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note毎日投稿の1ヶ月半を振り返る。

こんにちは、白井です。
本日で「Z世代のための『仕事がデキる』note」というテーマで毎日投稿をして約1ヶ月半が経ちました。

四半期の半分というキリのいいタイミングで、せっかくなので1ヶ月半の投稿の振り返りとこれからのアクションを考えていきます。

振り返る対象は、私自身のnote投稿なので、みなさんに詳細は分からないと思いますが、振り返りの流れや視点などを参考にしていただけると幸いです。

また、私自身の感覚で振り返っていきますので、別の視点での見方などがあれば、ぜひコメント等で教えていただけると嬉しいです!

では、早速振り返っていきましょう。

テーマを振り返る

まずは当記事の
Z世代のための『仕事がデキる』note
というテーマについて改めて考えていきます。

テーマ設定の振り返り

まずは、今回のテーマにした理由を、MVV(Mission Vision Valueの頭文字)の形式でお伝えします。

MVVについて詳しく知らない方は、いろいろ調べてみてください。
以下は、参考までに。

  • Mission:主体的に学び、仕事や活動でのアウトプットを増やす

  • Vision:ビジネス界で活躍する同世代の人間を増やし、若者が活躍する社会を創る

  • Value:ビジネススキルに関する情報を提供し、仕事に活かすヒントを与える

それぞれについて分析していきます。

Value:ビジネススキルに関する情報を提供し、仕事に活かすヒントを与える
→仕事に対する考え方、仕事で活かせるメソッドなどを伝える内容を主題とした記事が書けていたと思います。感覚的な達成度合いで言えば90%くらいだと考えています。

Vision:ビジネス界で活躍する同世代の人間を増やし、若者が活躍する社会を創る
→Visionは長期的な目標であるため、同世代の活躍する人間を増やすことはこの短期間では不可能であることは承知しています。Visionの達成は、長いスパンで見ていく必要がありますので、まだまだ経過観察初期といったところです。

Mission:主体的に学び、仕事や活動でのアウトプットを増やす
→読者が仕事や活動で実践できていたとは言えないのが、現時点での答えです。私のコミュニティメンバーや知人から、「こういったことは大事だよね。」という話をいただけるが、実践してこうだったという話は聞いていません。期間が1ヶ月半という短い期間のため、判断をするには早すぎるかもしれませんが、読者のアウトプットを増やすことにはつながらなかったと分析します。


テーマ設定から言える分析結果は、
「自分の将来成し遂げたいことに沿えている」
ということです。

当たり前と言えば当たり前ですが、意外とゴールを見失ってしまっていても、もがき続けてしまう人は少なくないと思います。

自分で定めたゴールにはしっかり沿えている。
改めて1ヶ月半のnote発信を続けてきて再認識できました。


定量分析

次は実際の記事の分析をしていきましょう。
まずは「定量分析」です。

定量分析と定性分析の違いについては、以下を参照ください。

ざっくり言うと、
定量分析は、数値(今回はビューやスキ数)で分析すること。
定性分析は、数値では測れない心情や話題などを元に分析することです。

まずは恥じらいを捨てて、数値を公開していきます。

「Z世代のための『仕事がデキる』note」というテーマで発信をスタートした2023/1/14〜2023/3/15の数値を元に分析していきます。
※以下の記事です。


以下がビュー数とスキ数の遷移です。

ビュー数とスキ数の遷移

では、週ごとに全体のビュー数とスキ数を見ていきましょう。
このグラフを見て、気になった部分に①〜③の番号を振っています。

まずは、各番号ごとに導き出した結論は以下です。
①打率より打数が重要である
②仕事よりも健康に関する話題の方が関心が高い
③ビュー数とスキ数は比例する

分析の経緯は、以下に番号ごとに記載しています。


打率よりも打数が重要。

まずは①の部分。
ここは当然ではありますが、毎日投稿をし始めたタイミングですので、単純に見られる数が増えています。

至極当たり前のことですが、やはり数をこなせば結果はついてきます。

打率が5割の人が10回打席に立つよりも、打率1割の人が100回打席に立つ方がヒットの数は上回るという話です。
圧倒的な量は、質を凌駕するということです。


健康に関する話題は、多くの人が関心を持っている。

次は②の部分です。
全体で見ればピークである2/1〜2/8を境にビュー数は低下しています。

ですが、2/15〜2/22の間で一度増加しています。
この期間に投稿していた記事は以下です。

2/11〜2/21に投稿したnote一覧

この期間の各記事を確認してみた結果、2つの記事が他の記事の倍程度のスキをいただいていました。
※他は大体スキ数は3つに対して、この2つは7つのスキをいただいています。

この2つの記事は健康に関する記事ということで、定量分析をする前は、定性分析で述べるつもりでした。
ですが、数値で見てもビュー数を押し上げる要因になっていたことがわかりました。

