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「人間の証明」を観て🎬

my note vol 22
#連休を自宅で楽しむアイデア
#昭和名作映画
#スキしてみて

「人間の証明」

1977年10月8日公開作品
原作 森村誠一
監督 佐藤純彌
脚本 松山善三
配給 東映
角川春樹事務所製作第二弾

キャスト

八杉恭子役 岡田茉莉子さん

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棟居弘一良役 松田優作さん

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ケン・シュフタン役 ジョージケネディさん

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この3人には戦後からの因縁が有りますが、
それぞれがバラバラに生きていたのに
黒人青年の殺人事件がキッカケで、
運命の糸に手繰り寄せられたかの様に
引き寄せられていく。

やはり、この時代の映画にはまだ
戦争の爪痕が深く描かれていますね....

他にも沢山の豪華俳優陣の方々。
https://www.kadokawa-pictures.jp/official/ningennosyoumei/cast.shtml

その中でも、特に印象が強かったのが
ストーリーの鍵を握る黒人青年役を演じ、
主題歌も歌っている

ジョニー・ヘイワード役 ジョー山中さん

この「人間の証明 テーマ曲」
小さい頃に予告編がTVで流れていたので、
なんとなく覚えてしまいました😅
「ザ・ベストテン」にも出演しましたね♪

渋くてカッコいい声です🎵

そして八杉恭子とジョニー・ヘイワードにも
ある秘密が....

ぜひ観ていただきたい昭和の名作映画の一つです🎥

最後に、
キャッチフレーズにもなった
西條八十さんの詩を。

「ぼくの帽子」

母さん、僕のあの帽子、どうしたんでせうね?

ええ、夏、碓氷(うすい)から霧積(きりづみ)へゆくみちで、

谷底へ落としたあの麦わら帽子ですよ。


母さん、あれは好きな帽子でしたよ、

僕はあのときずいぶんくやしかった、

だけど、いきなり風が吹いてきたもんだから。


母さん、あのとき、向こうから若い薬売りが来ましたっけね、

紺の脚絆(きゃはん)に手甲(てこう)をした。

そして拾はうとして、ずいぶん骨折ってくれましたっけね。

けれど、とうとう駄目だった、

なにしろ深い谷で、それに草が

背たけぐらい伸びていたんですもの。


母さん、ほんとにあの帽子どうなったでせう?

そのとき傍らに咲いていた車百合の花は

もうとうに枯れちゃったでせうね、そして、

秋には、灰色の霧があの丘をこめ、

あの帽子の下で毎晩きりぎりすが啼いたかも知れませんよ。


母さん、そして、きっと今頃は、今夜あたりは、

あの谷間に、静かに雪がつもっているでせう、

昔、つやつや光った、あの伊太利麦(イタリーむぎ)の帽子と、

その裏に僕が書いた

Y.S という頭文字を

埋めるように、静かに、寂しく。

こちらもよろしくお願いいたします

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