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私の旅のディスカバー

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旅での出会い、嬉しかったことを書き留めておく。
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#振り返りnote

#31 雪の北陸へ

#31 雪の北陸へ

去年まではどうも気乗りしないことが多かったが、今年はどうだろうと自問自答。
年明け早々、行ってみる?とインナーチャイルド氏から打診があったので従ってみようと。

行き先は北陸。
新潟ばかりにかまけていたが、雪が降った富山はとても好きだ。
毎年冬休みは富山に帰省していたが、雪が降ることはあまりなく、雪国なのに。。と思うこともしばしば。

他の場所で雪を見るのと、故郷エリアで見るのとでは気持ちの面では

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#21 たった一言からの乾杯。

#21 たった一言からの乾杯。

ひょんなことから「オフ会」をすることになった。
Twitterでつながった、フォロワーさんとの話がきっかけだ。

もちろん面識も無いのだけれど、気づけば仲良くなり意気投合して、つぶやき続けて、気づけばつながる。
面白い世の中になったものだ。

浅虫でプリンの甘さと心の温かさに触れ、青森市内へと車を走らせながら、連れは市内で下ろし、蟹田に寄り道をする。

ああ、駅前の食堂は今回はお預けか。

そんな

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#20 甘さ、苦さと温かさ

#20 甘さ、苦さと温かさ

オンラインでのつながりは、浅く、儚く、一方で終わるときも傷つかず、誰でも容易に作れるものだ。

一方で対面でのつながりは、オンラインのそれよりは深いが、あとはその発展性次第でどうにでもなる。
つながりたければつながるし、つながりたくなければつながらない。
縁という言葉の存在を意識せずにはいられない。

”前作”に次ぐSNSモノである。

岩手から一気に北上し、一路青森へと足を伸ばす。
昔は特急に乗

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#19 さよなら、いや、また来ます。

#19 さよなら、いや、また来ます。

旅に出ると、自分だけの世界を楽しめるのが良い。

むしろ、自分は何かの舞台に立ち、演じている主人公で、周りは全て自分の”劇場”の演者、エキストラあるいは演出なのかもしれない。

今回は流行のSNSの作品だ。

”主人公”はSNSを通じてつながった、岩手のフォロワーさんに連れと共に会いに行く旅に出るのであった。

―――――――◇◇◇―――――――

岩手に身寄りはいない。
主人公にとっては、いつも

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#18 シンボリック

#18 シンボリック

1992年生まれ。2階建てが目を引くバブリーな電車。
きっと設計は1991年より前。バブル後半に設計されて登場したら弾けてしまったそんな世代。
どこかこれからの時代を背伸びしていて、次世代感を出していて嫌いじゃない。
湘南から東京への長距離通勤を支えてきた。
登場から29年、役目を終えて青森へ。

老朽化と言われるが、牽く機関車は42年。
仕事があるっていいことだ。本人はどう思っているかはわからな

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#17 ナイスホリデー木曽路

#17 ナイスホリデー木曽路

初めての木曽路。
長野は北信にはよく行く機会があったものの、中信はこれといって縁が無かった。
国鉄のディスカバー・ジャパンで大橋歩さんが歩いた木曽路。こうして訪れることができたのは本当にうれしい。

中津川から馬籠宿、そこから8km弱を歩いて峠を越えて妻籠宿。
昔の人は中山道を通って、行き来していたことを考えると頭が下がるとともに、何を考え、何を思いここを歩いたのかを知りたくなった。

こんにちは

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#16 自然とこころのごっつぉ

#16 自然とこころのごっつぉ

8月の猛暑日。真夏の陽射しは容赦なくそそぐ。
歩いて歩いて、目的地へとカメラをぶら下げ歩き続ける。

絞れるほどになって、使いものにならないタオルで額をぬぐい、暑さに顔をゆがめながらも夏らしさを感じた。

たんぼの横で手招きする農家のおじさん。

「この水は地下水だから飲めるよ。お兄ちゃん汗だく。飲んだらいい。こんなところまでよう来たね。」

水のキンとした冷たさがのどから体を伝ってしみていく。

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