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トラウトミノーの塗装(金黒)

 トラウトミノーの絶対的王道カラーといえば金黒です。これはもう昔から決まっています。もしかしたらもっと釣れるカラーがあるかもしれませんが、金黒で普通に釣れるルアーは良いルアーと言えます。
 ラパラの金黒はとても素晴らしいのですが、腹側がオレンジだったら、よりウグイの婚姻色っぽくて良かったと思います。今回は腹側がオレンジの金黒を作ります。
 塗装はあまり得意ではないので、詳細は省きます。
 使うのは20年以上前に買ったグンゼのエアブラシとリニアコンプレッサー、塗装ブースです。
 色流れがないように塗るコツですが、シンナーとしてはMr.レベリングうすめ液よりもセルロースセメント用のラッカーシンナーを使った方が良い結果になる気がします。そして、濃いめの色は大体5倍くらいに薄めること。白や薄めの色、蛍光色などは3倍くらいにしておかないとなかなか色がのりません。少量で良いのでセルロースセメントも混ぜておきます。

 まずはアルミが貼られてなくてABSが剥き出しの部分をシルバーで隠します。もちろんリップには塗りません。使うカラーはミスターカラーのシルバーかスーパーシルバーです。

シルバーを吹いたところ

 全体にクリアーイエローを吹いて金色にします。クリアー系塗料は色流れしやすいのでやや多めにセルロースセメントを混ぜます。

クリアーイエローで金色に

 次に腹側と頭にオレンジを吹きます。頭のオレンジの使い道は次の工程です。ミスターカラーの蛍光オレンジです。これも色流れしやすいのでかなり多めにセルロースセメントを混ぜます。

腹側のオレンジ
頭もオレンジ

 頭のオレンジの上に百均で買ったφ5mmのカラーシールを貼ります

百均のカラーシール
頭にシールを貼ったところ

 背中に黒を吹きます。これはGXのウィノーブラックです。

背中を黒色に

 シールを剥がせばオレンジ色のサイトマーカーができます。管釣りのサイトフィッシングでも使うかもしれませんので、サイトマーカーはあった方が良いと思います。

サイトマーカー

 最後に、5倍くらいに薄めたセルロースセメントを全体に厚めに吹いて、塗装は終了です。

 数時間乾燥させたら、セルロースセメントで一回コーティングして次の工程に移ります。

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