業したことを書いていくようにします。
ルアーの自作に使用しているツール3D CAD
FDM 3Dプリンター
中華CNC
その他ツール
ルアーの自作工程トラウト用ミノー
汎用ミノー
ジグミノー
クランクベイト
バイブレーション
トップウォーター
ソルトウォーター対応バイブレーション(リップレスクランク)その4
エラやヒレをつける前にボディはをコピーしているので、ボディは3個(本体、内部切り欠き用、ウロコ用)あると思います。3個とも選択して、修正→尺度でそれぞれ7/6、8/6倍にしたものを別名で保存しておきます。のちにワイヤーは内部構造も尺度変更で流用しますので、尺度の起点は原点に統一しておきます。これで6cm、7cm、8cmの3種類が簡単にできます。以降は8cmモデルの作成過程になります。
修正→
ソルトウォーター対応バイブレーション(リップレスクランク)その3
前回、外形の大まかな形まで作ったので、今回は細部を仕上げていきます。
フォームで作成したモデルは表面だけしかありませんでしたが、前回の最後で、頭とおしりの穴を閉じて完全に閉じた空間を作りました。すべての穴を閉じてからフォームモードを終了すると、囲まれた空間がソリッドモデル(ボディ)に変換されます。のちの作業で使用するので、左のブラウザ内のボディーにあるソリッドモデルを右クリックで3回コピーして
ソルトウォーター対応バイブレーション(リップレスクランク)その2
今回は大まかな形の完成まで。
いつも通りFUSION360で作ります。
まずは横から見た時の形を書きます。全長60㎜です。上のカーブと下のカーブ2本で書きます。細かく分けると後のロフト作業が大変になりますので、2本で。おしりのところの縦線もないほうが良いです。画面をキャプチャーしたときは書いてありましたがこの後消しました。
真ん中とおしり、そして頭のところに平面を作ります。
各平面に
ソルトウォーター対応バイブレーション(リップレスクランク)その1
お正月休みに時間が取れたので、3個だけ作りました。また実戦投入してませんが、ほぼ完成形です。釣れるかどうかではなく、思い通りの動きをするようになりました。
毎度のことながら、ある程度思い通りの動きを実現するまでに50個くらいは作ります。おそらく数個目の段階で魚を釣る能力は十分にあるのです。ひょっとしたら、すごく釣れるんじゃないかという動きのものも混じってます。しかし、ルアーを自作する目的は、コ
FUSION 360と3Dプリンタでのルアーの作り方(超初級)その4 組み立て。
球体の目玉が手に入れば良かったのですが、どこで売ってるのか見当もつきません。グラスアイは高いし、普通の3Dアイは味気がないかと思いまして、スワロフスキーを買ってみました。色はブラックダイヤモンド、SS-20サイズで、直径が4.8mmです。思ったよりいい感じです。
使用中に外れるとがっかりしますので、2液式のエポキシで取り付けます。
リグはセンターが小型のフックハンガー。リアはヒートンで、カ
FUSION 360と3Dプリンタでのルアーの作り方(超初級)その3 コーティングと塗装
強度を重視して温度を高めに設定してしまったので、ラフトと本体がうまく分離しませんでした。本来きれいに分かれるはずだったのに、ラフトの一部が本体側にくっついてちぎれてしまっています。
ある程度はニッパーで切り落とし、最後は240番の紙やすりで仕上げて、ヒートン用の穴が見えるまできれいにしておきます。
前回使用した吊り下げようのフックは使えませんので、今回は新たに下記のようなフックを作成しま
FUSION 360と3Dプリンタでのルアーの作り方(超初級)その2 モデルの出力まで
久しぶりに作ってみたら、強度不足と重量不足でしたので、設定を変更しました。ヒーターブロックと熱電対の接触具合や、外気温度によって少し変える必要があります。ヒートン用の穴がつぶれ気味でしたので、Hole Horizontal Expansionで出力時に少し大きくしてみます。
印刷温度:220℃→240℃
冷却:20%→50%
インフィル:33%→40%
初期水平展開:0→-0.1mm
Hole
FUSION 360と3Dプリンタでのルアーの作り方(超初級)その1 モデルの作成まで
前回の作成したトラウトミノーは、コンポーネントの組み方だけ紹介して、3Dモデルの作り方及び3Dプリンタでの出力は省略しました。これらはかなり難しい作業なので、FUSION360と3Dプリンタ両方を使いこなしている必要があります。
今回紹介するやや小型のペンシルベイトは、基本さえ押さえておけばかなり作りやすいものです。
FDM(熱溶解積層方式)の3Dプリンタは速度が遅く、大きなルアーはちょっと
トラウトミノー完成へ
最後にネームを入れて目玉シールを貼り付けます。
私は猛烈に字が汚いので、手書きでネームを入れるのはお断りです。そこで使うのが、百均のセリアで売っているオリジナルネイル転写シートです。これに入れたい文字を印刷して貼り付けます。貼り付ける時に文字が左右反転してしまいますので、印刷時にあらかじめ反転させておく必要があります。
インクジェットプリンターのインクは水にもニトロセルロースにも耐性がありま
トラウトミノーの塗装(金黒)
トラウトミノーの絶対的王道カラーといえば金黒です。これはもう昔から決まっています。もしかしたらもっと釣れるカラーがあるかもしれませんが、金黒で普通に釣れるルアーは良いルアーと言えます。
ラパラの金黒はとても素晴らしいのですが、腹側がオレンジだったら、よりウグイの婚姻色っぽくて良かったと思います。今回は腹側がオレンジの金黒を作ります。
塗装はあまり得意ではないので、詳細は省きます。
使うのは
トラウトミノーのアルミ貼り
使用するのはダイソーで買ったアルミテープです。薄い方が使いやすいので、なるべく薄そうなものを買ってください。
暑さ2ミリのゴム板の上にアルミ面を上にしておき、その上を、寸切りボルトを向きを変えながら2回転がして、菱形の鱗模様を作ります。結構な力で押し付けながら転がすため、手でやると痛いかもしれません。私はその辺にあった金属のボトルで押し付けながら転がしています。寸切りボルトはM5かM6くらい
トラウトミノーのコーティング
バルサ製のルアーと違って、コーティングがなくてもルアーとしての強度は十分です。
それでもコーティングを行う理由は、貼ったアルミの保護と、塗装の強化です。
素材の透明度と屈折率の関係で、ウレタンでコーティングした方が見た目は美しくなります。しかし、ウレタンは層状に固まるので、各層が分離しやすく、これを防ぐためには一手間必要になります。
また、一液式のウレタンは、開封後は空気中の水分と反応して
トラウトミノーのおもりと接着
重りの重さを変えることで4種類のミノーを作ります。
浮:フローティング
重りなし
沈:シンキング
5/32"スチールボール2個(計0.49g)
センターフックなしでサスペンド気味のスローシンキングになります。
轟:ファストシンキング
5mm鉛球2個(計1.4g)
猛:スーパーファストシンキング
5mm鉛球2個+φ1.6mmステンレス用ハンダ1cm2本(計1.74g)
後方重心になる
トラウトミノーワイヤーの作成
ルアーの制作に使用するワイヤーは基本的に全て0.9mmのステンレス線を使用します。
100均でも買えるかもしれませんが、私はもっと長いものを買ってます。確かコメリで買ったはずです。
今回はこれを11cmに切ります。
スパッと切るためにはそこそこ良いニッパーが必要です。私はKEIBAのものを使用してます。
次に端から6cmの位置をラウンドノーズプライヤーで掴み、折り曲げます。使っているのはスリー