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トラウトミノーのおもりと接着

 重りの重さを変えることで4種類のミノーを作ります。

浮:フローティング
重りなし
沈:シンキング
5/32"スチールボール2個(計0.49g)
センターフックなしでサスペンド気味のスローシンキングになります。
轟:ファストシンキング
5mm鉛球2個(計1.4g)
猛:スーパーファストシンキング
5mm鉛球2個+φ1.6mmステンレス用ハンダ1cm2本(計1.74g)
後方重心になるのでお尻側から沈みます。

重りを変えて4種類のミノーに

 3DプリンタのフィラメントはABSを使用しているので、一応ABS用接着剤を使用して貼り付けます。ワイヤーが通る窪みは後で瞬間接着剤を流し込むので、ABS用接着剤はなるべくつかないようにしておきます。でも多少ついても大丈夫。
 重りが入る部分にはABS用接着剤をたっぷり塗っておきます。スチールボールも鉛球も、どちらも酸化しやすいのですが、接着剤で固めることで少しでも長持ちするようになるのではないかと思っています。
 貼り付けたら輪ゴムでぐるぐるに縛って一時間ほど放置します。

ABS用接着剤

 ワイヤーの根本には瞬間接着剤を流し込んでおきます。
 今回材料として使用しているABSは、この後コーティングに使用するニトロセルロースで多少溶けてしまうようです。ボディは多少溶けても問題ありませんが、リップのエッジが溶けて丸くなると泳ぎに影響しますので、ここで瞬間接着剤を塗り広げて補強しておきます。
 同様に、張り合わせ部分にも瞬間接着剤を塗っておきます。

瞬間接着剤による補強

 この後、多少やすりがけで調整して、形状は完成です。次はアルミ貼りの工程に移ります。

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