もくもく雲

毎日色々な事があるけど、少しでも楽しく過ごせたらいいなあと思っています😊

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最近の記事

子供達の「たからもの」

先日、子供さんが小学校に入学されたばかりの友人から連絡がきた。 「なぁ、ちょっと聞いてくれへん?」 「どないしたん?」 「昨日、子供の宿題見ててな。自分の好きな物やら、好きな食べ物やら書いていくんさ。」 「そうなん?ほんで○君は何て書いてたん?」 「その中に、「僕の私の宝もの」って書く欄があってな。何て書いてたと思う?」 「何やったん?」 「それがなー「自分の家」って書いてたんさ。」 「いいやん。さすが○君やなあ」 「理由まで丁寧に書いてあってな。ローンがい~っぱい残ってるか

    • 子供達の会話

      先日、近くのスーパーへ買い物に行った日に偶然聞こえてきた小学生低学年位の子供達の会話。 「ねえねえ、ビールって飲んだ事ある?」 「もちろん、あるで」 「どんなビール?」 「なんか、お父さんが買ってきた泡いっぱいのビール」 「それって、美味しかった?」 「うーん🤔まあまあかな?」 「どんだけ飲んだん?」 「舐める位や」 「ふーん、大人やな。すげえな。僕もいつか飲んでみたいわ。」 「大人になったら、い〜っぱい飲めるんやって。そしたら、一緒に飲もうね。」 子供達にとっては、憧れの飲

      • 様々なカラーで。

        もうすぐ小学校の入学式。期待と不安が入り混じる季節でもあるのかもしれない。 この季節は、色んな風景が眩しく感じられる。その中でも、ピカピカの1年生の姿が、何とも可愛らしい。そして、それぞれが背負うランドセルのカラー。最近は、何とも様々なカラーのランドセルが春を賑やかに彩っている。定番の色に加え、ヒョウ柄なんかも出てきたらしい。 私が数十年も前に小学校に入学した頃は赤と黒の2色が主流で、他の色はなかった位だったと思う。今では様々なカラーに加え、ランドセルの軽量化や便利さにも大変

        • ○○チャンピオン!

          先日、食器棚の上から見つかったチャンピオンメダル。もちろん、金ピカの折り紙で上手に作られた手作りメダルだ。 子供が小学校低学年の頃、担任の先生がクラスの子供達1人1人に、夏休みに入る前に手作りし、渡してくれたメダル。メダルが大好きな息子は、通知表よりも先にメダルを張り切って見せてくれた。「お掃除チャンピオン」「プリント配りチャンピオン」「音読チャンピオン」…実に様々なチャンピオンがクラスに誕生する瞬間、子供達は一体どんなワクワクした気持ちでそのメダルを受け取ったんだろう。 我

        子供達の「たからもの」

          親子の時間

          様々な花が咲き誇り、一気に春めいた今日この頃。進学の為に家を出ていく子供と一緒に過ごせるのもあと僅か。もう2度と会えなくなる訳じゃないのに、ほんのりとした寂しさがある。上の子が家を出ていく時はこんなに寂しかったかなあとぼんやり考える。兄弟の中でも1番甘えっ子なのに、甘えさせてあげられなかったな。あの時、もっと全力で守ってあげれば良かったな。なんて、今となれば全て過去の話。どんなにあの頃に戻りたくても戻れない。だからこそ、その時々に出来る事を精一杯しようと常日頃思っていても、な

          親子の時間

          今日は何の日?

          「今日は何の日でしょうか?」 昨年の3月9日に子供が急に聞いてきた!何の日かなあ?お給料日まではまだまだあるし、子供達の誕生日は過ぎたし…と暫く考えていたら、「今日はとってもスペシャルな日だよ」とヒントをくれたが、残念ながら益々わからなくなる。見かねた子供が「今日はありがとうの日。いつもありがとう!」と教えてくれた。なるほど。3月9日、サンキュ〜の日なのね。 「サンキュ〜、サンキュ〜、ベルマッチョ」が口癖だった祖母を思い出しながら、こちらこそ、いつもありがとうと呟く。こんなに

          今日は何の日?

          先日のショッピングセンターで。

          先日、久しぶりに買い物に出かけた。住む場所から少し離れた場所にある大きなショッピングセンター。田舎者の私には広すぎて目移りしてしまう程。おまけに知らぬ間に子供達とはぐれてしまい、もう少しで迷子のお呼び出しをされる所だった。携帯は持ってはいるが仕事中の癖でマナーにしたままの状態。子供達にかなり白い目で見られながら、ランチタイムとなった。 フードコートには所狭しと家族連れが座っていた。時間を遅らせようかと提案したが、2時間近く迷子の母親を探し回っていた子供達は、少しでも早く座りた