記事の投稿前に立てていた仮説通りの検証結果になりました。
個人的な直感ですが、仕事に関する記事よりも健康に関する記事の方が、関心のある人が多いと思っていました。

普段、友人や同僚、上司や後輩と会話するとき、どう考えても仕事や自己啓発に関する話題よりも健康に感する話題の方が盛り上がります。


やはり、スキ数はオススメ記事に上がりやすい。

最後は③の部分。
ここら辺は、投稿頻度は同じだったもののビュー数、スキ数が徐々に低下していきました。

この期間の記事は以下です。

3/6〜3/15までの記事一覧

同期間のビュー数とスキ数は以下の通りです。

cの各記事のビュー数とスキ数

この結果を鑑みて、スキがほとんどいただけていないことがわかりました。
おそらくスキ数とビュー数は比例しており、スキが多い記事は閲覧者へオススメされるのでしょう。

各記事のビュー数を伸ばしたいのであれば、やはりスキをいただく必要があると思います。

また、この期間でスキ数(ビュー数)が他の期間に比べて少ないことの理由は、定性分析の方に記載したいと思います。



定性分析

定性分析については、大きく分けて3つの観点で振り返っていきます。

①AWS記事のビュー数が圧倒的に多かった分析
②3/9〜3/15期間のスキ数が少なかった理由
③見てくださっている方からの意見


記事の話題性なのか。お題のおかげなのか。

まずは個人的に1番気になる部分である、以下の記事のスキ数が圧倒的に多い件についてです。

現時点では、この記事のスキ数が多かった要因は、以下の2点だという仮説を立てています。
①AWSというエンジニアにとって関心がある話題であったこと
②「#note書き初め」が大きな効果を発揮している
③投稿期間が空いたことによりオススメに出してもらいやすかった


AWS投稿のハッシュタグ

個人的には②か③が大きいと考えています。
自分を卑下するわけではありませんが、久々に書いた記事で、Udemyでの学習で得られたことを簡単にまとめただけの記事でした。

ただ、①の可能性も捨てきれないということもあるので、近々エンジニア向けにSalesforce関連の記事を書こうと思っています。
※Salesforceについては以下を参照ください。



感情の乗らない筆は、心に響かない。

次は、定量分析でも述べた直近1週間のビュー数、スキ数の低下についてです。

これは、1つだけ大きな要因があると思っています。
それは執筆している記事に感情が乗っていないこと。

正直に述べると、ここ1週間の記事は自分の中で迷いながら執筆していました

連続投稿を初めて1ヶ月が過ぎ、徐々に増えていったビュー数、スキ数、フォロワー数の伸びが鈍化しているのを感じていました。

これまで投稿してきたビジネススキルに関する記事の重要性はあると信じていましたが、「見てくださる方が本当に欲しい情報なのか?」という思いもありました。

その迷いが、私の発信する文章に表れていたのかもしれません。

この「迷い」がビュー数を減らしている理由なのかどうか。
これを検証することは難しいですが、この仮説を元に立てた対策は後述します。


情報は誰が発信しても関係ない。
大事なのは、自分だけの記事を創ること。

noteの毎日投稿について、ある方々に相談したことがあり、その時にいただいたフィードバックを元に、最後の定性分析をしていきます。

今回は、さまざまなご縁で繋がった2名の方からいただいた意見を参考にしていきます。

まずは1人目の方。
元々は本や雑誌の編集者をしており、そこから派生してマーケターとしても活躍されている方に相談させていただいた際にいただいた意見です。

その方にご指摘いただいた内容をざっくりまとめると3つ。
①ターゲット設定が抽象的すぎる
②ペルソナ設定がないため、誰が見ればいいのか分からない
③Z世代であることを活かせていない


まずは「①ターゲット設定が抽象的すぎる」ことについて。
Z世代というターゲットは「人」をターゲットにしていることと対して変わらないというご指摘をいただきました。

ご指摘をいただくまで、「Z世代」というワードである程度絞られていると思い込んでいました。

しかし、Z世代というのは人間が勝手に作り出したカテゴリであり、何の具体性もありません。

なんとなく小難しいワードを使っているだけで、言い換えてしまえば1996年以降に生まれた人と言っているだけです。
このご指摘をいただいたことで、あらためて自分のターゲット設定は甘かった(というより、ほとんどしていなかった)のだと実感しました。


次に「②ペルソナ設定がないため、誰が見ればいいのか分からない」について。

ペルソナとは、ある商品やサービスを届ける際に立てる、具体的な人物像のことです。

23歳。広告代理店に勤める男性。池袋にある家賃10万円の賃貸マンションに住んでいる。趣味はゴルフ。和歌山県出身で明治大学に入学と同時に引っ越してきた。・・・
といったように、とても具体的に設定した人物像のことです。

