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FUSION 360と3Dプリンタでのルアーの作り方(超初級)その4 組み立て。

 球体の目玉が手に入れば良かったのですが、どこで売ってるのか見当もつきません。グラスアイは高いし、普通の3Dアイは味気がないかと思いまして、スワロフスキーを買ってみました。色はブラックダイヤモンド、SS-20サイズで、直径が4.8mmです。思ったよりいい感じです。
 使用中に外れるとがっかりしますので、2液式のエポキシで取り付けます。

 リグはセンターが小型のフックハンガー。リアはヒートンで、カップワッシャーは無くても大丈夫です。

なかなか見かけなくなったリグたち


フロント:スクリューアイ SMITH C-10
センター:フックハンガー SMITH H-2
            スクリュー SMITH S-1-14
リア:ヒートン SMITH R-10

フックは両方ともSD-36の#4です。

 リグ類とフックで合計2gくらいですので、トータルで8gになります。体積は10ccくらいですので最終的な比重は0.8くらいです。もっと重くしたり軽くしたりするなら3Dプリントのところでインフィルを変えて微調整。後方重心にしたいならリアのヒートンを長いものに変えるか、穴の奥に糸重りを詰めて微調整です。

 ヒートンを捩じ込む時は、ラジオペンチのようにギザギザがついているものを使用するとヒートンに傷がついてしまいますので、できればソフトタッチプライヤーを使用した方がいいです。通常のペンチでも、先端のフラットな部分を使用すれば大丈夫です。

 20年前はこんな雑なトップウォーターでも普通に釣れたのですが、今は全然釣れないです。そもそもあの頃は、スキッターポッフをアシ際に落として数分放っておいたり、遠投してロッドアクションとか無視してただ巻きするだけでも釣れてたので、比重さえそれなりであればなんでもよかったのではないかと思います。

 今でも、日が出た直後とか、秘密の穴場とかならなんとかなるのかもしれませんが、なかなか難しいです。

 シーバスを相手にするには強度不足なので、大型の実績があるポイントではやめておきましょう。

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