マガジンのカバー画像

選挙について

29
運営しているクリエイター

#選挙

選挙総括6.国民民主。相変わらず賢い!

選挙総括6.国民民主。相変わらず賢い!

【国民は賢く闘い健闘した!】総括としては「党から離脱者・立憲に移籍が出る」劣勢な中で賢く闘い貢献した、と言えます。
 「小野たいすけ@都知事選2020」のように、賢い戦い方、僕は好きです。
要は弱者・チャレンジャーとしてメリハリのついた(戦略的な)活動する、ってことですね。 詳細は別途になりますが、「確実に勝てる場所に丁寧に投資」、そんなイメージですね。

【「希望の党の26%」で説明できちゃう。

もっとみる
選挙総括3。立憲は順調。じゃない!?

選挙総括3。立憲は順調。じゃない!?

データを用いた衆議院選の総括。「自民公明」、「共産党」に続き
今回は立憲民主党。

■全国11ブロックの比例獲得票数(2021衆議院選)
・モデル値を算出したら、今回の相関係数0.964で「確実に正の相関」です。
とにかく「マクロなトレンド」、「戦略策定の前提」ですね。
*この標準結果をベースに「個別の要因」をミクロで確認してゆく、という使い方ができると思います。
因果関係、質的分析、ミクロな分析

もっとみる
選挙総括1。自民党と公明党

選挙総括1。自民党と公明党

『選挙は何万回と行われ、公式データが残っている。
だから冷静に分析すると「かなりのことが事前に分かる」分野。』
これは、コチラの記事でも書いた通り。
 つまり『定石』『勝つ戦略』が明確に存在する。

朝日新聞の記事『野党共闘、当落を分けたものは?』よりも、僕のマガジン「選挙について」の方がよっぽど質が高いです(泣)

さて
で、データを用いた選挙総括。
まずは自民党。
*自民党と公明党は立候補者調

もっとみる
~総括⑩ありえる?【最後の戦略。】

~総括⑩ありえる?【最後の戦略。】

最後に紹介するのが「最も本質的」つまり「長期で目指すべき」戦略。
これが達成できれば「勝つのが簡単」になるが、「その状況を達成するのが難しい、短期ではできない」ものだと思う。

<野党の奇跡:野党支持率28%を達成>要は「9・6・3」だの「9・7・2」だの書いてきたが、つまるところ「野党支持者が増え、野党の支持率が高ければいい」のが結論。

要は自民党は「自分たちの支持者が多い」。
だからこそ「自

もっとみる
~総括⑨太郎が狙う?【奇跡的な戦略】

~総括⑨太郎が狙う?【奇跡的な戦略】

選挙は冷静に分析すれば「かなりのことが事前に分かる」から、そこから【確実に勝てる戦略①】、【実現可能性ある戦略②】が導き出せる。
今回は、「より難しい、準備が必要?偶然に任せる?...戦略」です。

<ターゲット戦略3:異常な関心度で投票率激増>これは非常にレア、数少ないケースです。
代表例が沖縄県知事選(2018)玉城デニーの勝利です。

・自民から2割:無党派層:7割:野党層:9割

見た目が

もっとみる
~総括⑧太郎が【実現可能性ある戦略】

~総括⑧太郎が【実現可能性ある戦略】

選挙は何万回と行われ、公式データが残っている。
だから冷静に分析すると「かなりのことが事前に分かる」分野。
そこから分かった【確実に勝てる戦略①】はあるけど(=コチラ)、
それとは別の、ターゲット②について。

<ターゲット戦略2:圧倒的な世論で無党派7割>これは「自民党から3割なんて取れない」「でも、なんとか勝つ」ための戦略です。 でも、実例は1つしか見つかりませんでした。

自民から2割以下で

もっとみる
~選挙総括⑦太郎が勝つ【確実な戦略】

~選挙総括⑦太郎が勝つ【確実な戦略】

この記事(最後)で書いたとおり
◉マーケティングの基本はターゲッティング
 太郎には4つの選択肢がある。

まず【最も確実】なターゲット(&戦略)から始めよう。

<ターゲット戦略1:自民支持者を狙う>これはいくつもの選挙で事例がある、有名な戦略。
『9・6・3の法則』です。
・自陣営(野党共闘で統一候補にし)その9割を固める
・浮動票/無党派層の6割をおさえる
・自民票の3割を取る

例1 埼玉

もっとみる