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高校生活とランベルクORIGIN

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ランベルクという私の”第2の名前”に関するルーツや、それに関わりの深い高校生活についての振り返りを取り扱っています。
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#部活

クラブ活動と私#7:ビリヤードとトライアングル

クラブ活動と私#7:ビリヤードとトライアングル

※前回までのあらすじ※我が幼馴染にして盟友”K君”。
彼の現れる所には、嵐が巻き起こる・・・。

K君に関する記事はこちらからどうぞ。

新入部員についてはこちら。

新学年最初のイベント、花博への遠足も終わり
ひと段落したゴールデンウィーク開けのある日。

いつも通り部活帰りに途中下車し、最初に
向かったのはビリヤード場。
私の世代は中学の頃に映画『ハスラー2』が
公開されたり、漫画『ブレイクシ

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クラブ活動と私#6-3:花博と嵐の前触れ

クラブ活動と私#6-3:花博と嵐の前触れ

※前回までのあらすじ※悪魔ドルアーガを退けた創作戦隊ツクルンジャー。
続いて機械生命体”UIMS”をも打ち倒し、
世界は平和を取り戻したかに見えたが・・・。

『ドルアーガの塔』を存分に楽しんだ私たち
創作部員の一団は、続けてもう1つアトラクション化
されたナムコ作品『GALAXIAN³』にも挑んだ。

ドルアーガよりこちらが目的だったシューターも
居る中、2周して1度ゴールドエンブレムを獲得した

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クラブ活動と私#6-1:花博と悪魔の塔

クラブ活動と私#6-1:花博と悪魔の塔

※前回のあらすじ※(色んな意味で)かわいい後輩が出来ました。

新入部員を迎え活気づく創作部。
新学期が始まって二週間。そんな創作部には
おあつらえ向きというべき学校行事があった。

”遠足”である。

ちょうどこの年、4月から大阪で国際的な催し物
『国際花と緑の博覧会』が開催されていた。
全学年で遠足の行先がこの”花博”となったのだ。

しかもほぼ自由行動だ。このイベントを
利用しないテはない。

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クラブ活動と私#5:新入部員

クラブ活動と私#5:新入部員

後輩が出来るのはなんとなく嬉しいものだ。

私達が2年生になるとすぐに、新入生向けに
クラブ見学会が始まった。
私が怪しい邪教に勧誘された”アレ”である(違)。

私達は部室の半分を展示スペースに、残りを
活動スペースとして新入生を待ち受けていた。

”先代”部長の3年生、Y先輩は1年前に我々を
”釣り上げた”模型やメタルフィギュアをちゃっかり
使い回していた。何せその後は私たちとともに
TRPG

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クラブ活動と私#4:幼馴染のK君

クラブ活動と私#4:幼馴染のK君

なんでかようわからへんけど
なんかモテる奴っておらへん?今回はそんな私の幼馴染のお話。

初詣の下見という名目で敢行されたダブルデートの
顛末は以前記事にさせていただいた。
この中で創作部のツートップともいうべき
綺麗どころの先輩お二方と私のヘタレっぷりは
少しばかり掘り下げてお話をしてきたのだが、
もう一人、私の幼馴染”K君”については
「なんかモテる」「超鈍感」くらいの事しか
ご紹介出来ていな

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クラブ活動と私[番外編]:八坂神社と私#3

クラブ活動と私[番外編]:八坂神社と私#3

※前回までのあらすじ※みらいへと かえるえいがを みるために
あなたのとなりに すわりたいけど
                                                 らんべるく(字余り)

策謀渦巻く”地獄の椅子取りゲーム”を終え、
八坂神社を目指し四条通を行く高校生の男女4人組。

情熱的なエキゾチック風美人、氷子さん。
おっとり和風美人の才女、玉ちゃん。
ちょっぴり

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クラブ活動と私[番外篇 ]:八坂神社と私#2

クラブ活動と私[番外篇 ]:八坂神社と私#2

※前回のあらすじ※クリスマスイブ、小雪舞う京都・四条河原町。
和の色彩溢れる古都、入り混じる淡い恋模様。

『初詣の下見ツアー』に偽装されたダブルデート。
まずは定番中の定番、映画鑑賞である。

ここでもう一度人間関係を整理しておこう。
参加者は1年の私と、私の幼なじみのK君。
そして2年の氷子さんと、その親友の玉ちゃん。
私は玉ちゃんに、氷子さんはK君にそれぞれ
”想い”を秘め、私と氷子さんは「

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クラブ活動と私[番外篇]:八坂神社と私#1

クラブ活動と私[番外篇]:八坂神社と私#1

先頃、八坂神社がSNSなどで話題に上がった。
マナーの悪い観光客とタチの悪いツアーガイド、彼らを擁護するレイシストばりのインフルエンサーと、ここぞとばかりにそれらを叩く”自称”正義の人たち。

むなしい。むしろアホらしい。
私から言えるのは「そこは私にとっては思い出の場所だからくだらない事で汚さないでくれ。」それだけである。

私が高校時代に所属していた『創作部(詳細は冒頭のリンクへどうぞ)』では

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クラブ活動と私#3

※前回までのあらすじ※

開かれたるは、異世界への扉。
待ち受けたるは、邪教徒の誘い。

クラブ見学の場の展示品としてはおよそ似つかわしく無い”メタルフィギュア”という異質な存在、思わず足を止める見学者にしてTRPGプレイヤーの4人。

その様子を見て、同じく見学者だった新入生Hくんが声を掛けてきた。
「貴方は暗黒神を信じますか?」と。

暗黒神ファラリスとは、冒頭の引用文にある小説『ロードス島戦

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クラブ活動と私#2

※前回のあらすじ※

美術部と文芸部と漫画研究会と軽音楽部と茶道部とゲーム研究会とその他諸々、全部足して何も割らない。

『創作部』…そこは面白可笑しい感性を持った、それでいて”なんとなく周りからは浮いている”、そんな”はみ出しもの”達の集まり。

今回は私がそこへ入部したキッカケのお話。

高校へ入学して数日後、私は同じ中学出身の友達と放課後にクラブ見学に廻っていた。
私は小中と卓球部に所属して

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クラブ活動と私#1

先日『私がRamberkというもう一つの名前を使うに至った経緯』についてお話をさせていただいた。
今回はその中で軽く触れた、私が高校時代に所属していた”一風変わった”クラブ活動に関するお話。

私が高校時代に入部したのは『創作部』というクラブである。

部名だけを聞いて活動内容が何となくでも想像出来る方、アナタは素質ありです(笑)

創作部の活動内容は文字通り”創作活動を行う事”。
以上、説明終わ

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