          先日のショッピングセンターで。

          子供達の日記

          先日、家の大掃除をしていた。アカズの扉となっていた扉を開くと、まあ、出てくること、出てくること。これまで何年位この扉を開けなかったのか、思い出せない位だ。 沢山の子供達のおもちゃもあれば、子供達が産まれてすぐに書き始めた育児日記。産後ダイエット本まで出てきて、その当時の生活に一気に引き戻された気分になる。 まずは1番目の子の育児日記を読み返してみる。産まれて3ヶ月程は本当に大変だった。実家の母がまだ仕事をしていたから実家に帰らず旦那と3人での新生活。大変ではあったけど、幸せな

          子供達の日記

          スターの品格

          祖母が耳が痛くなる位、話してくれた話がある。 祖母の母は結構ミーハーな人で、祖母の住んでいた片田舎にも1年に1度か2度はテレビでしか見たことがないスターがコンサートに来てくれたそうだが、祖母は祖母の母と一緒に必ずというほど見に行っていたらしい。なんせ田舎も田舎、その当時は高速もなかったから、スターが来るのも片道軽く10時間以上かかったんじゃないかなと言っていた。 1年に1度か2度あるかないかの贅沢な時間。少々熱が出ようが、例え身内に何かあったとしても、コンサートを見に行く事だ

          スターの品格

          卒業旅行

          母が高校を卒業し、すぐから働いていた職場を数十年前に退職した。あと1年で定年退職になるのだから、真面目な母にしては少し意外な辞め方だった。さぞかし辞めてから寂しい気持ちになり、もてあそぶ毎日を送るだろうと予想していたのだが、本人は所狭しと並べられた退職祝いの花束がどうすれば少しでも長く美しく咲いてくれるかを心配し、次の週末には父親に結婚してから初めて家の留守番を頼み、友達と「卒業旅行」に出かけてしまった。一体何処へ行ってしまったのか?父親に聞いてもなかなか教えてくれない。まあ

          First kiss❤

          ♫初めてのチュー😚♫ 誰でも1度は経験するかも(?)しれないファーストキス❤。しかしながら、誠に残念な事にキスがトラウマになってしまった男の子が1人。 彼は彼なりにファーストキスを夢見ていた。ものすごく、実にもっのすごく彼のファーストキスへの理想は日に日に高まるばかりだった。この世に生まれ、初めてできた彼女。色んな作戦を練ったが、ことごとく神に見放された(神にしてみれぱ、勝手にやってろという感じだったのかもしれないが…)。自然体を装いながらも、彼の視線は彼女の可愛い唇に全集中

          「ありがとう」

          久しぶりの投稿なのに、少ししんみりした話しになるので申し訳ないのだけれど、以前総合病院で勤務していた事があった。主に終末期を迎えた方達がおられる病棟で勤務させて頂いていたのだが、その中でも忘れられない患者さんとの出会いがあった。ガン末期で本人様にも告知され、ご自分の病状をよく理解され、それでも取り乱す事なく精一杯明るく振る舞われていた。自分と少ししか変わらない年齢で、子供も同じ年頃だった。 心身共に大変な状態であっただろうに、その方は亡くなる最期の最期まで沢山の方に「ありがと

          「ありがとう」

          必要な人

          娘が就職活動をしていた頃、1度、娘と一緒に自衛隊の説明会に参加させて頂いた事がある。娘がその説明会に参加する事を決めた時、自衛隊の採用担当の方がぜひ親御さんも一緒にと誘ってくれた。いい歳こいて一人で行きなよと最初は遠慮していたのだが、娘にどうしても1度来てほしいと言われ、行く事になった。会場に着くと、沢山の親子連れが来ていて、少しほっとしたのを覚えている。間もなくして、航空、海上、陸上それぞれの自衛隊の方の説明が始まった。会場一体が静まりかえり、誰もが熱心に耳を傾けている。も

          監督の言葉

          何年か前から、箱根駅伝のファンになった。一心不乱に走る選手の方達をテレビを通して応援させてもらっている。必死に走ってきた選手が次の選手に「たすき」を渡す瞬間、今から長い距離を走る選手が今まで必死に走ってきた選手を暖かく迎える瞬間を見る時が、何より感動してしまう。この大会に出る為に、相当な努力を続けて来られたと思う。不覚にも泣いてしまう程だ。 そして、もう一つ毎回楽しみにしているのが優勝した後の監督のインタビューだ。是非とも優勝校だけでなく、箱根駅伝という舞台まで必死に選手を育

          監督の言葉

          初めてのお年玉

          年末、子供達が帰ってきてくれた。働き始めた娘もほんの少しだがボーナスという物を頂いたようだ。年が明け、いつものように祖父母の家に年始の挨拶に行き、おせち料理を頂き帰ってきた。祖父母にとって働き始めても孫には変わりなく、お年玉をいつものように娘に渡そうとしたが、「気持ちだけもらうね。ありがとう」と受け取らなかった娘。祖父母の家からの帰り道、「じいちゃんばあちゃんもお年玉渡すの楽しみにしてたやろに。もらっとけば良かったのに。」と言ったら、「もう働き始めたんやから。これから少しずつ

          初めてのお年玉