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ソルトウォーター対応バイブレーション(リップレスクランク)その1

 お正月休みに時間が取れたので、3個だけ作りました。また実戦投入してませんが、ほぼ完成形です。釣れるかどうかではなく、思い通りの動きをするようになりました。
 毎度のことながら、ある程度思い通りの動きを実現するまでに50個くらいは作ります。おそらく数個目の段階で魚を釣る能力は十分にあるのです。ひょっとしたら、すごく釣れるんじゃないかという動きのものも混じってます。しかし、ルアーを自作する目的は、コンセプトを実現させるためなので、実釣能力は二の次です。
 
 今回のバイブレーションのコンセプトですが、往年の某川河口で使えるものを目指します。今は釣り人が減ったので、ここまで尖ったコンセプトではなくてもいいのですが、情報のアップデートに失敗してますので、勘弁してください。年間100回以上釣りをしていた学生の頃のようにはいきません。

 具体的な目標ですが、

1.よく飛ぶ
 大形は流心にいます。ドリルで穴を開けて鉛を足す改造が横行してました。今回は最初からそこそこの比重にしておきます。
2.スローでも泳ぐが超高速でも破綻しない
 ウォーターソニックはめちゃくちゃ釣れるんですが、愛用の素の2500Cノスタルジーでは泳がせられなかったりします。せっかくなのでここだけは勝ちたいと思います。超高速の方はバイブレーションなら大丈夫だと思います。
3.よく沈む、でも意外と浮き上がる
 基本的に、沈める時間が必要なのはダメです。そうこうしているうちに流されて、隣の人と絡みます。最盛期は隣1m以内に必ず人がいると思わなければなりません。ドリフトとかとんでもない。投げる、着水、高速巻き。これ以外の釣り方はありません。
 とはいえ、足下のテトラが危険地帯なので、最後は竿を立てて上層まで上がってきて欲しいのです。
4.口に掛かってほしい
 漁ではないので。

 以上をコンセプトに試行錯誤しました。

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