※詳しくは以下を参照ください。

私の記事には、このペルソナ設定が一切ありませんでした。
そのご指摘をいただき、簡単にペルソナ設定をしてみた記事がこちらです。

お試しで、ペルソナ設定を意識して書いてみた記事でしたが、その期間で1番のビュー数を獲得できました。

2/23〜3/1のビュー数一覧

その後は、ペルソナを意識した記事を書けていませんが、今後に向けた良い材料となりました。
こちらについて、詳細は後述しますが投稿3ヶ月目へ向けて、ペルソナを意識した記事を執筆していきます。


3つ目は「③Z世代であることを活かせていない」ということです。

こちらもご指摘通りです。
「自分はZ世代であり、Z世代が発信している意見だ」というだけで、「Z世代でしか発信できない内容ではない」ことはすぐに腑に落ちました。

私の記事の内容は、もっと上の世代の方でも述べられるような意見ばかりでした。

つまり、誰が書いても同じだということです。
今話題のOpenAI(ChatGPT)でも十分に書けてしまう内容です。

ここにも、大きな改善の余地があると感じています。

「自分しか発信できないことは何か?」ということを自問自答をして、
記事のテーマを検討していく必要があります。


次はもう1名の方からいただいた内容について。
1週間ほど前に、noteの投稿内容について相談させていただいた時のことです。

経緯は長くなるので、結論だけ述べます。

それは
ビジネスマンとしての発信ではなく、1個人(白井悠太郎)としての発信をすべき
だということです。

簡単にまとめると、私の発信している記事の内容は「情報」であり、自分の心に秘める「想い」ではないということです。

大人の方から見えている私の発信は、
「頑張っているけど、心に響いてこない淡白な文章」
というふうに映っていたのだと思います。

先にも述べた通り、Z世代というテーマだけで、ターゲットを絞り込み、その広く浅い層に向かって発信していただけでした。

これでは当然、人の心には刺さりません。
改めて、ターゲット(ペルソナ)設定の具体化が必要だと気づきました。


長くなってしまったので、簡単にまとめます。
定性分析から導き出した情報は大きく分けて3つ。

①ビュー数が多いのは、AWSの話題性、noteのお題のどちらかが要因である
②筆に迷いが生じている状態では、良い記事は生まれない
③誰でも書ける記事を大衆に発信しても、心には響かない

②、③は当然のような気もしますが、改めて分析することで、自分の中の意識にしっかり刻まれました。

次は今後に向けて、どのように改善していくかを考えていきましょう。


今後に向けた改善

最後は、1番重要な今後のアクションについてです。
これまでの分析で見えてきた課題に対して1つずつ改善案を考えていきましょう。

と言いたいところですが、一気に全てを改善することはあまり得策とは言えません。

その理由は、いろいろ考えすぎた結果、行動が遅くなっては元も子もないですからね。二兎を追う者は一兎をも得ずです。

ということで、優先順位をつけて意識することを1つだけ宣言します。

「自分らしさ」の追求

やはりこの「自分らしさ」を出すことは必要不可欠だと感じています。
改めて読み返してみても、心が伴っていないことを痛感しました。

おそらく、このnoteの内容が私の特徴だと思っている人は、熱量という観点で良いギャップを感じると思います。
つまり、裏を返せば、noteでは自分の良さを活かせていないということです。

・自分の想いが言葉として伝わっているか?
・自分しか伝えられない言葉か?
・自分の考えをストレートに伝えているか?

こういった問いを持ちながら、今後の記事を執筆していきたいと思います。


3ヶ月後に向けてのKGIとKPI

また、せっかくなので、今後の目標についても宣言しておきます。

改めて振り返ってみると、当noteの発信の目的は大きく分けて2つ。
・発信力の強化
・認知拡大
です。

私たち『i-Willink Community』は、Z世代を中心に多くの日本人が学びを習慣化し、自分のやりたいことを実現できる社会を創造することをMissionとして掲げています。

そのために、Z世代をターゲットにしたコミュニティを立ち上げ、学びに対する意識を変える。その上で、楽しく学び合う環境を提供することをVisionに掲げて活動をしています。

note投稿は、その活動の一環です。

つまり、認知拡大のために、ある程度のリーチ数/エンゲージメント数は意識しなければなりません。
だからこそ、本来の目的を見失わないようにしつつ、数字も追求していきます。

そのため、KGIとして、
「1投稿あたりの平均スキ数を10以上にする」を定めます。

とりあえず3ヶ月は今の毎日1記事投稿を続けてみて、そこで改めて振り返ろうと思っているので、深掘りしてKPIを定めることは割愛します。

この目標に向かって、とりあえず残り約1ヶ月半を精進していきたいと思います。


とても長くなってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました!
ぜひ次回からは「自分らしさ」というものを追求して、試行錯誤しながら投稿していきますので、温かい目で見守っていただけると幸いです。


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